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文字情報を中心にした私的適当配信、texto_017です!
(2006年10月19日_asahi.com)などで透明マント・ネタがありましたが、今回はスルーします。
他に気になったといえば、(2006年10月26日_asahi.com)などで紹介されていた約1億年前のハチ(ハナバチの仲間でアリのようにわずか体長約3mm)入り琥珀をミャンマーで発見したという記事です。
今回のハチは白亜紀初期(約1億年前)の琥珀から全身が見つかり、これまで知られているハナバチの化石より4500万~3500万年古いことになる。
生物界大改革の一つに被子植物の植物界における席巻を挙げても良く、もっと認知されるべき説であるが、これにはなんていったって、相棒のハナバチあっての話。この夏はやたらと恐竜と哺乳類の関係のテレビ番組をみたが、現在の哺乳類の反映にはやっぱ、被子植物の戦略も大きなウエイト占めてる話をくっつけた方がドラマチック且つ必然的なストーリを感じさせてくれます。
今回のtextoは
☆イノシシもかれんだー;2007の暦のアナウンスカテゴリー
☆今月のお薦め_09.2006;
☆ストーリー”猿の腰掛”;
を提出します。
☆イノシシもかれんだー;2007の暦のアナウンスカテゴリー
2007年用の暦に使う、内容、イラストについて、大分まとまってきました。
その様子を2007の暦、制作模様から提出までに綴っておりますので、よろしければ、ごらんください。
イノシシ年である2007年は、料理をテーマにしてみました。
これまでのお題は古いものから順に
my favoriteとの融合(寅)、野菜の楽器;むしゃむしゃコンサート(卯)、スポーツ(辰)、言葉;本体あらわれず(巳)、レース(午)、間違い探し(羊)、同音異義?語(申)、行列;デモ(酉)、迷路(戌)と作って参りました。
豚肉を用いた料理は多岐にわたることもあって、
イノシシ科であるブタさん料理をつながりとして暦を作成してみることにしました。
これから、各月のカレンダーも貼り付ける予定ですが、それぞれのイラストも
機会があれば、使ってください。
お料理の絵ということで年賀状に使うことは想定しにくいかもしれませんが
迷いがなければ年賀状に、また、
日記などテキストに添えるちょっとしたイラストとして、
はたまた、お料理日記やレシピのイラストとして使用していただければ、
うれしい限りです。
しばらくはちょくちょく更新していくので2007の暦、制作模様から提出までにもお立ち寄りください。
☆今月のお薦め_09.2006
では二タイトル紹介します。
スタジオジブリ絵コンテ全集15 ゲド戦記 宮崎吾朗 山下明彦 著 徳間書店
原作 アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」
原案 宮崎 駿「シュナの旅」
でいわずと知れたアニメ化・映画公開された作品ですが、
私は残念ながら原作も原案も目を通していません。
ゲド戦記はいつか読んでみたいとは思ってます。特にレギオン襲来でゲド戦記という言葉が出てきて、こりゃ、読まなくてはと感じさせられたというわけです(でも、未だに読んでいないのは、お安い文庫をズッと待っているからです)。
兎にも角にもスタジオジブリ制作アニメのゲド戦記についての感想は
ここではノーコメントを決め込もう!と考えています。
(というのが一つの意思表示になっている気もするが)
では、何がお薦めなのだ!?ということになりましょうが、
絵コンテを見ることも楽しいですよ!というお薦めです。
先月で脚本を薦めたので似たような話になって恐縮です。
今まで絵コンテをみたことのない方は苦労するかもしれませんが、
見方に馴れてくれば、ジブリの絵が好きだ、なんて方は
私以上にこの本を楽しめると思います。
読み手が時間を支配できる便利さと楽しさはフィルムコミック同様ですが、
作り手が絵に込めたの想いがより伝わりやすいのではと考えます。
絵コンテという性格上、当たり前のことかもしれませんが、
特に線について楽しむことができます。
線を鑑賞することに付け加えさせていただくなら、
