勝手気まま(適当)な文字(text)情報の気まぐれ(適当)配信(texto;適す当)、6号です!。私の住む街もだいぶ寒くなって参りました。皆様も風邪などひかれないよう、お気をつけください。
ところで最近、ショッキングな事実が判明しました。小さい頃から”誰々さんがいらっしゃった”のかわりに、”誰々さんがみえました”とか”誰々さんがおみえになりました”いった表現を使うことが多かったのですが、これらが方言(敬語)であったいうことです。使う方はかなり丁寧というか、最大級に敬う気持ちから出る言葉なのですが、この使い方に馴染みのない方には、どのように聞こえていたか今更ながら心配です。単に待っていた人が”見えた”≒”やっときたぞ”みたいなニュアンスに受け取られていたこともあるのでしょうか。
そーいえば、マシューの番組(方言といえば、なまり亭!!)が深夜からゴールデンに移って(うれしいけど)、視聴しにくくなったのもちょっと悲しい、今日この頃です。
前置きを書くのも”えらく”(疲れたという意味の方言で、決して偉くなったわけではありません)なってきたので、texto_006、お楽しみください。
index
□コミミ集:アポートシス絡みや、小さな人工衛星などわくわくするような話題がたくさんありました。すごい折り紙(ハイパー折り紙級!)についてもあります。ところで念願のエリーカをみてきました。感動!
□今月のお薦め_09.2005:トゥルー・コーリング(竹書房)テレビもいいけど、活字もね!
□読み物:分与主義社会_SFマガジン2005.12月号、READER'S STORY落選作品!!。便利な貨幣制度に身をゆだねながら、お金という存在に苦しめられることもある!?mosaicをはじめて使ったとき究極の物々交換ができるかもと感じた。そうはいっても、突然貨幣制度がなくなるのはやはり困る!?。
そこで、貨幣制度をなくすのではなく、人類がはじめから貨幣がない社会に存在する設定を考察してみようとおもいました。”お金を支払う”かわりに”タグをつける”という概念でストーリに格好(かっこ)がついてきた感があるので未だ、考察途中ではありますが、書いてみました。ご覧ください!!。
過去のtexto
005、004、003、002、001
コミミ集
□中須賀真一教授(航空宇宙工学)の研究室の大学院生らが製作した一辺10cmの立方体で、重さわずか1kgの超小型人工衛星「サイ5」がロシアのプレセツク宇宙基地から打ち上げられ、その日の夜、日本上空を通過した衛星から電波を受信した。軌道上で、新しい太陽電池の実証実験や地球の画像を撮影し、携帯電話などへの配信サービスなどに取り組む。_27.10.2005
□人の個人差についてDNAのどの場所に違いがあるかを多くの人で網羅的に調べたデータベースが日米英などの協力でできた。解析したのは理化学研究所遺伝子多型研究センター(中村祐輔センター長)、英サンガー研究所などだそうだ。日米中とナイジェリアの住民計269人から同意を得て血液を提供してもらい、DNAを構成する塩基の中で、個人差があると報告された個所約110万個を分析した。個人差にはパターンがあり、全部を調べなくても、適切な代表個所を調べれば残りは予測可能になるそうだ。今回の解析で「代表」を25万個に絞り込み、日本や中国では個人差の98.5%を判別できることが分かった。米国で94.1%。ナイジェリアでは70.1%だった。_27.10.2005
□クローン動物に育つことができないクローン胚をつくる技術を、米マサチューセッツ工科大のグループが開発した。取り出したマウス細胞の子宮への着床にかかわる遺伝子を働かないようにして、卵子に移してできた胚は仮親の子宮に戻しても着床しなかった。そして、胚の内部の細胞を特殊な条件で育てるとES細胞ができ、普通のES細胞と同様の能力を持っていた。_17.10.2005
□緑藻の仲間を細胞内に取り込み、光合成能力を獲得する不思議な単細胞生物を、筑波大の岡本典子さんと井上勲教授が和歌山県と福岡県の砂浜で見つけ、「ハテナ」と名付けた。学生時代に一般の植物で光合成を担っている葉緑体は、太古には独立した藻類だったと説を知ったとき、興奮したことを今でも忘れられない。_14.10.2005
