『白馬のそば処 呑者屋(のんじゃえ)』
天ざる蕎麦 9/4(日)12時半訪問
先週末。2週続けて信州へのドライブ。
今度は白馬村に行った。
私は夏の白馬村が好きだ。雪のない白馬の山々。緑一色の景色。しかし、予想外にもこの時期にしては汗ばむ陽気に少々怯んでしまった。白馬は、いつから避暑地であることをやめてしまったのか。
10年以上も前からお気に入りの蕎麦屋がある。いや…居酒屋の蕎麦メニューと言った方が正確であろう。147号線からオリンピック通りに入り、みそら野の近くに構える人気の居酒屋。昼時からかなりの混みようなのは休日なので仕方がない。
天ざるを頼む。大きめな籔に盛られた蕎麦。つゆをほんの少しだけ、気持ち程度につけて、そのままズルっと喉に通していく。甘み、香り、のど越し。そのどれもが遥々白馬へ来たことへの特権を得たような味わいだった。でも、そば粉は安曇野産(笑)
天ぷらは、茄子、さつまいも、ズッキーニとエビ。野菜の旨み。都会では到底あり得ないような濃密さがある。
テラス席に出て八方尾根を見上げる。深呼吸が気持ち良い。帰りは途中で車を止めて、しばらくの間、凪の青木湖を眺めていた。