発見!森のぶ~たん号!

毎日更新を目指しているぶ~たんです。
某社の公式ブロガーに当選を機に、地元密着型のブログをはじめました。

映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアー公開直前に行ってきました・・・Vol.2 おろしそばなら

2011-08-29 15:47:25 | 福井のおススメ
福井テレビさんの映画情報番組シネマニアプラス」PRESENTS

映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーの初めの訪問地は蕎麦屋さん

映画に関係あるかどうかはわかりませんが

越前市(旧今立町)に来たら

「ほんなもん、おろしそば食べなあかんがのぉ」と思う福井県人は多いはず。

ぶ~たんも以前はおろしそばの食べ歩きに凝り、

この大福さんやライバル店を訪れた事があります。

おろしそばは各お店のこだわりを頂くような気がします。

硬めの太い手打ち麺に

辛味大根のおろし出汁をかけていただく田舎そば。



             大盛り 850円

大根おろしのあまり辛さにぶ~たん、はひーっ

ツアー参加者もそば通が多いようで、

皆さん、自分の行きつけのお店や、そばに対するこだわりを口々にしながら

あっという間にたいらげていきました。

不思議なのが、この大根おろしの出汁はそばとからめると、とても辛いのに

のこりの出汁を飲んでみるとそんなに辛くないのです。

辛味大根と手打ちそばがそれぞれの個性を際立たせる名コンビなのでしょう。

ただし、越前おろしそば初体験、辛味大根が苦手な方は、並盛り 550円をお勧めします。


ツア―参加者がおそばを食べて一休みの間も、桑原アナは仕事をまっとう中



バスの座席が後ろでシネマニアスケッチが見えなかった皆さんに、再演

プロは大変だな~と、麦茶でなごみながら思うのでした。


さて、腹ごしらえも万全で、いよいよ映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーもここからが本番

楽しんできます

また、明日も覗いて下さいね


大 福

場所:福井県越前市(旧今立郡今立町)粟田部15-22 駐車場あり

   

営業: 平日 11:00~20:00 
    日祝 11:00~18:30 
    毎月6・16・17・26日休み
    テーブル、座敷席あり


映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーに公開直前に行ってきました・・・Vol.1

2011-08-29 14:16:00 | 今日のハッピー
福井テレビさんの映画情報番組シネマニアプラス」PRESENTS

映画「HESOMORI-ヘソモリ」ロケ地ツアーに行ってきました

8月20日の土曜日、受付開始9時30分少し前にJR福井駅東口バス乗り場に到着



番組司会で今日のツアー全体の桑原アナウンサーと井上アナウンサーにお出迎えされ

バスに乗り込み待つことしばし。

(桑原アナはよりほっそり、井上アナは華奢で美人

10時に出発10時20分(FTB本社前)11時に武生で

今回20組40名のラッキーなツアー客が揃いました。


バスの中では司会コンビの軽妙なトーク



このツアーは福井テレビ「シネマニアプラス」の番組収録も兼ねている・・・

いえいえ、これがメイン・・・

そんなわけで、「シネマニアプラス」の名物コーナーシネマニアスケッチ

間近で見ることができました

ぶ~たんは今迄の番組で使用したスケッチも披露されました。

今まで美術さんが用意してるのだと思っていましたが、

桑原アナが自ら描いているそうで驚きました。

香取慎吾さんや山田洋次監督の似顔絵とかもそっくりで、笑ってしまいました。

もちろん 今回の映画「HESOMORI-ヘソモリ」のシネマニアスケッチも力作

佐野史郎さん似てました



シネマニアスケッチのオチもですが、

それは9月2日(金)深夜25:05~番組本編でご覧下さい。

さて、シネマニアスケッチでなごんだツアーバスは

今日初めのお楽しみ、昼食場所へ向かうのでしたぶ~たん、ワクワクです







 

戦国城下町一乗谷を歩く Vol.5 庭園は愛の証し?

2011-08-25 16:28:35 | 福井のおススメ
戦国城下町一乗谷を歩き隊は、3時間半強(休憩時間を含めて)の行程にそろそろ疲れが見えてきました。

直線距離では2km程ですが、熱中症対策に追走の車と看護師さんも同行の念の入れ様。

朝倉館跡を山側から見て、諏訪館庭園跡までの下りはへろへろのぶ~たんうれしい限り。

朝倉氏遺跡だけで15以上の庭園と種類が確認されていて、これは全国的にも類がないそう。

長期間埋まっていたおかげで中世のそのままの雰囲気が楽しめる庭もあります。




庭園担当の案内人さんが「庭好きには溜まりませんよね」とテンションが上がっていた中の坊庭園(?)

