♭出かけよう!ふらっとシャープに#

★気ままに・・・いろいろなメモメモ(^^♪

☆「長谷寺」詣りを思い出した。。

2024-08-26 | *西国さん

下弦の月(2024.8.26.7:00頃)

8月26日晴れ、夕方に夕立あり

朝の下弦の月を見ていて
夕方に夕立があるとも思えず。。。
ややこしい進路の台風10号のせいかな?



青もみじ越しのお月さま



今日は社会人の孫がお昼を一緒に。。
なにかで「光る君へ」が話題に。

昨日の「光る君へ」紀行
赤染衛門が残した歌集に「長谷寺」に足を運んだことがかかれていると
紹介された映像を見て、、、

そうだ「西国さん詣り」で訪ねたことを思い出し。。。
メモを引っ張り出した。

もう10年も前のことになる
まだカイが居た頃。
老いて、歩くことがしんどくなった「カイ」を軽トラに乗せて
お花見散歩へ連れ出したのだった。


17才のカイ


※※※※※※※※※※※※※※

☆わらしべ長者も赤染衛門もお詣りした長谷寺

2014年04月12日(土)、晴れ




西国三十三か所第8番札所:長谷寺・外舞台を望む


今は昔・・・」ではじまる
日本昔話「わらしべ長者」に出てくる観音様は、
この西国第八番札所:豊山長谷寺と聞いた。
身寄りのない青侍が観音様の「最初に手にしたものを捨てずに持って出でよ」
とのお告げの通りに藁しべを持って長谷寺を出る。
途中で出会った人々と次々にみかんや反物と交換して
最後はお屋敷を手に入れ、長者様になるお話。

その観音様は、
高さ12メートル13センチ十一面観世音菩薩立像。
「大きいなぁ~」と思わず口に出るほど大きな観音様だ。





長谷寺の桜

花咲かば 堂塔埋もれ 
    つくすべし
」(高浜 虚子)

桜の名所と聞いていたが、そこあそこに桜。
ほんとうに埋もれつくすほどの桜。
お堂を見ても塔を眺めても山を向いても桜。

参詣道いたるところ桜の花びらが、
どこからともなく零れ落ちてくるくらいに咲いていた。

長谷寺にお詣りすることを「初瀬詣(はせもうで)」といい、
道長も清少納言なども訪れたとのこと。


※御詠歌※
いくたびも 参るこころは はつせ寺
やまも誓いも 深きたにがわ






エブリさんの「駅の桜」撮影にカイと同行し、
お詣りさせてもらった長谷寺。

このたびは、急ぎ足でお詣りさせていただき、
駐車場で待つ鉄ワンコ:カイのところへ戻った

・・・とメモ書きしていた。(#^.^#)





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★きな粉香る「きびだんご」の思い出。。。

2022-01-31 | *西国さん
1月31日月曜日、今日ではや1月が終わる。
お天気予報で、2月立春を過ぎて寒波がやってくるとか。。
あぁ~また寒い日がやってくる? 。。
とうとう、まん延防止も出ていて。
おうちの中で丸くなって過ごすのが平穏かな?
晴れたり曇ったりの空をぼんやりと眺めるのも常になった。。
♪春よこい♪~
早~く♪こい♪~
おんもへ出たいよ~
が、口に出る。。(#^^#)

今日も捨てるものを少し整理しつつ。
桜の頃、お参りした西国さん第2番札所:紀三井寺
パンフレットやメモを確かめた。
一緒に、懐かしい「きびだんご」の芳ばしい思い出が。
====================


2013年03月23日(土)


西国三十三か所第2番札所:紀三井寺山金剛宝寺(本堂)


境内に気象台の桜開花標準木がある紀三井寺。
2013年は、3月18日に桜開花宣言があったと書き留めている。

満開を待たずに3月23日の土曜日、JR紀州路線に乗り込んだ。
関西一早く咲くといわれ、
「日本桜名所100選」のひとつ、紀三井寺



三分咲きの初々しい桜の花を眺めながら、
231段の「結縁坂」をふぅふぅ登る。
流石に最後の「還暦の坂」を登りきる時は、ヨイッショっと声が先に出る。

231段の結縁坂を登った境内から「和歌の浦」の風景。
桜の花びらごしの眺め。。。
波も穏やかで春の海そのもの。
桜咲き始めなのか、まだまだお参りの人は少なかった。