□時たま話題になる折り紙バルキリ。また、話題になっていました。この偉業をこの機会に紹介。閲覧してください、ここをクリック!_14.10.2005
□トヨタ自動車が四輪それぞれにモーターが内蔵された燃料電池自動車発表とある。この類の記事を見るとエリーカの偉大さを感じる。この機にエリーカについても読みましょう!_11.10.2005
☆第39回東京モータショーにいって、エリーカみてきました!。時速370km走行や驚異的な加速を示した記録挑戦車と湘南ナンバーをつけた公道実験車の2台展示してありました。記録挑戦車の背面に(上から見ると)つけた日の丸はまぶしく、同じ日本人として(私は何ら関与していないにもかかわらず)誇らしかったです。行ったときは前の4つの車輪のハンドルが切られていたのでモータの外観もみえ、チョーうれし、です。
□宇宙航空研究開発機構はエンジンなしの小型無人超音速実験機をロケットで打ち上げ、マッハ2で滑空させる実験に成功した。実験機は長さ11.5mで重さは2t。高度約19kmに達したところでロケットを分離して最高マッハ2で滑空。これからの日本はこれまで以上に航空・宇宙で稼げるようにならなくてはいけないので応援!!_10.10.2005
□アスレチックスはケン・モッカ監督の退団を発表した。ここ二年はプレーオフに進出できなかったもののアスレチックスらしい、よい戦いをしていたので残念。3年間の通算成績が275勝211敗っていうだから立派なもんですよね。中日に指揮官として、、、_06.10.2005
□ガン細胞の増殖を止める鍵になるタンパク質をハーバード大の中谷喜洋教授らの研究チームが発見した。ガン細胞内でタンパク質「p600」の合成を妨げたところ、ガン細胞は増殖を止め、次々と自滅したと報告。この報告からp600がアポトーシスに関わっているだろうと誰もが考えるので応用も含めて今後の展開に期待、興味津々です。何でも、培養したガン細胞内のp600の数は正常細胞のそれと比べて異常に多く、p600の合成を妨げるとガン細胞は次々と死んでいったそうです。_04.10.2005
今月のお薦め_09.2005 トゥルー・コーリング
トゥルー・コーリングの本が竹書房から出ています。
ということで今月は
ストレンジデイ(vol.1)
ナイト・ビフォア・クリスマス(vol.6)
をおすすめします。
まずは
トゥルー・コーリングについて
ですがテレビ番組です。ストーリは
主人公のトゥルー・デイビーズには、死を迎えたばかりの人たちの命を助ける、と
いう特別な力がある。無念の死を迎えた者が、彼女に「助けて」と救いを求めると、人知を超えた力が働き、その日の朝に逆戻りする。死ぬには早すぎた人たちの最後の一日を、彼女だけ再びやり直すことができるのだ。
トゥルーは幼い頃、目の前で殺された母親を救えなかった、という過去をもつこともあり、生きたいと思う者たちの死を未然に防ぐためにやり直しの時間を費やす。
繰り返しになりますが
8/1~9/26にテレビ東京で放映された同名のタイトル、トゥルー・コーリングの小説版(竹書房)です。私自身、テレビでは残念ながら数話しかみれなく、結局、第一話、最終話も見逃してしまいました。ということでストレンジデイ(vol.1);第一話と
ナイト・ビフォア・クリスマス(vol.6);最終話を読んだ次第です。
本のおかげですっきりしました(?←この気持ち、シリーズを体験した方はわかってもらえますよね。米、日で署名活動があるとか、しよっかなぁ)。
シリーズ途中からビバリーヒルズ○×白書、ブランドン役のジェイソン・プリーストリーが参加しているのもうれしい。いい役です。
一日をやり直すなど人知を超えるにも程があるという印象を受ける方はトゥルーが予知夢をみていると考えましょう。セブンデイズよりは無理が減少します(セブンデイズには細かいことを忘れさせてくれるおもしろさがあります)。
レンタルもあるみたいだし、ソフトも発売されています。
また、今現在も全国各地でテレビ放映されているようです。
ですから、とりあえず内容についてあれこれ書くのは控えます。
お薦めを読んで興味湧いた方、もともとファンの方も
お好みのメディアでお楽しみください。
