和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

11月22日

主人と私の一番下の弟は誕生日が一緒で、先日11月22日、それぞれ55歳と44歳になりました。

そして、この日、私の実家の父親も本当なら84歳になるはずでした。


スポーツの好きな父は、4年後の東京オリンピックをとても楽しみにしていたのに、

オリンピックの結果を天国の友達に報告するんだと、いつも話していたのに、

入院先の病院で容態が急変し、10月、帰らぬ人となりました。

病院から電話をもらった時には、もう心肺が停止していて、父の最期には誰も間に合いませんでした。

亡くなる2日前にも、父に面会に行き、元気に握手をして別れたばかりなのに、嘘のような父の死でした。


自分が出来る範囲の精一杯の世話をして、父を見送ってやったつもりでいたので、

お葬式の時、悲しさはありましたが、不思議と悔いはありませんでした。


でも、やっぱり…

日が経つにつれ寂しさは募り、

もっとこうしていれば、ああしていれば…、お父さんごめん…

と、心で父に詫びながら過ごす毎日です。

用意周到な父は、病気を患い始めた頃に、お葬式で使う遺影も、しっかり写真館で撮っていました。


そして、自分のお葬式で喪主である弟がする挨拶も、文章にしたため、

清書をし、自分の引き出しの中に入れていました。

父には、自分の死がわかっていたのでしょうか。

先日の11月22日、

娘が私に代わり実家を訪れ、弟達と亡き父の84歳の誕生日のお祝いをしてくれました。



お父さん、本当に今までありがとう。

誕生日のお祝いから帰ってきた娘は、なぜか人生初のギックリ腰になってしまいました w(:_;)w

お父さん、可愛い孫娘をどうぞ見守ってやってね(チーン)
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