本堂で合掌。

御詠歌
ふるさとを はるばるここに 紀三井寺
  花の都も 近くなるらん


御詠歌は、天皇を落飾された花山法皇が西国三十三所めぐりをされたおりに、
各霊場に一首ずつ奉納された和歌が御詠歌となったと伝えられている。
花山法皇が参詣されたおりも、
早咲きの桜がお迎えしたのかも知れない。

お詣りを終え、裏参道を下りながら。。。
幼かった子供たちを連れての初詣は、
ここ紀三井寺だったと、懐かしい。
紀三井寺初詣は、JR沿線だったことが大きいが、
何より、
紀三井寺表参道の出店で売っていた「きびだんご」が楽しみだったことも大きい。(^-^;
岡山土産の「きびだんご」のようではなく、
「栃団子」のような茶色の熱々のお団子に
たっぷりの「きなこ」をまぶした美味しいお団子だった。
きな粉の香りがなんともいい香りだった。
もう一度食べたい味だ。
しかし、何時頃からか「きびだんご」のお店を見かけなくなった。

もちろん、今回も見つけることができなかった。

====================


きび団子のお店が見つからず残念!とのメモを残していた。
そのメモを見て、今もまた思い出す。。。
きな粉が香る美味しい「きびだんご」。(#^^#)
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★あれが那智の大滝。。。

2022-01-13 | *西国さん
今日は、朝から風が強くて寒い一日だった。
久しぶりに電気量販店へ。
使いこなせるか?と、疑問符が付きそうな。。
新しい家電がいっぱい。。
普段着も2年ほど買っていなかった。。(^-^;
ので、ユニクロへも。

昨日、夕方のテレビ番組で
西国第一番札所:青岸渡寺が紹介されていた。
ああ、あの絵になる那智の大滝の風景。
西国さんでお詣りさせてもらったのは、
もう7年も前のこと。。
2015年1月だった。

※※※※

2015年01月22日(木)


西国第一番札所:青岸渡寺

御詠歌
補陀洛や 岸打つ波は
 三熊野の 那智のお山に
  ひびく滝つ瀬

※※御詠歌の意味
補陀落(ふだらく)は、
観音さまがお住まいの最高の場所で、
浜辺に打ち寄せる波とたくさんの参拝で
「三熊野の」那智、新宮、本宮での賑わいであります。
那智の滝のひびく音と参拝者のお参りのお経の声が
那智のお山に響き渡っている

との意だと、
「慈悲の道」の栞に書かれていた。

補陀落ってどこなんだろう?
那智の大滝、高さ・水量ともに日本一という雄大な景色を目の前に、
補陀落?を想像する。。
補陀落は、はるか南方の海上にあると聞く。
熊野灘から補陀落へ船を出す「補陀落渡海」というのもあったらしい。


青岸渡寺三重塔と那智の御滝


この日は、初弘法の1月21日、
ここでもご縁を感じて、
西国一番札所にお参りすることが出来た。

2012年の春に奇遇が重なり、
西国第26番札所一乗寺から私の西国巡礼が始まった。
札所の順番通りでなかったが、
ご縁を機に、西国さん巡りをさせていただこうと思い立った。

熊野詣の道、泉州から車でも相当遠かった。
千年前の花山法皇の頃は京の都から歩きである。
気の遠くなるほどの遠い熊野の海・山道を歩かれた。
那智の滝の前に立たれた時の感嘆はどうだっただろう。
ほんとうに絶景!