ちなみに活字もなかなか読み応えあり、よい仕上がりでした。
ロズウェル程発散していない(する前に終了した?)ので
個人的にはお薦めのプログラムであります。
読み物
分与主義社会
この世界に迷い込んで10日、保護されて7日が経つ。迷い込んだ世界でも人々が社会を形成していた。文明の発達レベルはコンピュータやネットワーク、携帯端末の類が存在し、自動車、列車、飛行機など交通網も充実していて自分が知っている社会と同等である。だが、違和感はある。というのも用途がわからない程ではないが街にある全てのモノのデザインなどが知っている形態と異なっていたからだ。
例えば、自動車は4輪車主流ではなく2輪から8輪車まで様々な数の車輪車両が混在し、タイヤの色も車両ごとに赤、黄、青、緑など様々で黒一色のタイヤに見馴れた自分にはものすごく派手に映った。万事この様な感じであるから、この世界の世界地図をみて、みたことのない陸、海の形を確認したときに文明が同程度の違う世界に自分がきたという信じられない事態を受け入れることができた。加えて、貨幣制度が存在しない、錠はあるが鍵がない二点にはさらに驚かされた。強くこの世界に興味を感じ、観察やボランティアの方達の解説、イラスト付き文献などから貨幣や鍵がない歴史的背景を調べることにした。
資本主義で貨幣制度より成立している社会で生まれ育った私にお金を得ることの意義は高い。しかし、この世界における情動は己が獲得したモノをより多く分け与えることにあるらしい。石器の時代には食物、衣類などを分与する習性が文化に発展した痕が残っている。物々交換ではなく相手に交換するモノがなくても足りないモノを相手に与える行為を示す壁画も残っている。これらの傾向は農耕生活で強まり大規模化した。仮説であるが獲得物を分与しない人間は原始時代の段階で滅びたのかもしれない。
それ故、この社会独特の悲しい歴史はあった。洞穴時代には食糧が不足し、無理矢理分配すると集団が全滅する恐れがある場合、集団を離れていく個体が多数いたという伝承が幾つもある。自主的な口減らしである。ただし、中には新天地を拓いた者達もいただろう。また、故郷が豊かになったこともあっただろう。旅立った者と残った側の双方を思う気持ちは子孫にも受け継がれ、生活に余裕ができると必ず双方で交流を求めた。こうして、仲間に分け与えるため一生懸命働く人・文化の拡散が行われていった。
人間以外の種に対しても分け与える精神は働き、家畜、愛玩動物が生まれ、離れていった者、残していった者を想う懺悔の気持ちは幾つかの宗教を普及させた。また、数学は獲得物の分配法と表記・記録方法を軸として発展した。社会は生産などによって分け与える供給者と分け与えられる消費者とその間を取り持ち、需要を調べ、それぞれの物流を担当する物流者を基本構成として発達した。古くから、供給者と物流者は分け与えるモノにタグを付ける習慣があり、中間者が多くなると一供給物に対するタグの数が増えることになる。加工者を含む消費者に貯まるタグは集団ごとに集められ役所ができた。タグの集計結果は供給と物流の需要の傾向を明瞭にし、仕事を自然調整した。高額納税者の発表に似ているが志の響きが違う。
この分け与える文化は錠はあるが鍵はいらないという現象を生んだ。家や部屋であれば、いきなり入らないでという意思表示であり、倉庫や宝石箱であれば不用意に戸や蓋が開くことを防ぐためであり、決して盗難防止の意味はない。だから、いつでも誰でも錠を外すことはできる。また、留守でも玄関錠をかける人はほとんどいない。貨幣のかわりにタグが存在しているのかもしれないが買い物の時には勝手に人が欲しいモノを必要なだけ持っていくのだ。だから、我々の世界のインタネットに当たるネットワークシステムは供給・物流・消費・需要を示すタグに代わる非常に利便なシステムして発展、普及していったようだ。
