発見!森のぶ~たん号!

毎日更新を目指しているぶ~たんです。
某社の公式ブロガーに当選を機に、地元密着型のブログをはじめました。

映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーに公開直前に行ってきました・・・Vol.5 和紙の町の小さな奇跡

2011-09-01 16:23:35 | 福井のおススメ
毎度、長々書いてきました映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーに公開直前に行ってきましたシリーズも最終回。

シネマニアプラスも今夜(25:05~)と明日(17:15~)

映画の公開も目前に迫りました。

さて、紙祖神岡神社・大瀧神社からロケ地ツアーの面々、向かうは山道。

今立のロケ地をぐるり回ってきての坂道、雨も本降りになってくる勢い

目指すはロケ地5つ目のポイント 秋葉山の展望台

    

ぶ~たん

辿り着いた眼下に広がる越前和紙の和紙、今立



ここで差し入れのお水を飲みながら、しばし休憩。

ひたすら伝統の和紙を漉き、ヘソを守りつづけた人々がいる町・・・雨空の下想像してみました。

ロケ地6つ目の今立中央病院ははしょり、和紙の里通りを歩いて

最終目的地、パピルス館へ

ここは現在改装中で足場とシートに覆われています。

ここでのお楽しみは  紙漉き体験



今立のきみまろさんのような、係員さんの実演通り

紙を漉いて、押し花を置き、色と金箔、銀箔をほどこせば

誰でも初体験ながら、色紙ができてしまうのです。

    

        色紙の水気を取る作業中

実はぶ~たん、自身で絵心があると思っていましたが、

40人がひしめく工房で早い、上手い、きれいを目指して速攻で体験しました。

出来上がりを見て驚愕・・・とてもブログに出せる代物にはなりませんでした。

写真は桑原アナの力作、白熊くんかしら。これならお部屋に飾れます

今度パピルス館がリニューアルオープン後にゆっくり、ブログで自慢できる色紙にトライします


パピルス館を一の鳥居でお出迎えして下さった現地のスタッフの皆さんとお別れしました。

雨の中、傘もささずに熱心に説明して下さった案内人さん、

参加者の為に傘の束を抱えて、秋葉山を上がって下さった皆さんありがとうございました。

ロケ地なのに、映画の宣伝が控えめな町中・・・(幟も、大弾幕もないの)

「もっと越前和紙を、今立を、今度の映画をアピールしてもいいのに」と感じました。

山に囲まれた盆地の小さな町、そこで延々と受け継がれて来た越前和紙、

幕末縁の下の力持ちになった先人達、そして今を生きる人達が化学反応でできた映画。

和紙の町の小さな奇跡みたいな映画ができたことを

もっと誇ってもいいと思います


バスの中では参加者に自作の色紙、映画のチケット、レターセットが配られ、

じゃんけん大会で、賞品も頂ける大盤振る舞いに盛り上がりました

ぶ~たんじゃんけん大会でレターセットゲット



バスの中のイベント終了後も

桑原アナと井上アナは「シネママニアプラス」撮影を続けていました。

駅でのお出迎えからお見送りまで、お2人とも気配りのホスト、ホステスぶり本当にお疲れさまでした。

また、福井テレビのスタッフのみなさんもありがとうございました。

映画「HESOMORI-ヘソモリ」が福井の映画だからというだけでなく

多くの人の心に響く映画であることを祈って終わりたいと思います

全国の皆様も、福井の片田舎を舞台にした映画「HESOMORI-ヘソモリ」をきっかけに

越前和紙、今立の自然に興味を持って下さるとうれしいです。

今回も長々、おつきあい下さりありがとうございました












映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーに公開直前に行ってきました・・・Vol.4 ヘソの秘密発見

2011-09-01 12:02:58 | 福井のおススメ
ぶ~たん、3回も映画「HESOMORI-ヘソモリ」についてのブログを書いています。

ところが、映画がまだ見ていません。

公開日が9月3日(土)ですから当たり前ですけど

そんなぶ~たん達参加者が、一番テンションの上がったロケ地がここ

     

映画「HESOMORI-ヘソモリ」のヘソが存在する祠の広場

越前市今立の山の中、あっけないほどにそれはありました。



             迫力満点のヘソ

この秘密のヘソを5人の子供が偶然発見し、守ることになった時空を超えた秘密。

後年、普通のおじさんになった5人が人類の存亡をかけて戦う荒唐無稽なおはなしのヘソ

それしかわからない参加者ですが、祠とヘソを前に童心に帰りを撮っていました。

このヘソに関しての秘密もロケ地ツアー参加者は知ってしまったのですが、秘密です。

      