静かに本堂で手を合わせた。
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★ほぼ10年を経て紅葉の谷汲山華厳寺へ。。

2021-11-16 | *西国さん

第三十三番札所:谷汲山華厳寺仁王門(結願・満願寺)

紅葉の頃にと考えていた「西国三十三所観音霊場」の結願・満願のお寺、
第三十三番札所谷汲山華厳寺へ、11月14日(日)にお参りできた。
始めたのが、2012年(平成24年)4月だから、
ほぼ10年の月日をかけて、西国三十三所観音霊場すべての霊場詣でをはたした。
華厳寺では、本堂の地下にある真っ暗な回廊を手探りで進む「戒壇巡り」もさせてもらった。

もみじ祭りが開かれていた谷汲さん。
午前11時ころに着いたのだが、すでに大勢のお参りの人で賑わっていた。
人出の多さに、ちょっとびっくり。。。


参道に「丁石」が立つ。

本堂までの参道は9丁(990m)ほぼ1kmかな?あるそうだ。
1町:丁(約110m)=60間
1間は、6尺(ふすま2枚分:180cm)



参道の真ん中くらいに「百度石」があった。



本堂へもう少し階段を登る。


本堂で合掌

本堂でのお参りと御朱印を頂き、戒壇巡りを無事巡って、ゆっくりと階段を下りた。

本堂手前にあった、
西国三十三番霊場満願寺 谷汲山華厳寺」の石碑。
満願寺の石碑字に。。。

あぁ。。
ここで、西国三十三所観音霊場の三十三所全所巡りの目標一つを
無事終えることが出来た。
と、忘れかけている三十三カ寺を想う。

境内の真っ赤に燃えるような紅葉を眺めながら。。
母親が、父と一緒に出来なかった結願を姉夫婦と一緒に母親と連れ立ってきたのは、
もう20年ほど前の事だった。

霊場巡りをはじめてからの10年の間にも色々な山あり谷ありの出来事を振り返る機会にもなった。



ご詠歌


現世「本堂」:世を照らす 仏のしるしありければ 
        まだともしびも 消えぬなりけり

過去世:よろずよの願いを ここに納めおく 
      水は苔より 出る谷汲

未来世:今までは親と頼みし おいづるを 
      脱ぎて納むる 美濃の谷汲

※※ご詠歌の意味(慈悲の道から)※※

華厳寺には、西国満願の札所として、花山法皇がおよみになった三首のご詠歌があります。
それぞれ、現世、過去世、未来世を表し、
「世を照らす~」は、現世を表したご詠歌。
観音様の大慈大悲の心は、私たちがこの世の道を迷わないよういつまでも照らし導いてくださるのです。


※※※
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☆日に2本のバスに乗って。。。

2021-10-09 | *西国さん
今日も、暑いくらいの良いお天気がつづく。。。
この秋に、
西国三十三カ所めぐりの第三十三番谷汲山華厳時へ行ってみる?
との話になった。
谷汲さんへお参りできれば、
ようやっと「西国さんの三十三カ所」全札所へお参りさせてもらえることになる。

そんな話で、
懐かしく思い出したのは、
青春18きっぷ」と「日に2本のバス」を利用してお参りさせてもらった
御嶽山・播州清水寺のことだった。
今よりもう少し若かった頃だから出来たかな?

初めて「西国さん参り」をはじめたのは、平成24(2012)年4月法華山一乗寺だから。。。
かれこれ10年越しになりそうだ。

※※※※(西国さんメモ)※※※※※



御嶽山・播州清水寺(第二十五番札所)仁王門にバスが停まる。

兼ねてから青春18きっぷを使って、
西国三十三か所巡りの一か寺へお参りできればとエブリさんに言っていた。
兵庫県にある標高552メートルの御嶽山頂にある第二十五番札所:播州清水寺へ行くバスが「日に2本」出ているという。
「路線バスの旅」ではないが。。。
青春18きっぷを使ってお参りさせてもらうにぴったりな気がした。
バスが1日に2本!!
わぁ~どんなところだろ?