もし、この世界に泥棒や怠け者がいればやりたい放題だ。事実、私も空腹から雑貨屋さんから食べ物を拝借した。しかし、これはこの世界では窃盗行為に当たらない。困っている人がモノを持っていっただけだ。私が保護されたのはお店の人や警官が履歴入力をしない私を不思議に思ったからである。買い物で、誰もお金を払っていないことに初めて気付いた時の衝撃を忘れられない。カードや携帯電話の類も出した様子もなく、前いた21世紀とよばれた時代の世界で認証システムの研究開発に携わっていた私は最新の電子マネー・認証システムが成立しているかもしれないと考えた。ところが実際は貨幣も鍵もなく、他人に己の財産を無断で使わせない認証などを無用な社会だった。ただ、この世界にも履歴を速やかに実施ために認証システムは求められている。
私はアジアの昔話を思い出す。天国でも地獄でも長い箸を使ってご飯を食べなくてはならず、長い箸は必要以上に食べ物と口の隔たりをもたらした。地獄では各々が自分の箸で自分の口に食べ物を運ぼうとして、食べ難い極み。一方、天国では自分の箸で箸の長さに程良い相手の口先に食べ物を運ぶことでみんな仲良く食事を楽しむ。
あとがき
われわれの世界の人が今回描いた世界にいってしまったように、こちらの世界に来た人がいるような気がします。その人のストーリも書いてみたいです。
皆さんも買い物などで実際にお金と品物を交換しなくてもお金があったつもりで品物を引き取ってもいいじゃないかと追われた経験はあるのではないでしょうか。払ったつもりでというのがクレジットカードなどのカードの類でしょうし、電子マネなど実際この世に存在する貨幣、紙幣などに使用されている資源を少なく効果もあるでしょう。
電車に乗るたび思うことがあります。自堕落な私は買った切符を無意識にポケットに入れては降車時、改札前にどこに納めたかで慌てます。でも、切符を購入した時点で電車に乗り目的地まで行という権利を獲得しているはずなんですよね。
切符を権利の代替物と考えれば、切符をなくしたらやはり権利を失うことになります。でも、切符を権利を獲得した証明と考えれば、切符以外の証明方法があれば権利はなくならないはずです。
ちなみに、私は長距離特急列車にのるときはカードで切符を購入することが多いです。もっとも、切符はなくさないように努めますので、なくしたときに対処していただければよいのですが。きっと、切符をなくすなどアクシデントの際の対処法はできているでしょう。それでも、切符をなくすのはこわくて、この先も改札前であせっているのでしょう、私は。
投機、法律を逆手にとるなどについても物申すのスタンスで書きたくなってきましたがやめます。つづきをそのうち、簡略資金運用則!?で書きそうだなぁ。でも、科学技術は発達し、法律は整備され、複雑化する社会に対応する努力はされています。
お金は便利な媒介物であって、少なくとも最終目的にすべきではないと思っています。そんな青臭い思いを込めながら、書いたのが分与主義社会です。書いた後にちらっと耳にして、まだ確かめていないのですが分け与える、譲る社会について、学問として成立しているような話をしりました。これから、調べなくてはと思っていますが、詳しい方がみえたら(←これ、方言か?)いらっしゃったら、教えてください。
それから、後払い的感覚、まさに”つけ”と機能はなんら変わらないかもしれませんがタグをつけるという概念に対してのコメントお待ちしております。
ところで最近、ショッキングな事実が判明しました。小さい頃から”誰々さんがいらっしゃった”のかわりに、”誰々さんがみえました”とか”誰々さんがおみえになりました”いった表現を使うことが多かったのですが、これらが方言(敬語)であったいうことです。使う方はかなり丁寧というか、最大級に敬う気持ちから出る言葉なのですが、この使い方に馴染みのない方には、どのように聞こえていたか今更ながら心配です。単に待っていた人が”見えた”≒”やっときたぞ”みたいなニュアンスに受け取られていたこともあるのでしょうか。
そーいえば、マシューの番組(方言といえば、なまり亭!!)が深夜からゴールデンに移って(うれしいけど)、視聴しにくくなったのもちょっと悲しい、今日この頃です。
前置きを書くのも”えらく”(疲れたという意味の方言で、決して偉くなったわけではありません)なってきたので、texto_006、お楽しみください。
index
□コミミ集:アポートシス絡みや、小さな人工衛星などわくわくするような話題がたくさんありました。すごい折り紙(ハイパー折り紙級!)についてもあります。ところで念願のエリーカをみてきました。感動!