地球上に棲む視覚を発達させた多くの生物が
輪郭を強調する脳を持っている生き物です。
生き物といえば、
新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿 山科 正平 著 講談社 B-1528
私自身は資料集として使わせていただく予定ですが、
これ一冊置いておけば、あらゆるときに役に立つこの書籍を超、お薦め致します。
なんせ、我々は生き物なのですから。
未熟な感想を付け加えるなら、義務教育を中心にとりあえずの教育は
学問の大筋を伝えることを優先しています(当然のことです)。
そのため、本来説明をしないと独力による理解困難な事項も
(恐らく、泣く泣く)割愛されているの実情です。
あなたの体について、生物について、より知るのに、
このコンパクトさで内容てんこ盛りの本書籍はもってこい。
買うべし!。
もう少し、お薦めにお付き合いいただける方は
今月のお薦め_index->(経由)で09.2006までにもお立ち寄りください。
☆今回のストーリは猿の腰掛です。
以前に書いたテナガザルは俺たちの仲間_更新0(未完)を幾らか曲げつつストーリ化しました。
猿の腰掛
☆二一世紀における「腰掛」の公募について
西暦二○○六年十月二五日(ヒト暦使用)
大宇宙連合・文化拡散政策局
地域文化拡散グループ拡散施設課
二一世紀における太陽系第三惑星の大型生物・ヒトとその生活環境の改善実施にあたり、腰掛製作のデザインの公募を以下のとおり行います。製作デザインを希望される方は公募要領に従い、応募して下さい。
一、文化拡散(腰掛コンテスト)の目的
太陽系第三惑星に生息するヒトはサイズや文明発展に対する増殖率が高いため、現・活動域における資源・環境・社会などが煮詰まった状況に陥りつつある。これはかつて仕掛けた文化拡散が衰退または消失する懸念の現れである。そこで座った状態で思考することが多いヒト達・人類に新しいデザインの腰掛、椅子を提供し、考える能力を活性させ、ヒト自身による現状打破を促進するため、腰掛デザインを広く募集する。
また、今回の結果を分析することで他惑星・多足生物への応用展開も目論んでいる。
二、文化拡散行為の内容
本コンテストでは、以下の事項を実施する。
イ、ヒト対象の腰掛をデザインする。
ロ、ヒトに腰掛の製作を誘導する。
ハ、既存の腰掛と新たにデザインした腰掛について比較検討をする。
ニ、イ~ハを踏まえた腰掛の検討
ホ、ニの結果について報告書の作成
ヘ、イ~ホの内容を踏まえて、多足生物へ普及させるためのセミナーの開催
三、コンテスト条件
実施形態:すべての応募者は文化拡散政策局内スタジオから第三惑星の特定のヒトにデザイン設計の思考波を送り、思考波を受け取ったヒト、または集団が惑星にある資源を用いて製作する。製作時の記憶を残す、残さないの選択は書類申請時に明記すること。
予算資源:製作する椅子の数、大きさなど規模は地球上の資源で上限一マウントまで自由に申請できる。実際の予算資源量は書類選考通過者のみ文化拡散政策局と調整の上、契約資源量を決定する。
四、公募期間
◇書類申請締め切り
西暦二○○六年十二月二五日※恒星印有効
◇製作・設置期間
書類審査通過後、文化拡散政策局と打ち合わせを行った個人・団体から文化拡 散行為を実施してよい。基本的に腰掛・椅子はコンテスト終了後も放置してよ い。
◇報告書、セミナーについて
報告書提出締め切り
西暦二一○六年十二月二五日※恒星印有効
報告書を審査し、結果については西暦二一○七年三月二五日までに連絡しま す。以降については連絡時の指示に従ってください。なお、公募いただいた腰掛 の各種権利は□s■▲規定どおりでありますから公募期間中は注意してご活動く ださい。
五、問い合わせ先
文化拡散政策局地域文化拡散グループ拡散施設課・担当:☆上、松❤(撫子変換)まで
S-mail:□s■▲@.so.tsy(撫子変換)
考話:◇三{一ニ>七}四<七七(∩変換)
※各変換をする際の注意事項などは文化拡散政策局・通口の安定ページまで(hotpp//□s■▲/acgu/) (募集要項終わり)
