両親の認知症が同時に現れて、母が亡くなって、父の認知が少しずつ進み、“もういやだ!!”って思うこともたまにあります。
何をするにも父のことが最優先で、父の顔色をうかがい、ご機嫌をそこねないように言葉にも気をつける毎日が精神的に苦痛になり、ある日突然爆発しそうな時があります。
休みの日は特に父とずっと一緒。
買い物に行くときも、毎日家で待ってる父がかわいそうで休みの日くらいは外へ連れ出してあげようと、たとえ車から降りなくても連れて行きます。
父も外へ出ることを拒むことはなく、一緒に行きます。
お休みの日くらいゆっくり寝たいと思っても、早起きの父が寝かせてはくれない。
「もう、疲れた・・・」
そう思うことはしばしばです。
そんな生活の中、モコと小麦の存在は私たち親子にとって大きな存在で、この子達がいなければ父との会話もなく、父も昼間寂しい思いをするでしょう。
最近は、吠えたりして怒っても言うことを聞かないと手を上げることもあるので、あまり父の側に行かなくなりましたが、それでも可愛いのか手枕で寝かせようと必死でご機嫌をとることもあります。
ベッドに入って眠っていると突然モコの名前を呼ぶことは毎晩のことですが、それも“不思議”のひとつです。
父の中でモコ達の存在はかなり大きなものなのでしょうね。
私にとっても、可愛い子供のようで、本当に癒されます。
憎たらしい時もありますが(^^;)