と、ワクワク気分いっぱで、
2015年12月26日、晴れ。
出発。

●JR大阪発11:50→相野駅着12:40
●神姫バス相野発12:50→清水寺着13:36
●清水寺発14:50→相野着15:36


おぉ~、清水寺で小一時間ほどしか余裕がないが。
理想的なバス時刻表。
駅前からのタクシーなら4000円ほどかかるところ、
バス運賃は580円とお得感いっぱい。

JR相野駅12:50分発のバスは数人を乗せて定刻発車、
バス乗車時間は45分ほどだが、
田園風景の道や立杭焼の陶器通りなどを走り、
車窓風景に飽きることなく御嶽山山頂へ登っていく。
御嶽山は、丹波、摂津、播磨の三国の境界にあり、
六甲の山々や播州平野の眺めが素晴らしい。

日に2本のこの貴重なバス。
バスがなければ、
ここ播州清水寺まで駅からの参詣道を徒歩では相当きつい。
清水寺前までの乗客は我々を含めて3人だけで、定刻到着した。
下車時、バス運転士さんからくれぐれも
「このバスは、14:50定刻発車するので遅れないように」
との注意をうけた。


大講堂・十月桜・根本中堂・客殿

仁王門から入り、境内の茶店でお茶でも?
と考えていたが、年末なのか?
シャッターが下りていた。
美しい石積みの参詣道を通り、大講堂で御朱印をいただいた。
お坊さん達は、根本中堂や客殿でお正月の準備に忙しく働かれていた。
地蔵堂の階段のところで、十月桜の可愛い花がまだ残っていた。

御詠歌:
あはれみや 普き門(あまねきかど)の
  品々に なにおかなみの
    ここに清水(きよみず)


※※
しみじみと考えてみるとあちらこちらからの多くの方々に
お参りしていただき普門品の観音経をおとなえしてください。
なにもくよくよ悩むことはないですよ、「この清水寺の観音様に御参拝ください」
※※


という意味だそうだ。(※慈悲の道から引用

参詣を終えて、
仁王門の前で待ってくれていた14:50発のバスに乗り込んだが、
乗っているのは我々二人。
一緒に下車したもう一人の乗客は14:50になっても現れなかった。
本日の最終 バスだが、どうしたのだろう?
清水寺に泊まられたかな?
あれこれ色々と思いめぐらした。
が。。(^-^;

そうだ
清水寺のご詠歌にも読まれている
普き門(あまねきかど)の品々に なにおかなみの・・・
観音経の普門品を読み込んで作られたご詠歌

の通りに。。。
あれこれ思わずに、
バスの発車をまった。(^-^;

※※※※※※※※※

との、メモをあらためて読んだ。
一緒に下車したあの乗客は、あれからどうなったんだろう。。。
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★万葉の恋の舞台「蒲生野」が見下ろせる観音正寺

2020-11-21 | *西国さん

西国第32番札所 繖山観音正寺

2012年(平成24年)4月12日、
エブリさんの北条鉄道撮影にお供した折に、
第26番札所法華山一乗寺にお参りし、
御朱印帳を買い求めたのが、西国さん巡りの始まりだった。
あと、観音正寺と谷汲山華厳時の2か寺を残すだけになっていた。

かれこれ8年ほど過ぎた今秋。
小春日和を越して、今年もっとも遅い夏日になった11月18日にお参りさせていただいた。

高速を乗り継ぎ、滋賀県の龍王インターで降りようとしたのだが、降り口が大渋滞中。
八日市インターまで高速を走ることにした。

繖山:観音正寺は、
標高433mの繖山(きぬがさやま)の山頂に聖徳太子によって1400年前に開創された。
西国三十三カ所の中でも難所中の難所寺だったそうだ。
表参道は、集落から登れば1200段ほどの石段を上るそうだ。
えぇぇ~(^-^; 観音正寺の石段は450段ほどあると聞いた。(>_<)
今は、林道を車で登ることができ、裏参道山頂に駐車場がある。
こちらの裏参道は階段はなく林道を観音正寺まで。ホッ(#^^#)