        祠(公開前には書けない秘密のほこら)

ぶ~たん、ヘソの中に入らんばかりの勢いでポーズ楽しみました。

次に訪れたのが紙祖神岡神社・大瀧神社

ジンジャラーぶ~たんも思わずうなりました。

日本で唯一紙の神様「川上御前」をお祀りする国の重要文化財指定を受けている神社です。



一の鳥居も立派でしたが、神社はうっそうとした木立の中結界が張られているような厳かさ。

蒸し暑い午後も、ここだけ静かな時間が流れていました。


   
               本殿の普請も重厚 

    

        お祭りで氏子達に担がれる、御神輿は4機ありました。



ここで「シネマニアプラス」の番宣用に、記念写真も撮りました。

ぶ~たん、春のゼンマイ桜がとても美しいそうなので

満開の時にまた是非来たいと思います。


実は、ここでこのロケ地ツアー最大のハプニングがここで起こりました。

何かって・・・むふふふ

映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーに公開直前に行ってきました・・・シリーズを終えた後、

ぶ~たん、驚くで書かせていただきます・・・お楽しみに

さて、次回はロケ地ツアーも終盤・・・も降りだす中

参加者全員で息を切らしてどこへ行くのでしょうか?

最終回もお楽しみにね


映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーに公開直前に行ってきました・・・Vol.3 越前和紙ここにあり

2011-09-01 10:07:44 | 福井のおススメ
ぶ~たん、大満足の腹ごしらえが済み、

バスはいよいよ映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地 越前市今立町へ

紙祖神岡神社・大瀧神社一の鳥居で、福井県和紙工業組合や映画関係者の皆さんがお出迎え。

ここはロケ地ツアーの起点です。

悪役村田さんと主役の奥さん役の烏丸さんのシーンとか。

鳥居の近くには越前和紙を愛用した画家横山大観氏寄贈の石碑もあり越前和紙の町を実感。

現地の案内人さんの渾身のガイド誌に感心しながら、



第2のロケ地株式会社岩の平三郎製紙所へ

映画のヘソに負けないくらいの主役が越前和紙

主役の永島敏行さん演じるさとしの仕事場です。

その父親を演じているのが福井県無形文化財岩野平三郎さん 



ぶ~たん的にはこの映画のヘソはこの御仁

本当は出演予定の俳優降板での急遽登板とか。

(スタッフ、無形文化財さんに無茶云いますね

ぶ~たん、職人さんが頑固で人嫌いで独特の雰囲気があると思っていましたが

とても自然な立ち居振る舞いの好々爺・・・恐れ入りました

尊敬のまなこで、工場内の案内につき従います。



         和紙の原料(これはパピルス館での




             水に浸けて戻します




             和紙の原料を煮る窯


紙漉きの工程は映画で御堪能下さい




             漉いた和紙の水分を抜くための重石


和紙は冬場女達が冷たい水に手を晒し、あかぎれ、しもやけに耐えるイメージがあります。

あながち間違いでなく、夏場の水が悪くなる時期は品質が落ちないように気を使うそう。

冬場の凍える澄んだ水で晒す事が大切な様です。(和紙も生きものみたい)



  
             乾燥中




             出来上がり 
  
 
和紙は世界誇れる日本文化ですが、

世界で現在和紙といえば韓国の和紙が主流になっているとか(映画のプロデューサー氏談)

日本も、福井県も、今立もアピール、宣伝下手ですね。

でも、多くの日本画は越前和紙が使われています。

最近お亡くなりになられた平山郁夫画伯が、ここの紙を愛用されていたのは有名ですよね。



左の映画チケットも越前和紙。

右のパンフレットの五箇符はこの岩野さんが代々受け継がれた和紙です。

和紙に印を印刷したのでなく、印を漉き合わせした特注品

ぶ~たん、知らない事がたくさんあることに、

ついつい鼻息も荒く

決死の愚問

画家の方々の好み、要望に応じて漉くオーダーメイドならば、

紙出されれば、この画伯の紙、あの画家の方とわかるのですか?

もちろん、そうでした。

他の質問にも丁寧に答える岩野さんを見ながら

こんな風に飾らなくても素の良さが滲む大人になりたいと、

大人になりきれないぶ~たんは思うのでした。


次回は・・・へそもりのヘソを探しに行きます