和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

なかなかです┐('~`;)┌

この辺りは、


日本海側特有のしぐれ現象で、

冬場は特にぐずつき易い天候が多くなります



特に今年は、


第一回目の楮蒸し(かごむし)をして以降、

雪や雨の降る日が多く、剥いた楮の皮がなかなか乾かず少々停滞気味で頭を痛めております



楮が乾かないまま長期間 放置すると

カビが発生し、皮がダメになってしまうので、

雨や雪の日は、稲木をナイロンで覆うなどし、


あの手この手で自然を相手に戦っています。






その甲斐あって、今日ようやく楮の皮の手返し(くくり直し)が出来るまでになりました。









これまでくくってあった方をほどき、
反対側をくくり直し、
束ねてあった方にも風が通るようにします。


あとは、一年分の原料として保管できるよう

毎日出し入れをし、

カラカラになるまで乾かしていきます






今日は、丹後和紙の記録映像を撮影する為に

監督さん、カメラマンさんが朝から来てくださっていました





今年に入ってからでも もう3度目です。


前回の楮蒸しの時なんて、うちの仕事の都合に合わせて

早朝の4時過ぎには撮影に来て下さっていたし、


今日の、楮の川ざらしの撮影では、一緒に川にまで入って下さいました


毎回、本当に頭が下がる思いでいます



これだけ大変な思いをして撮ってもらった映像…

どんな風に出来上がるのでしょう


自分がDVDに映るって、どんな感じなのでしょうね(;^_^A

楽しみなような…

恐ろしいような…


出来たら、私の出番はチョロッとにしてほしいのですが…(;^_^A


あっ、そうそう

このDVDには、12の暦絵の講習会の様子も収録されているはずです


うふふ…


出来上がりが楽しみです
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