一千万年前頃(厳密な時期は非公開)、大宇宙連合・文化拡散政策局で太陽系第三惑星に生息する霊長類を文化拡散可能段階に引き上げることを目的とした腰掛コンテストが行われた。樹木の枝・幹を切り落とした切り口として設置された様々な腰掛の中には、座る習慣を身につけたサルの一族の生活を一変させるデザインが存在した。腰を落とし、背筋を伸ばす。堅いものを歯で砕き食べ、それでも叶わぬと身体に備わっていない何かで砕こうとする。可動な関節、懸垂型移動を身につけ、ブラキエーション・腕渡りで器用になった前肢で道具を作る。
やがて、器用になった前肢の代わりに後肢で二足歩行による移動を始めた。そして、疲れると座った。彼らにとって椅子に座る、腰掛ける意義は非常に強くなっていく。会話したり、空を見上げたり、天体に見とれる時間が多くなったり。それから、時は流れ、コンテストで優勝した腰掛に座った末裔たちが二一世紀と呼ぶ時代になって、幾つかの問題を抱えるようになった。
ここで再度、大宇宙の仲間に対して、文化拡散を助長するため、この惑星で腰掛コンテストを実施することになった。
さて、優勝候補の一角と目されている作家の椅子が何かの間違いか、意図的かは分からないが日本の山中に作られた。思考波を受け取った林業を勤しむオトコが大木の太い枝を切って、丁寧にヤスリをかけこしらえた数個の腰掛(記憶なしを選択)。その椅子にニホンザルたちが腰掛ける。遠くをみる眼差しは景色をみているだけではないだろう。これから百年以内にニホンザルのヒトへ対する逆襲が始まるかもしれない。
この10月に、たにぬねのプログを閲覧していただいた代表的な集計は以下の表です。
☆イノシシもかれんだー、でアナウンスしましたが、
10月の終盤から2007年用の暦関連の
イラストの貼り付けを開始した影響で今回のカウントの結果得られた模様です。
お立ち寄りいただいた皆様に大感謝です。
このようにtexto以外にもちょこちょこ書き込んでいるので、お時間を見つけては
遊びに来てください。
閲覧数、訪問IPの定義や他の期間データはカウントまで
texto_18も読んでくださいね。では。 たにぬねの
過去のtexto
016、015、014、013、012、011
010、009、008、007、006、005、004、003、002、001
(2006年10月19日_asahi.com)などで透明マント・ネタがありましたが、今回はスルーします。
他に気になったといえば、(2006年10月26日_asahi.com)などで紹介されていた約1億年前のハチ(ハナバチの仲間でアリのようにわずか体長約3mm)入り琥珀をミャンマーで発見したという記事です。
今回のハチは白亜紀初期(約1億年前)の琥珀から全身が見つかり、これまで知られているハナバチの化石より4500万~3500万年古いことになる。
生物界大改革の一つに被子植物の植物界における席巻を挙げても良く、もっと認知されるべき説であるが、これにはなんていったって、相棒のハナバチあっての話。この夏はやたらと恐竜と哺乳類の関係のテレビ番組をみたが、現在の哺乳類の反映にはやっぱ、被子植物の戦略も大きなウエイト占めてる話をくっつけた方がドラマチック且つ必然的なストーリを感じさせてくれます。
今回のtextoは
☆イノシシもかれんだー;2007の暦のアナウンスカテゴリー
☆今月のお薦め_09.2006;
☆ストーリー”猿の腰掛”;
を提出します。
☆イノシシもかれんだー;2007の暦のアナウンスカテゴリー
2007年用の暦に使う、内容、イラストについて、大分まとまってきました。
その様子を2007の暦、制作模様から提出までに綴っておりますので、よろしければ、ごらんください。
イノシシ年である2007年は、料理をテーマにしてみました。
これまでのお題は古いものから順に
my favoriteとの融合(寅)、野菜の楽器;むしゃむしゃコンサート(卯)、スポーツ(辰)、言葉;本体あらわれず(巳)、レース(午)、間違い探し(羊)、同音異義?語(申)、行列;デモ(酉)、迷路(戌)と作って参りました。
豚肉を用いた料理は多岐にわたることもあって、
イノシシ科であるブタさん料理をつながりとして暦を作成してみることにしました。
これから、各月のカレンダーも貼り付ける予定ですが、それぞれのイラストも
機会があれば、使ってください。
