『福知山伝統文化を守る会』
第二回勉強会が福知山 藍同好会さんの工房にて開催されました。
当日は、由良川藍の歴史、種から蒔いて染めまでの活動についての講義を受け、
その後、藍染め体験、苗の定植の体験などもさせて頂きました。
由良川藍は600年以上の歴史があり、
かつて福知山が京都 松尾大社の荘園であった時代から藍が栽培され、藍染めも行われてきたそうです。
17世紀には25軒の紺屋(藍で布を染める染め物屋さん)が軒を連ねる、全国でも有名な紺屋の町と言われていました。
由良川藍は、京都に次ぐ産地で、丹波の木綿などを染められていたようですが、
化学染料の輸入や養蚕の普及などにより衰退し、大正時代を最後に途絶えてしまったそうです。
その由良川藍を1982年 60年ぶりに福知山藍同好会の皆さんが復活させ、研究を重ねられ、藍染めに成功されたという、経緯を持っておられます。
大変興味深いお話ばかりでした。
福知山に、上紺屋町、下紺屋町…という地名があるのは、もしかして、昔の紺屋さんの町の名残なのでしょうか?
近くに住んでいながら、知らない事、初めての事ばかりで、大変勉強になりました。
良いお天気にも恵まれ、第二回目の勉強会も大盛況のうちに終了しました。
お世話になりました福知山藍同好会会長の塩見さん、会員の皆さん、
貴重な体験を本当にありがとうございました!!
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