この国では、長い間放射線に関しての管理を法律で行ってきた。放射線を放出する放射性物質、つまり放射能は「危険物」として管理されてきた。
ところが、3.11による福島第一原発以降、どうやらこの国では「放射線は危険ではない」「放射性物質である放射能は危険だというのはデマだ」「放射能を怖がるのはノイローゼだ」という話になってしまったらしい。
ほんじゃぁ、それまでの放射線防護に関する国際的な基準や、国内の放射線防護に関する法律は「ウソ」だったのか?
どうしようもない形でばら撒かれた現実を、単に「糊塗」するためだけに、今までの「危険というのはウソでした」という話にしたいだけなのではないか。
国会で多くの議員が与野党を問わず賛成した「子供被災者支援法」が、復興庁によって実施が妨げられている。被災者を愚弄するような書き込みをする役人まで出る。公務員だろ?法律があれば、それを実行しろ、ということのどこが「ヒステリック」なのか?仕事をしていないサボタージュをサボタージュだと言って、何が「言いがかり」なのか。頭の中に蛆でも湧いているのか?
市民ら復興庁に抗議~被災者支援法先送りめぐり