Linux環境はUbuntu系で統一しているのだが、実はこれだけでは「よーわからん」という事がわかる。その昔、PC-9801上で動くアスキーが販売していたMinixを買って、インストールしたのが最初だ。その当時はコマンドも少し覚えたのだが、すぐに使わなくなって忘れてしまった。
初めてPCにインストールしたのはSlackware である。3.2の頃だったと思うのだが、日本語を使うためにはkinput2のような2バイト文字入力を可能にするミドルウェアをインストールし、cannaというかな漢字変換をインストールし、kinput2を起動後、cannaを起動するという方式となっていた。
XWindowsは今のように自動設定が出来ず、対応するグラフィックドライバか、モニタの表示可能領域や周波数特性なども知って置かないと、モニタが壊れるなんてぇ可能性もあった。グラフィックボードが対応しているか否かも重要な問題であり、それを知った上でxinstコマンドで設定ファイルに記載し、さらにstartxコマンドで正常に表示されるかどうかを確認して使うというようなものだった。
kinput2+cannaという標準の日本語環境だと、例えばエディタは日本語対応のemacs(Nemacs)などがあったし、viもvimで使えたのだが、XWindows上のアプリケーションではほとんど全滅だった。XWindowsからターミナルを開き、NemcsとVimなどを開いて日本語入力をキーボードでonにして使うという状態だった。
Slackwareの後継は、ネットで調べてみたらPuppyだという。しかも、今日的機能はそれなりに果たしながら、CDイメージの大きさが140MB程度と小さい。Wi-fiに対応しているのか、それらを自動検索して使えるようになるのかは不明なのだが、もはやXubuntuですら青息吐息でしか動かないDellのノートPCが手元にある。Puppy Linuxの推奨スペックよりも相当「上」なので、それなりに動作することが期待できるので、ものは試しで入れてみようと思う。
このDellで軽快に動くならば、多分現在中古市場で投げ売り販売されているXPマシンででも十分に動くことがほぼ確実だ。死にかけのマシンを復活させる一助になるのかも知れないと、人身御供を買って出るつもりだ。
使っているマシン(ubuntu13.10)に入れるのではないので、一端インストールを始めると、細部についてメモができる。果たしてどうなることやら。
その前にDellのMBRをクリアしなければならぬかも知れない。これも一応ツールを容易している。実はなかなか手が付かないのは時間の問題ではなく、このMBRのクリアーが面倒臭かったからなのだが・・・。