♪たのしく 介護♪

父の介護を記録してきましたが、今は私自身の日常と父への想いを記録することしかできなくなりました。

叔父の死

2014-04-24 | 日記
昨日の17:30頃、従兄からの電話。

なぜか不吉な予感がしました。

従兄が泣きながら叔父(父の姉の夫)の死を知らせてくれました。

叔父は生前とても元気で、晩年は多趣味で川柳や俳句、書道等、保護観察官をしながら忙しくしていました。

いつも明るく朗らかで人を和ませることが上手でよくその場を笑いにしてくれる存在でした。

私はそんな叔父が大好きでした。


仕事を早く切り上げ、近くの叔母達に連絡し急いで車を走らせました。

車で2時間ほどかかるので着いたら9時頃でした。


突然のことだったようですが、従兄が施設にいる叔母が帰ってくるまでなんとか頑張ってほしいと思い

「ばあちゃん、もうすぐ帰ってくるからね」

と呼びかけていたそうです。

叔母が帰ってきて叔父の手を握りすぐに息を引き取ったようです。

叔父はずっと待っていたのでしょう。


親の死というものは、大往生だという年齢であってもやはり親は親。
悲しいものです・・・


父にはショックを受けると思い、突然亡くなったと言わず、叔父さんが危ないからお見舞いに行ってくると言い、

「帰りは夜中になるからじいちゃんは家で待っといてな」というとうなずくだけでした。

でも、すぐに

「亡くなったんか?」

というので、

「危篤やから・・・持ち直すかもしれんし・・・」

でも、後々のことを考えて

「もしものことがあったら、じいちゃんも行く?」

と聞くと、口が歪み今にも泣き出しそうな顔で

「行く」と・・・


もう、隠さず父にお別れをさせてあげようと思いました。

土曜日の葬儀には父も参列するつもりです。

そのあとの父が心配ですが、伯母(父の姉)にも会わせてあげておかないと、伯母もほとんど寝たきり状態で会話も喋ろうとはするのですが、声が聞き取れないほど出ない状態なのです。

身近での死は、父にとって認知症を進行させてしまいますが、嘘をついても感じ取ってしまうと隠しきれなくなります。

家族でどうにかフォローできればいいのですが・・・