魔女メガンの弟子(上・下)ケイト・フォーサイス著 井辻朱美 訳 徳間書店
計画から外れたり、しくじったり、相手が上回ったりすると傷んだり、辱められたりと犠牲が容赦なく払われる物語の展開に目を逸らしたくなるものの、心折れない登場人物たちに勇気づけられる如く読み進めてしまう、大変おもしろい小説です。
生まれてからの16年で得た実力や考え方では通用しない状況に置かれる双子のイサボーとイズールト、兎に角自らの気持ちに沿うことも許されない程やることがいっぱいあるメガン、どうして鳥みたいな格好をしているか魔女メガンの弟子の終盤で明かになるラクラン。トーマスやリランテも魅力的。マヤの立場や賢き雌ドラゴンも弱い一面というか制限があり、物語に深みを与えてくれる、というか、護符、指輪や魔法にも限界がある中で進められるストーリィに作者の凄さを思い知らされ、物語の序盤にして登場人物たちの虜です。
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