お料理の絵ということで年賀状に使うことは想定しにくいかもしれませんが
迷いがなければ年賀状に、また、
日記などテキストに添えるちょっとしたイラストとして、
はたまた、お料理日記やレシピのイラストとして使用していただければ、
うれしい限りです。
しばらくはちょくちょく更新していくので2007の暦、制作模様から提出までにもお立ち寄りください。
☆今月のお薦め_09.2006
では二タイトル紹介します。
スタジオジブリ絵コンテ全集15 ゲド戦記 宮崎吾朗 山下明彦 著 徳間書店
原作 アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」
原案 宮崎 駿「シュナの旅」
でいわずと知れたアニメ化・映画公開された作品ですが、
私は残念ながら原作も原案も目を通していません。
ゲド戦記はいつか読んでみたいとは思ってます。特にレギオン襲来でゲド戦記という言葉が出てきて、こりゃ、読まなくてはと感じさせられたというわけです(でも、未だに読んでいないのは、お安い文庫をズッと待っているからです)。
兎にも角にもスタジオジブリ制作アニメのゲド戦記についての感想は
ここではノーコメントを決め込もう!と考えています。
(というのが一つの意思表示になっている気もするが)
では、何がお薦めなのだ!?ということになりましょうが、
絵コンテを見ることも楽しいですよ!というお薦めです。
先月で脚本を薦めたので似たような話になって恐縮です。
今まで絵コンテをみたことのない方は苦労するかもしれませんが、
見方に馴れてくれば、ジブリの絵が好きだ、なんて方は
私以上にこの本を楽しめると思います。
読み手が時間を支配できる便利さと楽しさはフィルムコミック同様ですが、
作り手が絵に込めたの想いがより伝わりやすいのではと考えます。
絵コンテという性格上、当たり前のことかもしれませんが、
特に線について楽しむことができます。
線を鑑賞することに付け加えさせていただくなら、
地球上に棲む視覚を発達させた多くの生物が
輪郭を強調する脳を持っている生き物です。
生き物といえば、
新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿 山科 正平 著 講談社 B-1528
私自身は資料集として使わせていただく予定ですが、
これ一冊置いておけば、あらゆるときに役に立つこの書籍を超、お薦め致します。
なんせ、我々は生き物なのですから。
未熟な感想を付け加えるなら、義務教育を中心にとりあえずの教育は
学問の大筋を伝えることを優先しています(当然のことです)。
そのため、本来説明をしないと独力による理解困難な事項も
(恐らく、泣く泣く)割愛されているの実情です。
あなたの体について、生物について、より知るのに、
このコンパクトさで内容てんこ盛りの本書籍はもってこい。
買うべし!。
もう少し、お薦めにお付き合いいただける方は
今月のお薦め_index->(経由)で09.2006までにもお立ち寄りください。
☆今回のストーリは猿の腰掛です。
以前に書いたテナガザルは俺たちの仲間_更新0(未完)を幾らか曲げつつストーリ化しました。
猿の腰掛
☆二一世紀における「腰掛」の公募について
西暦二○○六年十月二五日(ヒト暦使用)
大宇宙連合・文化拡散政策局
地域文化拡散グループ拡散施設課
二一世紀における太陽系第三惑星の大型生物・ヒトとその生活環境の改善実施にあたり、腰掛製作のデザインの公募を以下のとおり行います。製作デザインを希望される方は公募要領に従い、応募して下さい。
一、文化拡散(腰掛コンテスト)の目的
太陽系第三惑星に生息するヒトはサイズや文明発展に対する増殖率が高いため、現・活動域における資源・環境・社会などが煮詰まった状況に陥りつつある。これはかつて仕掛けた文化拡散が衰退または消失する懸念の現れである。そこで座った状態で思考することが多いヒト達・人類に新しいデザインの腰掛、椅子を提供し、考える能力を活性させ、ヒト自身による現状打破を促進するため、腰掛デザインを広く募集する。
また、今回の結果を分析することで他惑星・多足生物への応用展開も目論んでいる。
二、文化拡散行為の内容
本コンテストでは、以下の事項を実施する。