□今月のお薦め_09.2005:トゥルー・コーリング(竹書房)テレビもいいけど、活字もね!
□読み物:分与主義社会_SFマガジン2005.12月号、READER'S STORY落選作品!!。便利な貨幣制度に身をゆだねながら、お金という存在に苦しめられることもある!?mosaicをはじめて使ったとき究極の物々交換ができるかもと感じた。そうはいっても、突然貨幣制度がなくなるのはやはり困る!?。
そこで、貨幣制度をなくすのではなく、人類がはじめから貨幣がない社会に存在する設定を考察してみようとおもいました。”お金を支払う”かわりに”タグをつける”という概念でストーリに格好(かっこ)がついてきた感があるので未だ、考察途中ではありますが、書いてみました。ご覧ください!!。
過去のtexto
005、004、003、002、001
コミミ集
□中須賀真一教授(航空宇宙工学)の研究室の大学院生らが製作した一辺10cmの立方体で、重さわずか1kgの超小型人工衛星「サイ5」がロシアのプレセツク宇宙基地から打ち上げられ、その日の夜、日本上空を通過した衛星から電波を受信した。軌道上で、新しい太陽電池の実証実験や地球の画像を撮影し、携帯電話などへの配信サービスなどに取り組む。_27.10.2005
□人の個人差についてDNAのどの場所に違いがあるかを多くの人で網羅的に調べたデータベースが日米英などの協力でできた。解析したのは理化学研究所遺伝子多型研究センター(中村祐輔センター長)、英サンガー研究所などだそうだ。日米中とナイジェリアの住民計269人から同意を得て血液を提供してもらい、DNAを構成する塩基の中で、個人差があると報告された個所約110万個を分析した。個人差にはパターンがあり、全部を調べなくても、適切な代表個所を調べれば残りは予測可能になるそうだ。今回の解析で「代表」を25万個に絞り込み、日本や中国では個人差の98.5%を判別できることが分かった。米国で94.1%。ナイジェリアでは70.1%だった。_27.10.2005
□クローン動物に育つことができないクローン胚をつくる技術を、米マサチューセッツ工科大のグループが開発した。取り出したマウス細胞の子宮への着床にかかわる遺伝子を働かないようにして、卵子に移してできた胚は仮親の子宮に戻しても着床しなかった。そして、胚の内部の細胞を特殊な条件で育てるとES細胞ができ、普通のES細胞と同様の能力を持っていた。_17.10.2005
□緑藻の仲間を細胞内に取り込み、光合成能力を獲得する不思議な単細胞生物を、筑波大の岡本典子さんと井上勲教授が和歌山県と福岡県の砂浜で見つけ、「ハテナ」と名付けた。学生時代に一般の植物で光合成を担っている葉緑体は、太古には独立した藻類だったと説を知ったとき、興奮したことを今でも忘れられない。_14.10.2005
□時たま話題になる折り紙バルキリ。また、話題になっていました。この偉業をこの機会に紹介。閲覧してください、ここをクリック!_14.10.2005
□トヨタ自動車が四輪それぞれにモーターが内蔵された燃料電池自動車発表とある。この類の記事を見るとエリーカの偉大さを感じる。この機にエリーカについても読みましょう!_11.10.2005
☆第39回東京モータショーにいって、エリーカみてきました!。時速370km走行や驚異的な加速を示した記録挑戦車と湘南ナンバーをつけた公道実験車の2台展示してありました。記録挑戦車の背面に(上から見ると)つけた日の丸はまぶしく、同じ日本人として(私は何ら関与していないにもかかわらず)誇らしかったです。行ったときは前の4つの車輪のハンドルが切られていたのでモータの外観もみえ、チョーうれし、です。
□宇宙航空研究開発機構はエンジンなしの小型無人超音速実験機をロケットで打ち上げ、マッハ2で滑空させる実験に成功した。実験機は長さ11.5mで重さは2t。高度約19kmに達したところでロケットを分離して最高マッハ2で滑空。これからの日本はこれまで以上に航空・宇宙で稼げるようにならなくてはいけないので応援!!_10.10.2005