石を屹立させた配置で戦国武者の荒々しい気風を表現したとか。

冒頭の写真の義景の妻の諏訪館は石を伏せ優美。庭園の中で一番規模が大きく手が込んでいます。

奥方への愛情、配慮が伺えます



                     米津

ここから一気に発掘調査中の米津、門の内、上木戸まで歩きゴールを祝って上木戸の上で



              上木戸 土塁の手間に濠があり防御の役割を果たしています

リンクした戦国城下町一乗谷を歩く Vol.2の下木戸の写真と見比べて下さい。

下木戸の領外の人間を威嚇する下木戸とこの形ばかり(実際もっと長かったけど)の木戸

下木戸の向いている北側の勢力をより警戒していたのか。

上木戸の向いている南側を行けば当時親交のあった明智光秀の館や

同盟軍の近江浅井へ繋がる路だったからでしょうか。

実は、ゴールだと思っていた上木戸からもう一息の御所・安養寺跡がゴール



        右手が明智光秀の館があったと言われる東大味方面

何故、京の将軍にも頼られる財力と権勢を誇った朝倉氏が上洛しなかったのかはわかりません。

でも、領内の経済も活発で文化(庭園、茶の湯、生け花含む)も京都から流入できる環境で

敢えて領民を戦にかりだす必要があったのか・・・

今は昔・・・栄華の名残を次々掘り出し続ける遺跡の片隅で思うのでした。


案内人の福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館の職員さん3名の

情熱あふれるガイドぶりについつい、あれこれ感じることが多くて楽しい半日でした。

暑さ負けして福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館を見学できなかった事が心残り。

心月寺跡、盛源寺、一の丸から三の丸もまだ行ったことがないので、いつかまた図録片手に歩いてみたいです。

発掘が進み、平泉寺とセットで世界遺産になる日が来るように願いながらブログを終えます。

今回も長々と読んで下さりありがとうございました






戦国城下町一乗谷を歩く Vol.4 栄華の名残り・・・南陽寺庭園跡、朝倉館跡

2011-08-24 16:22:46 | 福井のおススメ
盛夏炎天下、瓜割清水(うりわりしょうず)で束の間の涼をとり



戦国城下町一乗谷を歩く隊(いつの間に?)は最大の難所であり、見せ場へ向かいます。

冒頭の写真の戦略的に掘られたV字谷を登ります。

案内人さんの背中を追って這い上がると、南陽寺庭園跡



朝倉義景が室町幕府15代将軍足利義昭を迎えて、糸桜の観桜宴でもてなしたと言われています。

後世に遺構はずいぶん破壊されて現状では小規模になっています。

底から、もうひと踏ん張り上がると、朝倉館跡

屋敷は山を背に(ぶ~たん一行が登って来た山)

他の三方(南、北、西)を土塁、その外側を濠からなる堅固なもの。

同時期のの京都の細川管領の屋敷にも負けない規模で当時の隆盛ぶりを感じます。



写真の部分は常御殿で当主のプライベート空間で、台所や湯殿の後もあります。



下の左手前の部分が、花壇を挟んで主殿(しゅでん)と言い、外交の場、接客の場です。

会所(泉殿)、数寄屋(茶会用の部屋)、庭園、花壇からなり、

足利義昭が京都から訪れた時も、茶の振る舞いなどをしたのでしょうか?



館跡からは箆やまな板、ガラス皿、白磁鉢や将棋の駒等様々なものが出土してます。

記念特別展の図録(1200円)おススメです。)

ぶ~たんのツボにハマったのが毛抜き。

当主義景が、常御殿で将棋を刺しつつ花壇を眺める

また、縁側で一人花壇を眺めつつ毛抜きで・・・

凄惨な最後を迎える当主の平平凡凡な暮らしぶりを想像すると

500年以上前もここで多くの人が同じ様に生きていたのだなと、感慨深いのです。


戦国城下町一乗谷を歩く Vol.3 平面復原地区、立体復原地区

2011-08-22 16:48:21 | 福井のおススメ
織田軍の豊臣秀吉に焼き尽された朝倉領内の人々はどんな営みをしていたのでしょうか・・・

それをうかがい知ることができるのが

瓢町(ふくべまち)、中惣(なかそう)、権殿(ごんどの)、上殿(うえどの)それぞれに様々なものが出土しています。



それらを過ぎると平面復元地区の赤渕・奥間野・吉野本周辺

上殿ノ橋ノ通り跡と南北幹線道路跡が交差する辺りからぶ~たんのテンションが上がる所。



         庶民の住居跡?染物屋の跡?


            医師の屋敷跡? 

医師の屋敷跡からは薬草をほぐした薬研、匙、「湯液本草」炭化したもの

鉄砲関連の遺物に、北国船の模型、染料の付着した甕、鋳物屋がいたことを示す金属の付着した容器など

出土品がそこにどんな職人、商売人がいたのか

武家屋敷、奥まった山際の寺院跡には京風の庭園があったことまで教えてくれます。


さて、これは何でしょうか?



雪隠(せっちん)トイレ跡と言われています。

ここは皆さん盛り上がっていました



ここから八地谷(やちたに)、雲正寺(うんしょうじ)、斎藤を抜けたところにある

町並立体復原地区(平井、川合殿)は小、中、高校生とぶ~たんにぴったりの施設

有力家臣の屋敷跡も多く、小規模な町屋もあります。

平面ではイメージが湧きにくい暮らしを町並みを立体復原して

当時の衣装を着たマネキンが暮らしぶりを教えてくれます。

今回は特別コースで分かれて見学もできましたが、

ぶ~たんは見学したことがあるので今回は案内人さんについて行きました。

今までぶ~たんが紹介したところは、無料で楽しめますが、

町並立体復原地区のみ有料です。

とても良心的な入場料で、夏休みの自由研究おススメです。

リンクしましたが参考までに

開 場 9時~17時15分まで(入場は16時45分まで)
入場料 ・個人 ・・・210円(税込)
          ・団体(20人以上)・・・ 割引あり
          ・中学生以下・・・・・・・ 無料
          ・70歳以上、障害者・・無料(運転免許証等年齢が確認できるもの 障害者手帳等が必要)

休場日 年末年始(12/28~1/4)


これ、おまけです。



上殿ノ橋ノ通り跡の起点の上殿ノ橋です。

見覚えありませんか?

今ソフトバンクのCMでお父さん一家が一乗谷で避暑をしていますよね。

ウルトラマンが郵便配達するのを驚いて若尾文子お婆さん、樋口可南子お母さん達が立って見ている橋です。

福井に居ながら、あのCMの一乗谷がここの一乗谷と思っていなかった間が抜けたぶ~たんでした。