先日の日曜5月22日に
NHK公開セミナー大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」に行ってきました。
月、火に書いた
NHK大河ドラマ特別展「江~姫たちの戦国~」でしっかり予習しての参加です。
とはいえ、お腹が満腹で眠気を誘う2時からの開演・・・
ぶ~たん、にわか歴女を気どってみても心配は
まさか講師の眼前で
はなかろうと、前方に陣取りました。
今回の講師は「江~姫たちの戦国~」の時代考証担当の小和田哲男さん
戦国時代史研究の第一人者で現在は静岡大学名誉教授をされているお方。
江の略年譜レジメ2枚、三姉妹関係地図を頼りにセミナー開始です。
レジメ(お市の方の政略結婚から小谷城落城、お市の方と信長との確執、本能寺の変後の三姉妹
二代将軍秀忠の正室としての江に家光、忠長兄弟の確執まで)を見て
こんなにたくさん話せないと思っていましたが、
さすがは大学で教鞭をとっておられただけあって
持ち時間1時間半ぴったりにセミナーを終えられました
予習の甲斐があり、居眠りせずに興味深く聞けました。
ぶ~たんが注目したポイントがいくつかありました。
1つ目は史実上、信長は小谷城を火攻めにはしておらず、お市の方と三姉妹は事前に城から出されていた。
長政の判断か、両家の話し合いかは?
でも、ドラマの演出上ほんの少し火を
と言われ、承知したらドラマでは
2つ目は賤ケ谷の戦い
柴田勝家軍が負けたのは、佐久間盛政の判断ミスもあるが
最大の原因は前田利家の裏切り・・・
これは
ぶ~たんが参加した
歩くざふくいと
こみちこまちツアーでも
語り部さん達が毎回言われていましたが、ああ、やっぱり
調略に負けた
柴田は前田親子を許し逃がしたのですから、
やっぱり男気、惚れますな~
ぶ~たんも家来なら喜んで共に自刃した・・・いや、無理
3つ目は
NHK大河ドラマ特別展「江~姫たちの戦国~」で書いた宮殿
春日局に家光(竹千代)の養育権をとらえた江夫妻が健康で利発な忠長(国松)を寵愛。
家光は春日局の伊勢詣りと偽り、駿府の家康に直訴したウルトラCのおかげで将軍になれました。
幼い時のしこりが起因し、江の死後、
この宮殿を母の供養の為に作らせた忠長を増上寺での法要に呼ばず、果ては切腹にまで追い詰めます。
母恋いのねじれた変形というか、信長が弟を、家康が息子信康を自刃させたように血がそうさせたのか
それともお家争いを避けるための先手か
泰平の世を迎えても、江は修羅の中を生きたのかも
そんなことを思いながら、会場を後にしました。
そうそう、茶々がどうして敵の側室にあまんじたのか?
その答えも小和田さんのお話で分かりました。
キーワードは・・・「正室」
ドラマではどう表現されていくのか・・・
セミナーで得た知識でますます「
江~姫たちの戦国~」が楽しめそうです。
今回も長々読んで下さりありがとうございました