「たにぬねの」のブログ

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textotext_00

2020-02-29 10:34:09 | texto
ここ数年書き溜めたものを中心に適当文字羅列(適当テキスト)を
textotextとして貼り付けちゃいます。

00では以上のアナウンスと(以下の更新される目次的)案内(あない)だけの予定でしたが
あないの下に、いつかtextotextで貼り付け予定の文字羅列のダイジェスト版
(だから本来貼り付け機会がなかった予告・ネタバレ編?)を
おまけになりませんがいつかのプロローグとして載せよっと。

案内(あない)
魔法の袋(書籍専用):01(おしまい)
ねえ、お札は何色だったの?:0203(おしまい)
いそげ !!:0405(おしまい)
「・・ゆめほのてす・・」:06(おしまい)
肘鉄チョップ裏拳掌打&?:07081011(おしまい)
山雀がくる_パターンA_B面:0912(つづく)短縮版という名のネタバレ的集約(壱:url、弐:迂闊、参:仮説)
分け与えたい世界に来た私:
無季の鳥:
ロケットとエレベータ:131415171819(おしまい)
ハンフィクション(half fiction):
山雀がくる_パターンb_b面:16
検証!? 山雀がくる:20
ミツバチさんの引っ越し先の決め方(微調整前?版):2123242526(おしまい)
エナがいる:22
こふんたんこれいわ:272829303132

二十を越える辺りからこれまでにない角度でtextの試みを挑んだりもしてましたが
ある時期からについてはtxetotext(仮)と蔵の中(仮)に分けていく予定で
(おしまい)していないtextotextは、このままここからアップ予定。
いずれにしてもお時間がございましたら寛大のお心持必須でお立ち寄りくださいませ。

いつかのプロローグとして
    倒壊阻止!(予告・ネタバレ編?)

 二〇XY年、アジアの大国にそびえ建つ、その超高層ビルは世界一の高さを誇り、最上階三九九階、地上からの高さは二〇〇〇mを超える。
 一ヵ月にもおよぶ趣深い(というより派手な)オープニングセレモニーの期間中にテロリスト(グループ)がリニアモーターカーをビルに衝突させる破壊工作を実行※1、真新しい世界一のビルは『倒壊の危機!』に陥った。
 同じ日、セレモニー企画の一つとして宇宙エレベーターとリユースロケット(の将来)について考えるシンポジウムが行われていた。主催者サイドは趣深きな企画として力を注いでいたので前日にはビル屋上でリユースロケットの着陸を催し(こちらのがテロの標的になるのでは?など一部で警戒されていたかも※1)、シンポジウム後にはビルを使った新素材ナノチューブ製ケーブルの強度試験が予定されていたが当然、会議は中断、試験は中止に。

