「たにぬねの」のブログ

いつも、閲覧いただき、大感謝!!

texto_010

2006-04-01 07:39:04 | texto
文字情報を中心にした私的適当配信、texto_010です!
今回(010)は

ストーリ
☆鳥類と哺乳類のちがい
を提出します。

書きたいこと、やりたいことがたくさんあって、
発散した結果、ほとんどの内容がまとまらない中、
何とか出来たのがストーリのみです。

鳥類と哺乳類のちがい、
は以前、他のページで2005暦を作成中に鳥の翼について
思ったことがあると書いたのですが、それをストーリにしました。
いろんなジャンルに手を出したがるやつだとおもって、
読んでください。

さて、
今回の投稿日は4/1だ!エイプリルフールだ!
気の利いた嘘がつけない!残念だ!

ところで去る3/28にはこの地で雪などが降ったりして、
まるでドカベンの最終巻(どのバージョンでも問題ないと思います)みたいだ、
と思ったのは私だけでないでしょう。

今回、まとまらなかったけど書きたかったことの一つに
富の分布
があります。
いずれ、どこかでじっくり書きたいですが
簡単に書いてしまうと
あるピークをこえると所得が多くなるに従って、多い人は減っていくのですが
(ピークを越えるから、当然ですよね、あほな日本語で済みません)
その減少の仕方はベキ則だそうです。

所得が多い人は案外多いってことです。
となると、税金にあり方について書きたくなりますが
いずれパワーをためて、再挑戦します。

正規分布じゃないってのが、ポイントやね。
ジミー係数のグラフをみたときに直ぐに気づけなかった自分にがっかりです。
何か、おかしな雰囲気の冒頭となりましたが
ストーリ、鳥類と哺乳類のちがいをお読みください。

ストーリー
☆鳥類と哺乳類のちがい
 生物の進化をコンピューター上で再現し、この再現を新しい発明の提案することを目的に研究開発されている遺伝的プログラミングを生物進化の研究に応用してみた。一定条件内における全事象を検討する遺伝的プログラミングを用いた手法は従来の意図的な発明と比較すると嬉しい誤算が期待できる発明方法だ。

 この遺伝的プログラミングを生物進化論に逆輸入することで、様々な組合せの中、現実に生き残った進化の道筋には何が幸いしたかを考察しようというのが生物進化用に改良して遺伝的プログラミングを用いた理由である。今、私がとり付かれている課題は鳥類である。脊椎動物の前肢が複雑な羽から構成される翼へ進化する経緯についてだ。

 前後計四本の肢を持つ脊椎動物似設定生物に飛翔を目的にした遺伝的プログラミングを実行した場合、相同的に鳥類のような翼を持つ生物が支配的になる、収束することはなかった。相当の世代数を経て、天使やベガススの如く、背中に翼が生えるような種と同程度な出現に留まったのだ。このように多様な形態結果の出現を発散状態と呼び、これまでに現存する飛翔できる種について顧みると鳥の翼は飛ぶために進化を始めたとは言い難い計算結果である。
 
 全世代における事象を調べると環境によらず四肢などに皮膜を持つ形態の出現頻度が高い、または収束する結果が多かった。ムササビやモモンガのような形態だ。ムササビ・モモンガタイプを含めた近縁種群の世代を進めるとコウモリのような翼を持つ計算種が少なからず出現した。ただし、ムササビ・モモンガタイプにしても出現するまでの世代数は実際の時間に換算すると数億年と算出され、現実の進化のスピードに対して圧倒的に遅い。

 切羽詰った状況を脱却するために副次的な劇的変化(発展・衰退)がもたらす進化ストーリは少なくない。栄養源の少ない川に活路を見出さんと海から追われるように川へ登った種達の体内におけるCaの貯えが背骨となり、背骨を利用した力強い泳ぎが子孫を海へ、そればかりか陸への進出を可能にした。この流れは生物進化用遺伝的プログラミングによる再現でも納得できる収束をみせた。

