またもやコロナ感染者数が大幅に増えている。
首都圏に緊急事態宣言の再発令もされるとのこと。
コロナ感染関連のニュースを聞くと気持ちが沈みがちになる。
ここしばらくは、寒波が続くらしい。
外は風も強く寒そうだ。
何もせずの日々をコロナのせいにして。。
またまた自粛巣ごもりが続きそう。
巣ごもり生活で、懐かしく思い出されるのは、
友達と楽しくあっちこっちへ行ったこと。
「麒麟が来る」で思い浮かぶのは、明智、
明智町にあった「日本大正村」と連想ゲームのように。。。
懐かしい青春18きっぷの旅が思い出される。
ワイワイガヤガヤとおしゃべり三昧が、楽しかったなぁ~。
手洗い、マスク、三密を避け、自粛もして、
友人とおしゃべり三昧出来た日常を早く取り戻したい。
※※※※※※※※※
平成20年4月5日(土) 快晴
行程
明智駅らんらん列車
●大阪8:00 新快速米原行 米原 9:25
●米原9:58 新快速豊橋行 名古屋11;10
●名古屋11:32 快速中津川行 恵那12:34
●恵那12:45 明知鉄道明智行 明智13:39
★青春18切符で明智町へ。
大阪駅から満員の新快速米原行きに乗り込む。
春休みの東海道線は混雑していて列車旅の風情は味わい難い。
それでも沿線に咲き誇る桜やこぶしの花といった春の風景が車窓を流れる。
米原、名古屋と列車を乗り継いで、JR恵那駅に到着。
★JR恵那で明知鉄道に乗り換える。
明知鉄道は、JRと構内つづきである。
地方鉄道のせいか駅員さんもすこぶる丁寧な案内。
今回乗車する「らんらん列車」は、
予約が必要なお弁当付き臨時列車。
「らんらん列車」は既にプラットホームで待っていた。
ロングシートの車内に長机がセットされ、お見合い会場のような雰囲気。
そして、車掌さんの名調子ガイド付き。(#^^#)
明智町まで50分の乗車時間だったが、
名エンターテイメント車掌さんの独演舞台?と思われる楽しい車内。
お弁当は、「深山弁当」。
季節の山菜・川魚が彩りよく調理されていて、美味しく頂いた。
温かなお吸い物つきがうれしい。
車掌さんの楽しい案内で、
小一時間が過ぎたと思えぬほどに、すぐに明智駅到着。
春風に後押しされるように、大正村まで歩く。歩く。歩く。
★大正村を散策。
「日本大正村」がある明智町は岐阜県恵那市にあり、
名前通りの明智光秀ゆかりの土地。
大正村役場前
役場前には、2008年(平成20年)4月5日は、大正97年4月5日との看板が。
大正時代は知らないが、しっとり落ち着いた路地を気ままに散歩。
人の気配が少なく、のんびりとした町並み散策。
町をそっくりそのまんま大正時代の空気で包みたかったという町並み。
村長さんがなんと司葉子、先代は高峰三枝子さんという往年の大女優が町を盛り立てている。
「大正浪漫館」では、古きよき時代の日本映画ポスターや高峰三枝子関連の衣装などが展示されていた。
常設では、山本芳翠の絵画も展示されていた。
大正資料館や大正時代館、旧三宅家など大正時代の面影を残す建物内部をゆったり気ままに見学した。
旧三宅家
大正時代を目で満喫したあとは、
元京都にあった喫茶店「天久」へ入る。
矢絣姿の小母さんが迎えてくれ、カウンターに腰を下ろした。
大正末期から昭和の初めに、常連の中に多くの文化人も居たという、
当時のままの雰囲気で珈琲をいただく。
聞けば、矢絣の小母さんは住民ボランティアの方だとか。。。
カウンターの端に「ヒズ・マスターズ・ボイス」でおなじみの蓄音機が置かれていた。
蓄音機からは、「高峰三枝子」の「湖畔の宿」がガリガリ・ブツブツ音も混じりながら流れてきた。
珈琲で一息ついた後は、
遠山家の裏を流れる明智川に沿って、樹齢400年と聞く「遠山家の桜」へ。
「遠山の桜」と言えば。。。。思い浮かぶのが。。。。
あの「北町奉行、イェヤイヤイ・・・・の桜吹雪の金さん」
との所縁があれば、と
勝手な想像をしながら樹齢400年の桜を見上げた。
●明智15:50 東鉄バス
五分咲きの遠山桜(樹齢400年)
瑞浪 16:30
瑞浪 16:33 快速名古屋行 名古屋 17:30
名古屋18:00 新快速米原行 米原 19:08
米原 19:19 新快速姫路行 大阪 20:43
★「日本大正村」古き良き時代の雰囲気の中で、ゆったりと春の一日を過ごせた青春18きっぷ旅。
帰り道は、名古屋名物「名古屋コーチンきしめん」で旅を締めた。