和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

福知山伝統文化を守る会 第二回 勉強会~由良川藍編~

5月5日 こどもの日、

『福知山伝統文化を守る会』
第二回勉強会が福知山 藍同好会さんの工房にて開催されました。

当日は、由良川藍の歴史、種から蒔いて染めまでの活動についての講義を受け、

その後、藍染め体験、苗の定植の体験などもさせて頂きました。




由良川藍は600年以上の歴史があり、

かつて福知山が京都 松尾大社の荘園であった時代から藍が栽培され、藍染めも行われてきたそうです。

17世紀には25軒の紺屋(藍で布を染める染め物屋さん)が軒を連ねる、全国でも有名な紺屋の町と言われていました。

由良川藍は、京都に次ぐ産地で、丹波の木綿などを染められていたようですが、

化学染料の輸入や養蚕の普及などにより衰退し、大正時代を最後に途絶えてしまったそうです。

その由良川藍を1982年 60年ぶりに福知山藍同好会の皆さんが復活させ、研究を重ねられ、藍染めに成功されたという、経緯を持っておられます。

大変興味深いお話ばかりでした。

福知山に、上紺屋町、下紺屋町…という地名があるのは、もしかして、昔の紺屋さんの町の名残なのでしょうか?

近くに住んでいながら、知らない事、初めての事ばかりで、大変勉強になりました。

良いお天気にも恵まれ、第二回目の勉強会も大盛況のうちに終了しました。

お世話になりました福知山藍同好会会長の塩見さん、会員の皆さん、

貴重な体験を本当にありがとうございました!!
























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