和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

夏越の大祓い(なごしのおおはらい)

『夏越の大祓(なごしのおおはらい)』の神事が行われた夏至の日(6/21)、
元伊勢内宮皇大神社さんにお参りしてきました。


この日は、三重県二見ヶ浦の夫婦岩の間から昇った太陽が、

元伊勢内宮皇大神社さんのご神山 日室嶽(ひむろだけ)の頂上に沈み、

毎年 夏至の日の太陽が沈む時間に合わせて神事が執り行われます。





本殿にお参りしてから、日室嶽を臨む遥拝所へ🚶



神事が始まる頃には、雨が本降りになってきました。


『大祓詞(おおはらへのことば)』を皆で唱和したあと、


小さく切った紙と切り麻(きりぬさ)を身に振り掛け、




「祓いたまえ浄めたまえ、祓いたまえ浄めたまえ、………」と三回繰り返しながら、

自己祓いしました。

夏越の大祓、
この半年の間に知らず知らずのうちに溜まった心身の穢れや、厄災の原因となる罪や過ちを祓い浄め、

これから迎える夏を元気に乗り切り、残り半年間の息災を祈願する神事です。



神事を終え、
日室嶽に沈む夕陽を仰ぎ見ていると、
それまで降っていた雨が、不思議と止みました。




少し陽も差し、とても神秘的な瞬間でした。

今年も、娘と三人で夏越の大祓いの神事にお参りする事が出来、
残りの半年も清々しい気持ちで過ごせそうです。



  


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