□アスレチックスはケン・モッカ監督の退団を発表した。ここ二年はプレーオフに進出できなかったもののアスレチックスらしい、よい戦いをしていたので残念。3年間の通算成績が275勝211敗っていうだから立派なもんですよね。中日に指揮官として、、、_06.10.2005
□ガン細胞の増殖を止める鍵になるタンパク質をハーバード大の中谷喜洋教授らの研究チームが発見した。ガン細胞内でタンパク質「p600」の合成を妨げたところ、ガン細胞は増殖を止め、次々と自滅したと報告。この報告からp600がアポトーシスに関わっているだろうと誰もが考えるので応用も含めて今後の展開に期待、興味津々です。何でも、培養したガン細胞内のp600の数は正常細胞のそれと比べて異常に多く、p600の合成を妨げるとガン細胞は次々と死んでいったそうです。_04.10.2005
今月のお薦め_09.2005 トゥルー・コーリング
トゥルー・コーリングの本が竹書房から出ています。
ということで今月は
ストレンジデイ(vol.1)
ナイト・ビフォア・クリスマス(vol.6)
をおすすめします。
まずは
トゥルー・コーリングについて
ですがテレビ番組です。ストーリは
主人公のトゥルー・デイビーズには、死を迎えたばかりの人たちの命を助ける、と
いう特別な力がある。無念の死を迎えた者が、彼女に「助けて」と救いを求めると、人知を超えた力が働き、その日の朝に逆戻りする。死ぬには早すぎた人たちの最後の一日を、彼女だけ再びやり直すことができるのだ。
トゥルーは幼い頃、目の前で殺された母親を救えなかった、という過去をもつこともあり、生きたいと思う者たちの死を未然に防ぐためにやり直しの時間を費やす。
繰り返しになりますが
8/1~9/26にテレビ東京で放映された同名のタイトル、トゥルー・コーリングの小説版(竹書房)です。私自身、テレビでは残念ながら数話しかみれなく、結局、第一話、最終話も見逃してしまいました。ということでストレンジデイ(vol.1);第一話と
ナイト・ビフォア・クリスマス(vol.6);最終話を読んだ次第です。
本のおかげですっきりしました(?←この気持ち、シリーズを体験した方はわかってもらえますよね。米、日で署名活動があるとか、しよっかなぁ)。
シリーズ途中からビバリーヒルズ○×白書、ブランドン役のジェイソン・プリーストリーが参加しているのもうれしい。いい役です。
一日をやり直すなど人知を超えるにも程があるという印象を受ける方はトゥルーが予知夢をみていると考えましょう。セブンデイズよりは無理が減少します(セブンデイズには細かいことを忘れさせてくれるおもしろさがあります)。
レンタルもあるみたいだし、ソフトも発売されています。
また、今現在も全国各地でテレビ放映されているようです。
ですから、とりあえず内容についてあれこれ書くのは控えます。
お薦めを読んで興味湧いた方、もともとファンの方も
お好みのメディアでお楽しみください。
ちなみに活字もなかなか読み応えあり、よい仕上がりでした。
ロズウェル程発散していない(する前に終了した?)ので
個人的にはお薦めのプログラムであります。
読み物
分与主義社会
この世界に迷い込んで10日、保護されて7日が経つ。迷い込んだ世界でも人々が社会を形成していた。文明の発達レベルはコンピュータやネットワーク、携帯端末の類が存在し、自動車、列車、飛行機など交通網も充実していて自分が知っている社会と同等である。だが、違和感はある。というのも用途がわからない程ではないが街にある全てのモノのデザインなどが知っている形態と異なっていたからだ。
