♪たのしく 介護♪

父の介護を記録してきましたが、今は私自身の日常と父への想いを記録することしかできなくなりました。

お涅槃

2014-04-16 | 日記
昨日、お涅槃に行ってきました。

今年は母が新弔(この字でいいのかな?)だったので、家族と母の妹とみんなで行きました。


今までは母がお涅槃に行ってくれていたので全く何をどうするのかわかりません。

近所の人に聞きながら・・・


まず、お涅槃前になるとお寺さんから連絡がきます。

「お宅は新弔なので15万でお願いします」

15万が妥当なのかどうかもわかりませんが、いろいろ人に聞いていたので

「うちは働き手が私だけなのでそんなには無理です」と言ってみました。

すると
「それじゃあ、10万でいけますか?」


なんだ、簡単にまけるんだと思ったので

「考えておきます」と返事をしました。


当日は、受付で新弔のお金をを支払い、お寺からの空の封筒に2千円(何のお金?)を入れて出し、同じ新弔の知り合いのところには“ふじのもん”というのをつけます。
“ふじのもん”は1件1000円でした。

それから、新弔の家だけ簡単な精進料理を頂きます。


食事が終わると、過去帳(これまでに亡くなった方、先祖代々の名前を読み上げる)を聞きながら、自分の先祖の名前が出るとお賽銭を出して一礼。

過去帳は明治から年代別に読み上げていきます。


過去帳が終わると檀家の方々も帰り、新弔の家族が残ります。


新弔のふじもんを読み上げ、お念仏をあげて終了。


父は朝から調子が悪く、行かないと言っていたのですが、外へ出ると気分も変わるかと思い無理やり連れて行きました。

すると、たくさんの懐かしい方から声をかけて頂いて気分もよくなったのか、5時間の長丁場を「しんどい」とも言わず、ずっと座っていてくれました。

帰りもご機嫌で、不謹慎かもしれませんが、父にとっては久々に懐かしい人と懐かしいお話ができたことがいいリハビリになったのかもしれません。