♭出かけよう!ふらっとシャープに#

★気ままに・・・いろいろなメモメモ(^^♪

★花菖蒲の季節でない、永沢寺へ。

2020-09-30 | *関西花の寺二十五カ所

関西花の寺第十一番青原山・永沢寺

摂津国と丹波国との境目に位置する寺と寺案内に書かれていた。
※※
伽藍が摂津国と丹波国にまたがっていたことから通称「摂丹境」と呼ばれ。
徒歩の時代、永沢寺から宿泊なしの一日行程で、京へも大阪へも、
また、山陰街道の宿場町・綾部や福知山へも、
山陽街道の明石や姫路にも通ずる極めて便利な地点であります。
※※
なるほど。。。
こんな山間部にりっぱなお寺が出来たのは、交通の要所、便利なところだったんだ。
寺名は「ようたくじ」地名は「えいたくじ」と読むとの事。

有馬からそんなに遠くない関西花の寺第十一番の永沢寺のお参りさせていただいた。


仁王門
門の表側と裏側の違いがあることを知った。


本堂

本堂に入らせていただいた。

合掌。


心華帖に御朱印をいただいた。

心華帖を買ったのは、2017年の予後一月ほどたった時だった。
まだ、予後治療中でのこと。
外へ出る!
の後押しをしてもらえた。
心華帖「関西花の寺」を知ることで、三田市にある「永沢寺」へお参りできた。
名前だに知らなかった「永沢寺」。
自分で来られる時間の中で、
まったく知らなかった風景、光景の中で時間を過ごせることが嬉しいひととき。

丁寧に手入れの行き届いた境内。
境内のモミジが少し色付き始めていた。
イヌサフランが咲いていた。



300万本も植えられているというハナショウブで有名な花の寺。
が、この時期、もちろんハナショウブは見られない。
菖蒲の花が終わり、枯野のような菖蒲園が向こうの山の麓まで続いていた。
ハナショウブは残念だが、
「永沢寺蕎麦」が美味しいとでも有名だとか?
お参りのあと、「雲水そば」のれんが掛かった「水無月亭」へ入った。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★関西花の寺第10番「摩耶山天上寺」。。。

2019-08-09 | *関西花の寺二十五カ所

摩耶山天上寺:本堂(金堂)

「関西花の寺」観心寺にお参りした折に、「関西花の寺二十五か所霊場」があることを知り、二十五か所霊場にお参りしてみようと思ったのは、すでに二年も前のこと。
当時、初めての手術入院を経験し、退院直後のことだった。
気持ちも体も外へとのエブリさんの勧めもあった。

令和元年八月六日、ようやっと二か所目に霊場第10番「摩耶山天上寺」へ参詣。
観心寺にお参りさせてもらってから、しばらくの時間がかかった。

今年の二月に母の棺に納めた「お四国さん巡りの掛け軸」を想い、「令和時代始まり」の記念にと「お四国さん巡り」を始めたこと。
あわせて、平成二十四年から続けている「西国三十三カ所巡り」もと、ちょっと欲張った「霊場巡り」を目標にしたことで、「関西花の寺」へは、なかなか来られなかった。
「お四国さん」や「西国三十三か所巡り」は、母が父親といつも一緒に長い年月をかけて「霊場巡り」をしていたことが思い出される。

摩耶山天上寺は、女人高野であり、仏母「摩耶夫人」のみ寺。
俳句の寺でもあるとパンフレットに書かれている。
あの与謝野蕪村の
菜の花や月は東に日は西に

は、摩耶詣での帰途、摩耶山の中腹あたりで想を得て詠んだ句だそうだ。

菜の花や摩耶を下れば日の暮るる

もある。
そのほかにも子規や泉鏡花など沢山の人に詠まれている。



1976年(昭和51年)に全焼し、摩耶別山に場所を移して再建されていていた。
天皇勅願所の石碑がある門を入れば、摩耶夫人堂がある。
入って左に本堂、境内からは明石大橋が望める。
素晴らしい眺めの寺院だ。
今年は、三十三年に一度の秘仏「十一面観音」の御開帳の年。(合掌)


一願地蔵堂の前で咲く桔梗





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

★関西花の寺第25番「観心寺」。。。

2017-05-29 | *関西花の寺二十五カ所


金堂(国宝)


久しぶりに降った雨上がりの5月26日に関西花の寺25番霊場「観心寺」を訪ねた。
※※
パンフレットには、
701年役行者によって開創。
平安時代に弘法大師により「如意輪観音像」を彫刻されて本尊とする。
本尊は国宝で秘仏。御開帳は4月17、18日。
南北朝時代、後醍醐天皇は、楠木正成を奉行として金堂を造成。
金堂は大阪府下最古級の国宝建造物。
境内には、楠公建掛塔、鎮守堂、北斗七星塚、村上天皇陵、楠木正成首塚がある。
※※

前々から訪ねたかった観心寺。
青葉若葉の木々の緑の中に金堂の朱が映えて美しい。
受付でもらったパンフレットを見ても広い境内の中には見どころいっぱいのようだ。
その中に「日本唯一の星塚」を一巡して金堂でゆっくりと拝みましょう。
という説明も。
受付の女性にも説明してもらった通りに、星塚を一巡してから本堂でゆったりと深呼吸をして合掌。
厄除けになるそうだ。

金堂にある本尊「如意輪観音菩薩」(国宝)は、
手が6本の観音さま。
手を頬に当てて思惟相を示し
手に如意宝珠を持つので如意輪観音というのだそうだ。
手に数珠を持ち
手は掌を広げて地につき
手に蓮華のつぼみ
手の指先で法輪を支える。
片膝を立て座ってられる。
ご本尊「如意輪観音菩薩」の写真が飾られていた。

広い境内の中に、お参りの人も七、八人。
ゆったりとお参りすることができた。

楠木正成が三重塔の建立を計画したが湊川の戦いで戦死したため建て掛けの塔として一層で残っている茅葺の「建掛塔」。
軒の化粧垂木がとても美しい。


    建掛塔 ; 緑いっぱいの境内

受付所でパンフレットももらった時に聞けば、
観心寺は関西花の寺二十五か所霊場の第二十五番霊場だった。
何かのご縁と、
関西花の寺専用の納経帖「心華帖」を買った。
京都、兵庫、大阪、和歌山、奈良、滋賀の古刹、名刹、隠れた古寺の花の寺が二十五か所。
また、ボチボチと巡りたい。
ひとつ目標を持ててよかった。(^-^;

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする