「たにぬねの」のブログ

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textotext_01_魔法の袋(書籍専用)

2020-03-18 21:15:35 | texto
魔法の袋(書籍専用)

 わたしは考える力やきちんと予想する力が足りないのだとおもう。
 だから、地震や大雨または火事やミサイルのアラートがあったとき、本を持って逃げたいって考えてる。

 目の前には非常時に持ち出すため空の袋で丈夫なリュック。中身について、一度自分で考えてみなさいって渡された。図書館にあった防災の本を参考にメモった袋のに入れる候補。
『懐中電灯、携帯ラジオ、防災頭巾、軍手、毛布、電池、ライター、ロウソク、水、食品、インスタントラーメン、缶切、ナイフ、歯ブラシ、衣類、哺乳瓶、現金、救急箱、貯金通帳、印鑑、家族の写真』

 哺乳瓶は入れなくていいよな。入れないけど赤ちゃんやお母さんの人を見かけたら、お手伝いを心がけよう。ナイフやライターは安全機能がついたものをお願いしようかな。今時、毛布より軽くて小さくたためる布素材があるかもしれないから調べてみよう。救急箱のかわりに絆創膏やよく使う塗り薬を袋のポケットに入れよう。お年玉で通帳は作ったけど印鑑を預けてるから持ってかないけどお札を数枚忍ばせようかな。小銭入れとはわけておこう。

 食料、水や着替えなどをどれくらいにするかにもよるけど、ここまで考えた中身を全部入れたら袋は、もう、いっぱいになりそうだ。仮に、まだ詰めれそうなスペースがあったとしても(簡易トイレや笛などをリュックに詰めるべきで)本を入れる順番は・・・・・・。

 やっぱり本は、むずかしい。しかも、持ち出したい本は何冊もある。本だけのためじゃなく物語に出てくる、どれだけでも入る魔法の袋が欲しいところです。

 どれだけでも入れば、食べ物だって一年分くらい入れちゃおう。お水だって、飲む用だけじゃなく、避難先でシャンプーもリンスも心置きなく使えるように大きなペットボトル何百本も入れよう!だから、本だって、とりあえず持って行きたい本を入れる。制限がないのだから、本棚にある本をすべて入れていこう。普段、あまり本を読まない人も避難先では読むかもしれないし、きっと役に立つ。

 目の前のリュックは空っぽのままだけど、ありもしないどれだけでも入る魔法の袋の想像するのはおもいの外、楽しい。って、どれだけでも入るって、どういうことなんだろう。どれだけでも入るのだから、少なくとも袋に入れてしまえば、大きさはなくなる、キャンセルされるのだろう(。別次元的空間につながっている場合も相対的に大きさはなくなるって考えられる)。そうじゃないと袋は破けてしまう。大きさがないのであれば重さもなくなるのだろうか。そうであれば、リュックを背負ったときも重たくないからありがたい!

 それから仕組みは分からないけど、袋の中に手を入れたら、自動的に取り出したいものがつかめて取り出せるんだろうな。きっと、袋の中はわたしの机の引き出しの中と違って、ごちゃごちゃにはなっていないのだろう。テレビで大きな倉庫から必要なものをロボットみたいのがレールを行き来して、運び出す様子を見たことがある。あれを袋の中でしちゃうのかなぁ?

 袋の中では大きさや重さがなくなり、すっごく小さくなった整理整頓の仕組みもあるんじゃないかって魔法の袋についてヘンテコな予想をしてみたけど、ひょっとしたら、時間の進みもなくなったり、すごく遅くなる気もする。冷蔵庫や冷凍庫が温度を低くすることで、菌が増えたり、食材が悪くなるまでの時間をのばしてる。むしろ缶詰のように密閉して時間をゆっくりさせる感じかな?

 冷やすや閉じ込めるより、もっと効果的に時間をのばす方法で時間もなくなるって機能も伴えば、お寿司みたいな生ものを入れても大丈夫だ。まてまて、大きさも重さも時間もなくて、自動整理整頓機能付きなら、フルコースの料理を詰め込んでも、避難先で、出来たて同然の温かくて美味しい豪華ディナーを楽しめるかも!

 そうはいってもリュック、袋の口より大きいものは入らないのだろうな。テレビや映画なら画面全体を何かで覆えば袋に入れちゃえるけど。文章ならピカッと光ってなどの描写で、はいっ!袋の中に入りましたと書かれても納得できたりするんだけどなあ。とりあえず、ゴムみたいに伸び縮みもするタイプだと、なんとかなるかな。

 うーん、何でも入るって、どんな事か考えるのは飽きないけど、どうやったら魔法の袋が手に入るか想像もできない。そもそも手に入ったところで何百本のペットボトルを用意できないし、フルコースの料理なんて注文の仕方もわからない。本当に何でもどれだけでも入る袋があったとしても、宝の持ち腐れってことになるなぁ。
 いつまでも、うつつを抜かしていないで本を持って行くことはあきらめて目の前にある空のリュックの袋について考えるとしよう・・・・・・。

・・・・・・待てよ、図書館や学校のパソコンで少し使ったことがある、タブレットやスマホで使っている人も少なからずいるときく電子書籍って、大きさも重さも本当の本に比べて、ほとんどないない状態を実現しているのでは?。デジタルの本は傷みもしないから、時間も経過しないって言えるかも。

 わたしはスマホもパソコンも持ってないから電子書籍を差し出してくれる現代の魔法使いに今日明日にはお目にかかれないけど、魔法の真似して、わたしなりのデジタル書籍をつくれるかもしれない。災害は、いつやってくるか分からないからスマホを持たしてもらえる年齢まで何もしないで待ってる気にもなれない。

 わたしの手持ちは、お年玉で買った(あまりメジャーではないリーズナブルなお値段の)画面付きの音楽携帯プレーヤー。家にある古い方のデジタルカメラなら、頻繁に使わせてもらえるはず。この二つはマイクロSDでファイルのやりとりができる。

 見開き2ページずつ、撮影をしていこう。ファイルサイズはミュージック・ビデオに較べて、とっても小さくなるだろう。それから、携帯プレーヤには簡単なメモ帳機能があるから、文章の手入力もやってみよう。こっちのファイルサイズはミュージック・ビデオに較べて、無いに等しくなるだろう。

 写真のファイルは手入力した文章のファイルよりいろんな機械でそのまま見れることが分かった。文章の方も機械が違うと文字化けするくらいで読めるように変換することはそれほど難しくない(が一筋縄には行かない場合あり)。写真をとりながらついでに読み直したり、物語の文章を一言ひと言、一字いち字入力することが思いの外、楽しい作業。(一枚の)マイクロSDの余白はまだまだまだある。地震や大雨または火事やミサイルのアラートがあったとき、一冊でも多くの本を持って逃げたいって考えてる。
(おしまい)


ラストの段落で少し触れた、わたしなりのデジタル書籍作成の様子を機会があれば書きたいです。
そして、起きては欲しくないことが起きた時について描くドライビングフォースが得られた時は思い切って書いてみたいです。

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