例えば、自動車は4輪車主流ではなく2輪から8輪車まで様々な数の車輪車両が混在し、タイヤの色も車両ごとに赤、黄、青、緑など様々で黒一色のタイヤに見馴れた自分にはものすごく派手に映った。万事この様な感じであるから、この世界の世界地図をみて、みたことのない陸、海の形を確認したときに文明が同程度の違う世界に自分がきたという信じられない事態を受け入れることができた。加えて、貨幣制度が存在しない、錠はあるが鍵がない二点にはさらに驚かされた。強くこの世界に興味を感じ、観察やボランティアの方達の解説、イラスト付き文献などから貨幣や鍵がない歴史的背景を調べることにした。
資本主義で貨幣制度より成立している社会で生まれ育った私にお金を得ることの意義は高い。しかし、この世界における情動は己が獲得したモノをより多く分け与えることにあるらしい。石器の時代には食物、衣類などを分与する習性が文化に発展した痕が残っている。物々交換ではなく相手に交換するモノがなくても足りないモノを相手に与える行為を示す壁画も残っている。これらの傾向は農耕生活で強まり大規模化した。仮説であるが獲得物を分与しない人間は原始時代の段階で滅びたのかもしれない。
それ故、この社会独特の悲しい歴史はあった。洞穴時代には食糧が不足し、無理矢理分配すると集団が全滅する恐れがある場合、集団を離れていく個体が多数いたという伝承が幾つもある。自主的な口減らしである。ただし、中には新天地を拓いた者達もいただろう。また、故郷が豊かになったこともあっただろう。旅立った者と残った側の双方を思う気持ちは子孫にも受け継がれ、生活に余裕ができると必ず双方で交流を求めた。こうして、仲間に分け与えるため一生懸命働く人・文化の拡散が行われていった。
人間以外の種に対しても分け与える精神は働き、家畜、愛玩動物が生まれ、離れていった者、残していった者を想う懺悔の気持ちは幾つかの宗教を普及させた。また、数学は獲得物の分配法と表記・記録方法を軸として発展した。社会は生産などによって分け与える供給者と分け与えられる消費者とその間を取り持ち、需要を調べ、それぞれの物流を担当する物流者を基本構成として発達した。古くから、供給者と物流者は分け与えるモノにタグを付ける習慣があり、中間者が多くなると一供給物に対するタグの数が増えることになる。加工者を含む消費者に貯まるタグは集団ごとに集められ役所ができた。タグの集計結果は供給と物流の需要の傾向を明瞭にし、仕事を自然調整した。高額納税者の発表に似ているが志の響きが違う。
この分け与える文化は錠はあるが鍵はいらないという現象を生んだ。家や部屋であれば、いきなり入らないでという意思表示であり、倉庫や宝石箱であれば不用意に戸や蓋が開くことを防ぐためであり、決して盗難防止の意味はない。だから、いつでも誰でも錠を外すことはできる。また、留守でも玄関錠をかける人はほとんどいない。貨幣のかわりにタグが存在しているのかもしれないが買い物の時には勝手に人が欲しいモノを必要なだけ持っていくのだ。だから、我々の世界のインタネットに当たるネットワークシステムは供給・物流・消費・需要を示すタグに代わる非常に利便なシステムして発展、普及していったようだ。
もし、この世界に泥棒や怠け者がいればやりたい放題だ。事実、私も空腹から雑貨屋さんから食べ物を拝借した。しかし、これはこの世界では窃盗行為に当たらない。困っている人がモノを持っていっただけだ。私が保護されたのはお店の人や警官が履歴入力をしない私を不思議に思ったからである。買い物で、誰もお金を払っていないことに初めて気付いた時の衝撃を忘れられない。カードや携帯電話の類も出した様子もなく、前いた21世紀とよばれた時代の世界で認証システムの研究開発に携わっていた私は最新の電子マネー・認証システムが成立しているかもしれないと考えた。ところが実際は貨幣も鍵もなく、他人に己の財産を無断で使わせない認証などを無用な社会だった。ただ、この世界にも履歴を速やかに実施ために認証システムは求められている。
