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2013.10.26 西尾正道先生講演会『放射線の光と影・・・ここに住み続けるリスク』

2014年01月19日 | 日記

2013.10.26 西尾正道先生講演会『放射線の光と影・・・ここに住み続けるリスク』

 

長時間の動画である。今月30日には実際に講演を拝聴しに行くのであるが、その前の予習として再度ここで紹介。

西尾先生の語る「放射線医学」での「治療実体験」と、その科学的知見、例えば水の分子は5~7eV程度の電荷でつながっているのに、放射線はα線でその数億倍以上の電離作用があり、β線でもストロンチウム90などでは約1000倍の作用があり、同じβ線核種で「比較的弱い」と呼ばれるトリチウムでも16eVという数倍の電離作用を持っている。

化粧品でUVカットを売りにしているものがある。驚いたことに、同じ電離作用がある紫外線が、当たると老化によるシワやシミの増大や、悪い時は皮膚がんを誘発すると言うのに、それ以上に威力が強い放射線は、まるで紫外線よりも安全であるかのように、どうやら放射能安全神話は作られ始めている。放射能が安全だったら、UVカット化粧品などは使う必要がありません。放射能が安全ならば、紫外線だって気にする必要はなく、シワやシミの素だという話や皮膚がんの素というのはデマだという話になります。

同じ電離作用をするモノを、あれが悪くてコレが良いなどという都合の良い話に造り替える。明らかにそれはインチキです。時そばの数をごまかすという手法は、実は和人がアイヌに対して行ったインチキ商売方法と一緒なのですが、そんなレベルでの非科学的な宣伝が行なわれています。

α線の範囲は細胞内では数ミクロンの距離だが、そこに強烈に集中的に電離作用を与え続ける。α線の核種はウラニウムやプルトニウムだが、半減期は数万年から数億年というものであり、体内に入り込んで被曝すると、そのまま死ぬまで体内に留まり、火葬されると骨の中に封じ込められう以外は、高熱で焼かれた肉体の焼却時の排気の中に含まれ拡散する。

西尾先生は放射性物質、つまり放射能の物性についても語る。セシウムはカリウムと近い振る舞いを肉体内で起こす。カリウムは神経伝導性物質で、特に心筋などの伝導異常を引き起こす。心房細動や心室細動などである。いわゆる心臓麻痺だ。米国での死刑が行なわれる州では、このカリウムの溶液を注入し、心臓を停止させて死刑を執行するという。

カリウムと同じような動作を起こすならば、当然セシウムで同様な問題が起きるはずで、まだ事態は収集どころではなく、実は始まってすらいません。西尾先生の警鐘は、癌細胞の分裂速度と、成長にどの程度かかるかという事を「臨床的」に知っているわけです。その西尾先生は、これからが放射線影響の顕在化する時期が始まると明言します。


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