和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

お一日(おついたち)の大切さ

毎月、一日(ついたち)の日の過ごし方、大事です。

『朔日(ついたち)』とも書きますよね。

朔日=月の最初の日…という意味だそうです。

商売屋さん、特に縁起を担ぎます。

お気楽なサラリーマンの家庭で、自由奔放に育った私、

嫁に来てから、お一日(おついたち)の日の大切さ、教え込まれてきました。

一日(ついたち)の日に買い物に行こうとしていたら、

『一日(ついたち)から買い物に行くもんやない!(お金を使うもんやない!)』
と、叱られました。

一日(ついたち)からお金を使ったら、その月ひと月、お金が出ていくようになるから。と。

そして、

『一日(ついたち)の日からケンカしたらアカン!』

その月ひと月、言い争いごとが多くなるから。です。

一日(ついたち)の日には何かにつけて口うるさく言われたので、

心して過ごすようにしてきました。

また逆に、

一日(ついたち)の日に、お客さんがたくさん来て下さったり、

良いことがあった時には、

『今月も、一日(ついたち)から忙しいさせてもらえて有り難いなぁ』
『今月も、一日(ついたち)から良いことがあって嬉しいなぁ』

幸先の良いことを喜びました。

こうして『おついたち』の大切さを叩き込まれ、

私にも、験を担ぐこと しっかり染み付きました。

そして先日…

幸先の良い12月の『おついたち』を過ごしました。

いつもお世話になっている切り絵の先生と生徒さん方が、

お隣 兵庫県の豊岡市から和紙を買いにお越し下さり、

色んなお話をお伺いしながら和紙を選んで頂き、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

そして、そのあと、
息子が嬉しいお土産を持って、立ち寄ってくれ…

つかの間でしたが、良い時間を過ごせました。

親にしたら、とてもとても嬉しいお土産を…

幸せを感じるひとときでした。


幸先の良い今月『おついたち』だったお陰で、

翌2日3日…とも、連日忙しくさせてもらいました。








神姫バスさんの『上質な大人の旅』

海の京都、旬を味わうコースとして、

真結(ゆい)PRIMAのツアーが始まり、
受け入れをさせて頂いています。




『ななつ星in九州』の水戸岡鋭治さんが細部までこだわり手掛けられた日本一のバス。

大型バスに最大定員15名。

中には、サービスカウンターやトイレも設置されているという素晴らしいバスです。

天橋立で、とらふぐフルコースを食べられたあと、知恩寺、文殊堂をお参りになられ、

そのあと丹後和紙を見学頂く…という日帰りのコース。

今月、あと何回か予約が入っています。





『おついたち』の大切さ…だけでなく、

昔から生活の中に伝わる言い伝えなど、

迷信じみたことも多いのかもしれませんが、

不思議と当てはまる出来事に遇うと、

心の中にしっくりと納得する事が多くなってきました。

歳を重ねる…って、こういう事なのかな~~~~と、しみじみと感じます。

























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