 今回の課題、翼に戻ろう。毛・髪・爪・鱗と同じように鳥の翼を構成する羽もケラチン層である表皮の細胞が特殊な形で増殖した皮膚器官の一種である。しかし、飛翔を目的に発展したとは考えられない程、羽の構造は複雑だ。全ての羽は表皮細胞の増殖がチューブ状になったものが源になっている。鳥の羽の発生過程を調べると後述する綿羽の長い小羽枝がついてない状況から正羽と綿羽に分かれるのが観察できる。

 正羽の特徴は一対の羽枝が中央の羽軸に融合する形で連なっている羽板にある。小羽枝についている小さい鉤が隣の小羽枝の溝にひっかかり、密度の高い折り重なりを実現しているのが閉鎖性正羽である。閉鎖性正羽が空気を捉まえ、飛翔の実現に大きな役割を担っている。これに対して、開放性正羽は小羽枝同士が絡み合っていない。

 綿羽ははっきりとした羽軸がなく、長い小羽枝のついた羽枝がふさのようになっている。長い小羽枝により、綿羽は軽量性、断熱性、柔軟性を実現している。正羽の根元が綿羽になっている羽もある。このように複雑な羽の進化は発散状態と仮定し、翼という形態、相同性の再現に焦点を絞る。
 
 脊椎動物似設定生物に恒温性を保つことの優先順位を上げると比較的早い世代で毛のようなものが全身を覆う種の出現が確かめられている。この結果を前提により低コストな恒温性達成を優先事項にプログラム条件を設定する。二つのケースについて考察する。一つは温かさを追及する遺伝的プログラミングで、もう一つは食欲を追及する遺伝的プログラミングである。

 温かさを追及するプログラムでは前または後ろの二つの肢が対で大きくなるパターンや尾、四肢共に大きくなるパターン、また、ユニークなパターンでは胴を中心に点対称に位置する前、後ろ一つずつの肢が大きくなる種達の出現頻度が高く拮抗していた。ただし、いずれの種も就寝時に大きく発達した部分で体全体を覆う行動をみせた。

 前肢を大きくしたプログラム種の世代を進めると今度は走り方が収束された。起きているときに畳まれていた翼はやがて、走行・歩行時にバランスをとるため、一時的な体温上昇の緩和のため翼をひろげる行動をとるようになった。これらの種に閉鎖性正羽を与えたところ、跳躍時に翼を巧みに操るようになった。そして、飛んだ。中には温暖な気候を求めて渡り鳥のように移動する種が出現した。また、恒温という観点では非効率であるにも関わらず絶対量的有利性と羽の保温性から、体全体を小型化する系統が続出した。翼・羽の始まりはただ温かく眠りたかっただけかもしれないと計算はいっている。

 一方、食欲を追及したプログラムではそれぞれの個体が限られた食物を独占するために前肢を多様に進化させた(ムササビ・モモンガタイプも含まれる)。哺乳類の如く。そしてヒトは独占欲を極める過程にいる種なのかもしれない。

以前書いたページは
鳥の翼_更新0(未完)
です。まずは羽毛の構造の複雑さにびっくりです。純粋に(大空に)羽ばたくためにはあそこまで複雑になる必要はないでしょう。本文中で紹介した背骨や、また、被子植物などが生まれた仮説同様、羽毛・翼も他の背に腹かえられぬ事情から発達したのでしょう。それが、温まりたかった、特に寝るときに、の気がしてならなくてかいてみました。

ついでに幾つかの仮定のもと竜脚類(カミナリ竜)について最近、思うことがあります。何がついでかというと、被子植物といえばカミナリ竜ってことなんですが。
幾つかの仮定のほとんどは現地球で生存している生物と同様であるっていうことなので、その仮定のもと、カミナリ竜の生活についての仮説です。
また、どっかで書きたいです。

と、発散気味でありますが、次回もよろしくお願いします。  たにぬねの

過去のtexto
009008007006005004003002001

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 分与主義社会から来た男_005 | トップ | 2500IP突破!_dec.2005以来 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

texto」カテゴリの最新記事