 リユースロケットはロケットを使い捨てしないで何回も使用するロケットで、宇宙空間へ燃料を燃やして噴射した反動で飛び出す(のは従来のロケット同様)。現在の航空輸送、もっと言えば、整備された道路を走るトラックやバスの様な自動車輸送で行われているヒトやモノを運ぶ交通網を大気圏外まで拡張するため同ロケットの利用を推している、このグループを仮にリユースロケット派としよう。
 宇宙エレベーター※2は静止軌道を上回る高度に達する建造物を(海上を含む)地表面から建て、建物を垂直移動することで宇宙空間に移動することを可能にする。燃やさない(反動を使わない)移動が可能になり、地球圏内外の輸送をシンプルにする。大規模必須故、政治や経済など社会的しがらみが生じる中、集中と選択を迅速に果たし、具体的なアクションに取り掛かりたい。このグループを仮に宇宙エレベーター派としよう。
 両派ともに急ぎたい理由があるものの(一方はロケット発着場の大量増設、もう一方は世界規模の集中と選択など、あらゆる観点で)相容れないないため、予算一つとっても奪いあうことになり、世界中で二つの派閥は対立。この日のシンポジウムでも激しい議論が繰り広げられていた。
 その最中に起こったリニア・テロ。最寄り空港から支線で作られた超高層ビルまでのパーソナル性に特化し、リミッターを(敢えて)設けていない大国のリニア交通網がテロに悪用された形(で大国の過剰サービスという脆弱部分を突かれて実現されてしまった※1)。
 ビルの消火活動と同時に行われた暫定的な検査で世界一の超高層ビルは(衝突時より)早ければ数時間、もっても二四時間以内に倒壊するだろう予測が報告され、ビル内とビル周囲における避難もいち早く結成された大国政府と国際機関の合同プロジェクト指導のもと、始まっている。
 さらに詳しい損壊部分の調査が行われる中、破損部分を補強する方法がないかなど、倒壊を止める、あるいは遅らせる検討もすすめられたが超高層ビル自身がもたらす重力に抗う上向きのテンションが絶対的に足りないと分かり、先の「長くて二四時間」はテロ実行から一二時間未満に修正され、運がよくても残された時間は数時間を覚悟。
 さて、超高層ビル内のセレモニー参加者で技術者を中心に合同プロジェクトの現地メンバーとして要請されている者たちがいる。主に、衝突箇所を含む、ビルのあらゆる箇所における状態の測定を任さていた。
 現地メンバーに参加する宇宙エレベーター派は計測を済ませ、データを送信した後に新素材によるリニア車両衝突箇所の補強の可能性を打診する。宇宙エレベーターの実現を目指し、今なお発展途上中である新素材ケーブルは最高レベルの強度を持つばかりか、中止になった試験用の現物がここ、ビル内にあるからだ。しかし、やはり上方への張力が十分でないため倒壊は免れないという計算結果が戻ってくる・・・・・・。
 (だが、)この日、最上階三九九階、地上からの高さは二〇〇〇mを超え、世界一の高さを誇る超高層ビルで宇宙エレベーターとリユースロケット(の将来)について考えるシンポジウムが行われていた。同じ会議室内で避難の順番を待ちながら顔を突き合わせていた両派は上方への張力不足に対する一案を同時に気付く。
『屋上のリユースロケットに新素材ケーブルを繋いで、ロケットを発射させれば、世界一の超高層ビルを支えられるのではないか。』と。
 ロケットとケーブルを繋ぐこと、噴射直後の負荷、ビルに繋がれたロケットの安定姿勢、ロケットへの空中給油などなど、未確定要素が多く、課題は山積み、果たして、成功するのか!

※1関連でリニア・テロについて
 大陸を横断するリニア鉄道(主要部分だけかも)の運営は先に始まっていて、ビル建設にあわせて、最寄り空港からの支線が作られた。VIP用として自家用車サイズの特別の単独車両も用意されていて、リニアの浮上できる特徴を活かし、通常の十二両編成のリニア車両を単独車両は飛び越えていけ(、通常の運行速度をはるかに超える速度が出せ)る。このサービスには島国の技術に及ばないリニアシステムをアクロバットなサービスで目立たないようにしているなどの噂がある。

※2関連で宇宙エレベーターの呼び方について
 アジアの島国で好んで使われている名称で他国では軌道エレベーターなどの表現が一般的。いずれにしろ、一基しか作らないということはないだろうし、月など他の惑星でも建設されるだろうから、また、宇宙の広大さなどなど、宇宙エレベーターという表現、呼称について疑問符を打ちたくなってしまう。ただし、今回はシンポジウムで総称として使われているので、問題はないだろう。だから、この数行は書き手の独り相撲であり、この手の思考の脱線がいつまでたっても書き上がらない一因になっているのかもしれない。

 ダイジェスト版として貼り付けましたが(予告・ネタバレ編?)として書いている段階では主人公を誰にするか決まめてなく・・・・・・、がパターンの一つをそのうちtextotextに貼り付け予定です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

過去の適当テキストの入口? texto048

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