観音正寺へ続く裏参道の「案内立札」に、いろいろな「言葉」が書かれていた。
一つ一つ読ませていただきながら参道を歩く。




露座の仁王銅像を拝して、秋たけなわの境内へ。




紅葉で彩られた「濡仏」釈迦如来坐像に拝礼。


本堂

ご本尊は、千手観音坐像(仏師松本明慶の作)
インドから輸入した23トンもの白檀の巨大な座像だった。
合掌


境内から見下ろせる蒲生野

万葉集に詠われた額田王と大海人皇子の恋の歌の舞台として有名な蒲生野。
※※HP奈良県民だより:万葉集から
天智天皇の蒲生野(現在の滋賀県、琵琶湖の東南部)での
遊猟の時の歌。
額田王
あかねさす紫野ゆき 標野ゆき
 野守は見ずや 君が袖振る

:あかね色をおびる、あの紫の草の野を行き、その御料地の野を行きながら、
野の番人は見ていないでしょうか。
あなたは袖をお振りになることよ。

袖を振ることは、古代では相手の魂を呼びよせる呪術的な行為とされ、相手の心をひきつけようとする、求愛の行為とみなされれた。

大海人皇子の返歌
紫草(むらさき)の にほへる妹を 憎くあらば
人妻ゆゑに われ恋ひめやも

:紫草のように美しいあなたが憎かったら、
あなたは人妻だのに、どうして恋いしたうことがあろう。

「標野」とは、他人が入ることを禁じた野。
ここでは天皇の御料地

※※


※※御詠歌 ※※ 
あなとうと 導きたまえ
観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを


※※ご詠歌の意味:西国巡礼慈悲の道から
西の国の観音にあこがれ、始めた苦しく長い巡礼も、もう1カ寺打てば満願となる。
観音のお導きにより、遠い国からでもここまで来ることができました。
感懐と観世音の導きに感謝する歌。※※



ご詠歌に詠われている通りに、
もう1カ寺打てば満願となる。
裏参道の「立札」の言葉を読むごとに、これまでを振り返った。(#^^#)
今日の一日を感謝で過ごしたい。
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★ハラミ~タ~。。。。

2020-10-09 | *西国さん

西国三十三か所第十七番札所:補陀洛山六波羅蜜寺

2014年09月07日(日)
にお参り。
もう六年も前のこと。

六波羅蜜寺(京都市東山区)
寺かと思い込んでいた。
今でいう、です。ですのかと。。。

六の波羅蜜六波羅蜜寺
そう、三密の密ではなくて六の波羅蜜のだった。

波羅蜜(はらみつ)は、
母親が毎朝のお地蔵様参りの折に、
唱えた『般若心経』の般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)の 波羅蜜だったのだ。
一人居が心配になり、介護サービス付き住宅へ移ってからも連れだってお参りすることをなにより楽しみにしていた。
そして「ハラミ~タ~」と唱えた。
少し認知症があったが、不思議に般若心経は最後まで朗々と唱えた。
今となっては、母親との懐かしい思い出の一つ。

ここは、六波羅蜜寺は、
951年醍醐天皇第二皇子光勝空也上人により開創。
空也上人が彫ったとされる国宝「十一面観音像」が本尊。

合掌。

※※御詠歌※
重くとも 五つの罪は
よもあらじ
六波羅蜜堂へ 参る身なれば
====
たとへ五つの大罪を犯したものでも御観音様とご縁を結び、
今度は六の波羅蜜を日々実践していくことにより罪は消えていくことであろうという御心が当山の御詠歌となっています。
※※


と、宝物館入場チケットに説明書きがあった。
そして、あなたの座右の銘のために。。。
として、「六波羅蜜」の説明も加えられていた。

※※
六波羅蜜とは、この世に生かされたまま、仏様の境涯に到るための六つの修行をいいます。
波羅蜜とは彼岸(悟りの世界)に到ることです。
六つは、
◆布施◆持戒◆忍辱◆精進◆禅定◆智慧
※※



そう、宝物館にはあの教科書に出てきた口から阿弥陀様が出ている空也上人の像をはじめ、閻魔大王様や平清盛像、持国天像、増長天像、広目天像、多聞天像と重要文化財がいっぱい見ごたえ十分。


空也上人と平清盛像

空也上人の目が光り、念仏を唱える口から六体の阿弥陀様が現れた。
ワォっと見入ってしまった。

拝礼
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★屋根裏で眠っていたという「なで仏」!