イ、ヒト対象の腰掛をデザインする。
ロ、ヒトに腰掛の製作を誘導する。
ハ、既存の腰掛と新たにデザインした腰掛について比較検討をする。
ニ、イ~ハを踏まえた腰掛の検討
ホ、ニの結果について報告書の作成
ヘ、イ~ホの内容を踏まえて、多足生物へ普及させるためのセミナーの開催
三、コンテスト条件
実施形態:すべての応募者は文化拡散政策局内スタジオから第三惑星の特定のヒトにデザイン設計の思考波を送り、思考波を受け取ったヒト、または集団が惑星にある資源を用いて製作する。製作時の記憶を残す、残さないの選択は書類申請時に明記すること。
予算資源:製作する椅子の数、大きさなど規模は地球上の資源で上限一マウントまで自由に申請できる。実際の予算資源量は書類選考通過者のみ文化拡散政策局と調整の上、契約資源量を決定する。
四、公募期間
◇書類申請締め切り
西暦二○○六年十二月二五日※恒星印有効
◇製作・設置期間
書類審査通過後、文化拡散政策局と打ち合わせを行った個人・団体から文化拡 散行為を実施してよい。基本的に腰掛・椅子はコンテスト終了後も放置してよ い。
◇報告書、セミナーについて
報告書提出締め切り
西暦二一○六年十二月二五日※恒星印有効
報告書を審査し、結果については西暦二一○七年三月二五日までに連絡しま す。以降については連絡時の指示に従ってください。なお、公募いただいた腰掛 の各種権利は□s■▲規定どおりでありますから公募期間中は注意してご活動く ださい。
五、問い合わせ先
文化拡散政策局地域文化拡散グループ拡散施設課・担当:☆上、松❤(撫子変換)まで
S-mail:□s■▲@.so.tsy(撫子変換)
考話:◇三{一ニ>七}四<七七(∩変換)
※各変換をする際の注意事項などは文化拡散政策局・通口の安定ページまで(hotpp//□s■▲/acgu/) (募集要項終わり)
一千万年前頃(厳密な時期は非公開)、大宇宙連合・文化拡散政策局で太陽系第三惑星に生息する霊長類を文化拡散可能段階に引き上げることを目的とした腰掛コンテストが行われた。樹木の枝・幹を切り落とした切り口として設置された様々な腰掛の中には、座る習慣を身につけたサルの一族の生活を一変させるデザインが存在した。腰を落とし、背筋を伸ばす。堅いものを歯で砕き食べ、それでも叶わぬと身体に備わっていない何かで砕こうとする。可動な関節、懸垂型移動を身につけ、ブラキエーション・腕渡りで器用になった前肢で道具を作る。
やがて、器用になった前肢の代わりに後肢で二足歩行による移動を始めた。そして、疲れると座った。彼らにとって椅子に座る、腰掛ける意義は非常に強くなっていく。会話したり、空を見上げたり、天体に見とれる時間が多くなったり。それから、時は流れ、コンテストで優勝した腰掛に座った末裔たちが二一世紀と呼ぶ時代になって、幾つかの問題を抱えるようになった。
ここで再度、大宇宙の仲間に対して、文化拡散を助長するため、この惑星で腰掛コンテストを実施することになった。
さて、優勝候補の一角と目されている作家の椅子が何かの間違いか、意図的かは分からないが日本の山中に作られた。思考波を受け取った林業を勤しむオトコが大木の太い枝を切って、丁寧にヤスリをかけこしらえた数個の腰掛(記憶なしを選択)。その椅子にニホンザルたちが腰掛ける。遠くをみる眼差しは景色をみているだけではないだろう。これから百年以内にニホンザルのヒトへ対する逆襲が始まるかもしれない。
この10月に、たにぬねのプログを閲覧していただいた代表的な集計は以下の表です。
term | 閲覧数 | 訪問IP |
2006.10.01->31 | 1815 | 599 |
☆イノシシもかれんだー、でアナウンスしましたが、
10月の終盤から2007年用の暦関連の
イラストの貼り付けを開始した影響で今回のカウントの結果得られた模様です。
お立ち寄りいただいた皆様に大感謝です。
このようにtexto以外にもちょこちょこ書き込んでいるので、お時間を見つけては
遊びに来てください。
閲覧数、訪問IPの定義や他の期間データはカウントまで
texto_18も読んでくださいね。では。 たにぬねの
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