
【訪問日時】
9月2日(金)20時頃
あいもかわらず完全自動ドアはおろか、ましてやタッチドアにもなることもないであろう、なんのアピールなのか他の店舗よりも数段動きのいい透明ガラスの引き戸をおもむろに開けて、閉め切るまでもなく直後の客が入れることができるのかできないかのスペースさえもいささか気にしてしまいながら、食券機で『ラーメン(並)』650円のボタンを押した。
それでもなんだか、不意の物足りなさを感じて即座にほうれん草増しの食券を追加購入してしまった。
手にしたレンゲの底をドンブリの約半分を占めているほうれん草に押し当て、混濁のスープがいっぱいにたまるまで上から圧をかけながらゆっくりと沈めていく。レンゲにスープがたまっていくと同時に押し当てたほうれん草にもスープが染み渡っていく感触の心地が良い。ひと口ふた口啜るたびにとんこつ醤油の濃厚ながらもスッキリとした透明感のある後味の良さが伝わるたびに、武蔵家は美味い!と思わず呟かずにはいられない。

ほうれん草増しによる鉄分の大幅な摂取のささやかな目論見も、結局はスープに染みこませたほうれん草だけでご飯をおかわりしてしまい、硬めの麺と合わせて過剰と言わざる得ない炭水化物の大幅な摂取による糖分の蓄積が栄養学的な有効作用を相殺して打ち消してしまうのはわかってはいるものの、もうそんなことはどうでもよいというくらいの至福の充実感を武蔵家のラーメンは私に与えてくれるので、これはもう仕方のないことではあるのだ。

9月2日(金)20時頃
あいもかわらず完全自動ドアはおろか、ましてやタッチドアにもなることもないであろう、なんのアピールなのか他の店舗よりも数段動きのいい透明ガラスの引き戸をおもむろに開けて、閉め切るまでもなく直後の客が入れることができるのかできないかのスペースさえもいささか気にしてしまいながら、食券機で『ラーメン(並)』650円のボタンを押した。
それでもなんだか、不意の物足りなさを感じて即座にほうれん草増しの食券を追加購入してしまった。
手にしたレンゲの底をドンブリの約半分を占めているほうれん草に押し当て、混濁のスープがいっぱいにたまるまで上から圧をかけながらゆっくりと沈めていく。レンゲにスープがたまっていくと同時に押し当てたほうれん草にもスープが染み渡っていく感触の心地が良い。ひと口ふた口啜るたびにとんこつ醤油の濃厚ながらもスッキリとした透明感のある後味の良さが伝わるたびに、武蔵家は美味い!と思わず呟かずにはいられない。


ほうれん草増しによる鉄分の大幅な摂取のささやかな目論見も、結局はスープに染みこませたほうれん草だけでご飯をおかわりしてしまい、硬めの麺と合わせて過剰と言わざる得ない炭水化物の大幅な摂取による糖分の蓄積が栄養学的な有効作用を相殺して打ち消してしまうのはわかってはいるものの、もうそんなことはどうでもよいというくらいの至福の充実感を武蔵家のラーメンは私に与えてくれるので、これはもう仕方のないことではあるのだ。


横浜ラーメン 武蔵家 志木店 (ラーメン / 志木駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0