2020-09-26 | *西国さん

第二十一番札所:穴太寺(あなおじ)

丹波地方随一のお庭もあると聞いていた古刹「穴太寺」。
訪ねたのは、2013年4月12日、桜のころ。
エブリさんのJR山陰線胡麻駅へ「駅の桜」撮影に同行した日にお参りした。

※※※

穴太寺お参りの前年、2012年(平成24年)4月12日
エブリさんの北条鉄道法華口駅の「駅の桜」撮影同行で、第26番札所一乗寺にお参りした。


北条鉄道:法華口駅

法華口駅から車で15分ほどの所にある、(#^^#)
(決して、法華口駅といえど駅から近いわけではない(^-^;)
第26番札所法華山一乗寺にお参りした折、ご縁を感じ初めての「西国三十三所巡り」御朱印帳を買った。

昨年の春、2019年(平成31)年4月に西国第十一番札所:醍醐山 上醍醐・准胝堂で御朱印をいただいたことで、
後、ようやく
第三十二番札所観音正寺
第三十三番札所谷汲山華厳寺
の2寺を巡らせていただくだけとなった。
ほぼ十年近くになる。
今までに巡らせていただいた札所寺を追記できたらと思う。



※※※


丹波地方随一と言われる
「穴太寺」名庭を拝見しようと受付へ。
係の人が穴太寺について丁寧に説明してくれた。

「今昔物語集巻第十六」に「身代わり観音」の伝説を残す聖観世音菩薩が本尊だそうだ。
本堂の脇にお布団が掛けられ横になっている釈迦涅槃像がJR西日本の「西国三十三か所めぐり」のポスターになったほど有名とのこと。
「なで仏」と呼ばれ全国からも大勢の人々が病気平癒の祈願にこられ自分の悪いところと同じ場所を撫で、平癒を願うそうだ。
平癒した人々から送られたお布団は、時々交換されているということも教えてくれた。



安寿と厨子王が捕えられた時に苦しみを代わりに受けられたという「厨子王肌守御本尊」。
そして「御本尊:聖観世音菩薩」をお参りさせてもらった後、
説明を受けた本堂脇にお布団を掛けられ横になっている「釈迦涅槃像」へ進んだ。
お布団を取らせてもらって、お顔、首、お背中、足にいたるまで撫でさせてもらった。
お参りの人はなく、我々だけだったので丁寧にゆっくりと。。。
撫でさせていただいた。



長年大勢の人々に平癒祈願のお参りをされた釈迦涅槃像は、
大勢の方の祈願を受けて丁寧に撫でられたようでポスター通りに全身つやつやと黒光りしいていた。

合掌。


※※御詠歌※※
かかる世に 生まれあふ身の
あな憂やと 思はで頼め
   十声一声(とこえひとこえ)
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☆「醍醐の花見」。。。見事なしだれ桜!

2019-04-04 | *西国さん

西国第十一番札所:醍醐山 上醍醐・准胝堂
霊宝館にある枝垂れ桜(樹齢200年)

霊宝館の寺宝もすごいが、樹齢200年と言われる枝垂桜も見事な桜。
すご~い!見とれてしまう。

新緑の頃に一度、醍醐寺を訪ねたことがある。
「お花見と言えば醍醐」と言われるほど桜で有名だが、すごい人出を思うと行きそびれていた。
それで、西国三十三か所巡りのご縁で「醍醐寺」にお参りさせてもらうのは「春の桜の頃に!」と決めていた。


4月3日、少し肌寒いが花見日和り。
地下鉄醍醐駅に車を止め、徒歩で醍醐寺まで(10分ほど)。
醍醐寺総門に到着したのは、午前11時前。
すでに、門前は大勢の人で賑わっていた。



