セイナルボンジン

時代を逆行する大きなお友達ブログ。宇宙戦艦ヤマトや東映特撮ほか。

EX3 その2!

2014-12-14 23:57:15 | 映画

という訳で、『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』より、
ガンナー・ヤンセン(演:ドルフ・ラングレン)ですよ。

今作品は、若手の新キャラや、新たなスター俳優も加入して、
さばかなければならない情報量が非常に多く、必然的に
メンバー一人当たりの出番は大分減ってしまったのですが、
それでもガンナーは可愛らしかったですね!

どこが可愛らしかったかと言うと、
若手のITキャラに対抗意識を燃やして、突然腕に小型の端末をつけてくるんですけど、
仲間に「若造の真似か?」と突っ込まれて
「は?前から持ってたし!」
と見栄を張っちゃうところがまず可愛らしかったですね。

その後、肝心な時にバッテリーが9%しか残ってなかったりとか、
実は全然使いこなせてなくて、天気しか見てないのが発覚したりとか、
相変わらずポンコツなキャラクターが大変愛らしかったです。

シリアス方面で言うと、基本ガンナーって変な人なんですが、実は仲間が大好きで。
メンバーが撃たれて重傷を負ったとき、一番
「死ぬな!」って、必死になってた姿が印象的。

リーダーのバーニーが「これ以上大切な仲間が傷つくのは耐えられない」と
メンバーに別れを告げるくだりでは、
本当に悲しそうに、一人淡々と射撃訓練をするシーンが胸に迫ります。
だんだん武器がレベルアップして、的がすっごいバキバキになってたけど(笑)

今回、アントニオ・バンデラス演じるはぐれ傭兵ガルゴというキャラが出てくるのですが。
一切空気を読まずにマシンガントークを繰り広げるガルゴを、
まるで珍獣でも見るかのような視線で見つめるガンナーが、何だか面白かったです。
ガンナーだって珍獣じゃん…?



今回新たに登場した俳優陣の中で、私が特に好きなのはウェズリー・スナイプス。
アメコミ映画『ブレイド』シリーズが好きだったんですよねえ。
一作目の時、本当はオファーがいってたそうなんですが、
個人的な事情(脱税で服役)によりキャンセル。
世界中のアクション映画ファンをやきもきさせてた彼ですが、
今回、脱獄囚という絶妙の役どころで華麗に復帰。

救ってくれた仲間に、訥々と、誠意をもって礼を言うシーンは、
スナイプスを待っていた世界中のファンに向けたメッセージとも取れて、
なんだかグッときましたよ。

「心配掛けやがってバカヤロー、
 体に気を付けて、これからも頑張れよなコノヤロー」
と、意味もなく、たけし風に応援したくなりました。
「元々は衛生兵だけど、味方に負傷者を出したくない一心で
ガンガン敵を殺してたら、いつの間にか傭兵になってた」という
濃いキャラ設定の割に、ストーリーにあまり絡まなかったのが残念だけど、
それは「EX4」に期待、ということで。


あとは、年取ったとはいえ、破天荒な毒舌CIAエージェントのハリソン・フォードも格好良かったし、
映画界復帰後、B級バイオレンス作品に意欲的に取り組むシュワルツェネッガーが
これまで以上に活躍してたし(ジェット・リーとのホモ設定は意味不明だったけど…)で、
思い出せば出すほどに、「EX3」楽しかったなあ~という感じです。
DVD出たら、日本語吹替え版も要チェックだわ!

地元の映画館でなかなか上映しないから一時はどうなることかと思いましたが、無事見られてよかったです。
ヤマト2199の新作も良かったし、これで安心して年が越せますわ。


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