私はアジアの昔話を思い出す。天国でも地獄でも長い箸を使ってご飯を食べなくてはならず、長い箸は必要以上に食べ物と口の隔たりをもたらした。地獄では各々が自分の箸で自分の口に食べ物を運ぼうとして、食べ難い極み。一方、天国では自分の箸で箸の長さに程良い相手の口先に食べ物を運ぶことでみんな仲良く食事を楽しむ。
あとがき
われわれの世界の人が今回描いた世界にいってしまったように、こちらの世界に来た人がいるような気がします。その人のストーリも書いてみたいです。
皆さんも買い物などで実際にお金と品物を交換しなくてもお金があったつもりで品物を引き取ってもいいじゃないかと追われた経験はあるのではないでしょうか。払ったつもりでというのがクレジットカードなどのカードの類でしょうし、電子マネなど実際この世に存在する貨幣、紙幣などに使用されている資源を少なく効果もあるでしょう。
電車に乗るたび思うことがあります。自堕落な私は買った切符を無意識にポケットに入れては降車時、改札前にどこに納めたかで慌てます。でも、切符を購入した時点で電車に乗り目的地まで行という権利を獲得しているはずなんですよね。
切符を権利の代替物と考えれば、切符をなくしたらやはり権利を失うことになります。でも、切符を権利を獲得した証明と考えれば、切符以外の証明方法があれば権利はなくならないはずです。
ちなみに、私は長距離特急列車にのるときはカードで切符を購入することが多いです。もっとも、切符はなくさないように努めますので、なくしたときに対処していただければよいのですが。きっと、切符をなくすなどアクシデントの際の対処法はできているでしょう。それでも、切符をなくすのはこわくて、この先も改札前であせっているのでしょう、私は。
投機、法律を逆手にとるなどについても物申すのスタンスで書きたくなってきましたがやめます。つづきをそのうち、簡略資金運用則!?で書きそうだなぁ。でも、科学技術は発達し、法律は整備され、複雑化する社会に対応する努力はされています。
お金は便利な媒介物であって、少なくとも最終目的にすべきではないと思っています。そんな青臭い思いを込めながら、書いたのが分与主義社会です。書いた後にちらっと耳にして、まだ確かめていないのですが分け与える、譲る社会について、学問として成立しているような話をしりました。これから、調べなくてはと思っていますが、詳しい方がみえたら(←これ、方言か?)いらっしゃったら、教えてください。
それから、後払い的感覚、まさに”つけ”と機能はなんら変わらないかもしれませんがタグをつけるという概念に対してのコメントお待ちしております。
拝見しました。
たにぬねのさんは、今の世の中は、豊だと思いますか?
私はこの上なく豊だと思っています。
しかし、お金が人の価値観に大きく影響を与えているのは悪い意味で事実でしょう。お金というある意味不変な価値は、世の中全ての物や思考の価値をゆがめさせ、我々はお金の為に、物や思考を作り出すようになった。もはや生きるための物や思考は、ほとんど作り出されてないように感じます。ただ、このゆがみに気付くものだけが、次世の先駆者になるような気がします。
わたしも今の世の中は豊かだと思います。
たとえば、日本に住んでいて
□お金など代替物があれば間違いなく食糧を得ることができる
□ちょっと前まで治癒が難しかった病気群で治療法がみつかったものがある
□その気があれば教育が受けられる、好きな分野について学ぶ道がある
などなど、です。
少し前からのはやりの言葉、
”持続可能な発展”を実現する
方法の一つに科学技術の発展があると思います。
実際、いくつかの方法がありますが
いずれにしろ、金融、市場原理に則って
実践しなくてはいけないのが現状と
いうことなのでしょう。
いずれにしろ、価値基準のお金より
値打ちがある内容、現物を世の中に提供することですよね!
たとえば、内容、現物と←に相当する金額を並べて好きな方を持って行くようアナウンスしたとき、人がお金ではなく、内容、現物を持って行くだけの魅力的なモノを提供するよう、努めたいです。