星のパイロット1・2・3-1 笹本祐一 朝日ソノラマ、朝日新聞社
星のパイロット(1997年)
朝日ソノラマの旧版がhttp://www.j-comi.jp/book/comic/43031で無料配信(投稿時)。
描かれない(というか物語上の立ち位置から積極的に宇宙船を操ることはないだろうミニスカ宇宙海賊の)加藤茉莉香の操縦ぶりを羽山美紀から想像する楽しみがこのシリーズにはあるかなぁ(星のパイロットより先にミニスカ宇宙海賊を読んだのでおかしなことを言ってます、御容赦!、著者繋がりで同時期に宇宙へのパスポートを読むとおもしろさ倍増!!)。
果てしなく遠くへの憧れという共通な気持ちにおいて、群を抜いて努力・手段を怠らないという共通項も持つ美紀とマリオ、(以下、さらなるネタバレ注意報)
「怒っているのは、嘘を吐かれたから。悔しいのは、子供だと思って舐められてたから。情けないのは、それでもあなたがうらやましいと思ったからだ」
全然、情けなくない。でもマリオの前向きさがそれを許さないのだろう。嘘を吐かれた状況を理解したことも加味されているであろうが、何より子供と思われる事実は若さという証で、舐められたことも情けないことも挽回可能であると信じられる、根拠に近いオモイを内蔵している故、
「車椅子でも飛ぶ方法はいくらでもあるんだ。覚えてろよ、いつかきっと、必ず追いついてやるから」
もちろん、先に「貸しにしとくよ」といっているから本当は許しているし、最早怒っていないことなど美紀に伝わっているだろう、気が利きかつ気が配られた本音への応えとして
「先に行って、待ってるわ」
二人のやりとりは格好良い爽快感を運んでくれます。
彗星狩り_星のパイロット2(2013年)
最古参のデュークが美紀とチャンの仕事ぶりを見て、乗らないことを決めたり、
美紀自身が語る将来の覚悟など、地球の大気圏を出て間もない人類のか弱さを物語る反面、
大宇宙へつながる浜辺的な宇宙空間に力強く挑戦する人類の描写。
4通りの異なる取り組みが重なる部分を活かして目的を果たす。
コンパクト・プシキャット発進48日目の長い1日において、
『・・・・・・こちらローリング・プレンティ、聞こえますかどうぞ』を読んで安堵した
そのような臨場感溢れるSuperFictionなSei(F)un受賞なSF。
事後ネタバレ注意報?。(下)の表紙は髪切っているのか、宇宙服に入れているのか。旧版の表紙では切っているのがわかる。でも旧(中)は中に入れているのか?。
ハイ・フロンティア_星のパイロット3-1(2013年)
ただいま、感想を書いています。深淵のヨット部たちの活躍は4娘、5カード辺りが参考になっているのかなぁっという印象。
"→♂♀←"「オススメ」のインデックス
星のパイロット (ソノラマ文庫) | |
笹本祐一 | |
朝日ソノラマ |
星のパイロット(1997年)
朝日ソノラマの旧版がhttp://www.j-comi.jp/book/comic/43031で無料配信(投稿時)。
描かれない(というか物語上の立ち位置から積極的に宇宙船を操ることはないだろうミニスカ宇宙海賊の)加藤茉莉香の操縦ぶりを羽山美紀から想像する楽しみがこのシリーズにはあるかなぁ(星のパイロットより先にミニスカ宇宙海賊を読んだのでおかしなことを言ってます、御容赦!、著者繋がりで同時期に宇宙へのパスポートを読むとおもしろさ倍増!!)。
果てしなく遠くへの憧れという共通な気持ちにおいて、群を抜いて努力・手段を怠らないという共通項も持つ美紀とマリオ、(以下、さらなるネタバレ注意報)
「怒っているのは、嘘を吐かれたから。悔しいのは、子供だと思って舐められてたから。情けないのは、それでもあなたがうらやましいと思ったからだ」
全然、情けなくない。でもマリオの前向きさがそれを許さないのだろう。嘘を吐かれた状況を理解したことも加味されているであろうが、何より子供と思われる事実は若さという証で、舐められたことも情けないことも挽回可能であると信じられる、根拠に近いオモイを内蔵している故、
「車椅子でも飛ぶ方法はいくらでもあるんだ。覚えてろよ、いつかきっと、必ず追いついてやるから」
もちろん、先に「貸しにしとくよ」といっているから本当は許しているし、最早怒っていないことなど美紀に伝わっているだろう、気が利きかつ気が配られた本音への応えとして
「先に行って、待ってるわ」
二人のやりとりは格好良い爽快感を運んでくれます。
彗星狩り(上) 星のパイロット 2 (朝日ノベルズ) | |
笹本祐一 | |
朝日新聞出版 |
彗星狩り(下) 星のパイロット2 (朝日ノベルズ) | |
笹本祐一 | |
朝日新聞出版 |
彗星狩り_星のパイロット2(2013年)
最古参のデュークが美紀とチャンの仕事ぶりを見て、乗らないことを決めたり、
美紀自身が語る将来の覚悟など、地球の大気圏を出て間もない人類のか弱さを物語る反面、
大宇宙へつながる浜辺的な宇宙空間に力強く挑戦する人類の描写。
4通りの異なる取り組みが重なる部分を活かして目的を果たす。
コンパクト・プシキャット発進48日目の長い1日において、
『・・・・・・こちらローリング・プレンティ、聞こえますかどうぞ』を読んで安堵した
そのような臨場感溢れるSuperFictionなSei(F)un受賞なSF。
事後ネタバレ注意報?。(下)の表紙は髪切っているのか、宇宙服に入れているのか。旧版の表紙では切っているのがわかる。でも旧(中)は中に入れているのか?。
ハイ・フロンティア 星のパイロット 3-1 | |
笹本祐一 | |
朝日新聞出版 |
ハイ・フロンティア_星のパイロット3-1(2013年)
ただいま、感想を書いています。深淵のヨット部たちの活躍は4娘、5カード辺りが参考になっているのかなぁっという印象。
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