和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

親子五代に渡り受け継がれた和紙作りの伝統を守るべく今日も奮闘する『和紙を作る家』に嫁いだ嫁のブログ

一点の曇りもない…

2021-10-20 08:01:49 | 仕事風景


墨書用などに使う少し漂白した紙。

原料の塵(ちり)を選るのが大変です





強い薬品を使えば塵を選る作業は省けますが、それでは楮の繊維が傷んでしまいます。

結局、手間と時間を掛けるしかないんですよね〰️〰️

でも出来上がった和紙を見て納得!!
純白で一点の曇りもない美しさです


仕事が はかどらずため息ばかりついていると、情熱大陸のテーマ曲をうしろから そっと流す娘、

母親の性格を知り尽くしている娘です。

あの曲は、
職人魂をくすぐる…
いやいや職人を支える嫁魂をくすぐる曲ですわ~~、ホンマに


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たいぴろ)
2021-10-20 08:29:44
細かい事、塵をとったりとかの作業が上質な紙を作るには大事なんですね。うちのダンナが竹細工を作る時も、素人の私ならもういいじゃんと思っても、まだヤスリがけするとか、仕上げ磨きするとか手を抜かないですね。
愛知県には小原和紙と言うのがあって、昔体験で紙漉きをやりましたが、難しくて笑っちゃうくらいダメな紙になりました。
均等な厚さにするのってまさに職人技ですね。
返信する
Unknown (みゆき)
2021-10-21 07:14:08
たいぴろさんへ

ありがとうございま~す!

そうですよね~
モノ作りの世界、こだわれば こだわる程、手を掛ければ 掛ける程、いいモノが出来てくると思いますが、こだわりだせばキリがないんですよね(;´д`)

でも、そうして出来上がったモノは、本当に美しい!!

たいぴろさんのブログを読ませてもらうようになってから、
これまで何気なく見ていたご近所さんの竹垣を、きなこの散歩をしながら興味深く見るようになりました。
職人さんの技ってホント素晴らしいですね!!

私が知らなかった新たな職人さんの世界を知ることが出来て、たいぴろさんのブログ、ホント楽しみです!
返信する

コメントを投稿