まず、仁王門から足早に金堂、不動堂、五重塔を通り過ぎ日月門を潜った。
見事な枝垂桜や山桜に映えて観音堂の屋根瓦が美しい。
平成二十年、上醍醐准胝観音堂が全焼したため、観音堂で御朱印を頂く。

ななんとびっくり、御朱印を待つ人々の行列???
やはり桜の頃は、すごい。
この季節にお参りをと考える人は、誰しも?・・・かな?(^-^;

御朱印を頂き、お休み処寿庵で昼食休憩をして、
右も左も桜、桜、しだれ桜、
五重塔や清滝宮拝殿あたりをゆったりと醍醐の花見を堪能させてもらった。

三宝院や霊宝館の枝垂れ桜が見事、美しい。
桜はもちろんのこと、三宝院のお庭や霊宝館の寺宝の数々が、とても素晴らしかった。
春のいい一日に。。。。

ご詠歌
  逆縁も 洩らさで救う 願なれば
        准胝堂は 頼母しきかな



ご詠歌の意味は、(慈悲の道から。。。)

観音様のお徳で結縁し、新しい命を授かり喜びとする中で、その命を失うという
深い悲しみからお救いいただく。
そんな大きな願いをもたれる准胝観世音菩薩は、まことに諸仏諸人の母である。



     







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☆「八百八段」の石段参道を登れるか!?

2018-11-22 | *西国さん

西国三十三所第三十一番札所:長命寺(本堂(重要文化財))


長命寺は滋賀県近江八幡市、琵琶湖畔長命寺山腹にあり、山号は姨綺耶山(いきやさん)。
本堂へは、参道808段の石段を登って参詣すると案内本にある。
山門近くまでは車道が通っていて、約100段の石段を登れば本堂へ参詣することが出来るとも書かれていた。
長命寺に着くまでは、是非とも八百八段の石段を登って参拝しようと心積もりしていた??
かつては、第三十番札所の竹生島「宝厳寺」から船で「長命寺」に参詣する巡礼の人々もあったようだ。
なるほど、長命寺八百八段石段参道の目の前が、長命寺港である。

近江鉄道グループの 「オーミマリン」での特別運航もあったようだ。
====
特別運航(2018年10月17日(水)の一日運航)
彦根港⇒竹生島⇒長命寺港
彦根港9:15発 ~~~ 竹生島9:55着・10:55発 ~~~ 長命寺港12:25着
             (竹生島での滞在時間60分)
長命寺港⇒竹生島⇒彦根港
長命寺港13:00発 ~~~ 竹生島14:30着・15:30発 ~~~ 彦根港16:10着
               (竹生島での滞在時間60分)
=====
へぇ~、こんな船でお参りもいいなぁ~

船も魅力的だが、今回11月21日のお参りは、車で
予後、まだ以前のようにしっかりと歩けないということで山門の手前まで車で登った。

長命寺の山門は、木柱が組まれただけの門。
いままでお参りした寺院の山門は、重厚で立派な山門が多かったので、ちょっと意外だった。



ここから、100段ほどの石段を上がって本堂へ。
合掌。

そして、三重塔、護摩堂、三仏堂、護法権現社、鐘楼、太郎坊権現社へとお参りした。
境内では巨石が沢山祀られている。
太郎坊権現社の「飛来岩」は、太郎坊が長命寺を懐かしみ京都の愛宕山からここまで飛ばした岩と伝えられているそうだ。
その太郎坊権現社の拝殿に立つと、眼下に琵琶湖を見渡せる。
境内の中で最も琵琶湖の展望が良いと紹介されていた。
湖面がキラキラと光り、広々した晩秋の琵琶湖があった。

ご詠歌
八千年や柳に 長き命寺
  運ぶ歩みのかざしなるらん

※意味は(西国巡礼慈悲の道より)

柳の霊木で刻まれた有難い千手十一面観音のご本尊様におすがりすれば、
あらゆる苦難を救われて、健康長寿、疑いなし。
このご本尊様は人生の歩みのご先達となって導きくださるであろう。






コメント (2)
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