セイナルボンジン

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実写版を見て

2010-12-10 23:11:13 | ヤマト
というわけで、実写版「SPACE BATTLE SHIP ヤマト」、2回見てきました。
記念に、柳葉敏郎演じる「実写版真田さん」を描いてみました。

真田さんへの愛があふれる熱演に、ファンの一人として大変感動しました。
ちゃんとアニメの口調・トーンに似てるのね!
ありがとうギバさん。


「ヤマト」パート1の物語には、ひおあきら版や石津嵐版、PSゲームなど様々なバリエーションがありますが、今回の実写劇場版はそれらの中で、確実に最高のマンパワーと密度と熱さがあったと思います。
特に、ガミラス本土決戦前の乗組員の決意、古代の檄、艦長席への敬礼には燃えました。

赤くさびた鉄屑が唸りをあげて宇宙戦艦ヤマトの雄姿を現す名場面、あれが美しい最新ビジュアルで、バックにはあの主題歌のメロディが流れる、これを大画面で堪能できた時点ですでに涙腺が決壊しそうでした…いやーヤマトファンやっててよかった。

デスラーがあの声で「ヤマトの諸君」と言ってくれたシーンや、アナライザーの活躍などのサービスにも、いちいち大喜びしながら見てました。自分がこんなにミーハーな人間だったことに、自分でも驚きです。

個人的には、TV版でのガミラス本土決戦からイスカンダルへ至るくだりがヤマト最大のドラマであり、テーマだと思っていますが、その辺はガッツリ割愛されてしまったことは、残念といえば残念です。ただ、2時間半を最大限スピーディに、かつ熱く盛り上げて見せようと思ったら、仕方のないことだと思います。ガミラスサイドのドラマが中途半端になるくらいなら、あの辺でとどめておいて正解かと。

こんなにすごいクオリティになるんだったら、最初から3部作とかにして、もっとじっくり旅を描いてくれればよかったのに…
と、終わった後で愚痴るのも、ファンのわがままです。
最初に実写化と聞いたときは「ふざけんな!」とか言ってたくせにね。

エンディング主題歌は、やっぱり某ハリウッド隕石映画を意識してああなったんでしょうかねw

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