
電柱鳥類学
三上修著 :渡邊十絲子(詩人)評
朝刊(2021.2.13)の「今週の本棚」で紹介されていた本。
「電柱鳥類学」
「部屋の窓からも、たくさんの電柱や電線が見える。」
「そしてそこにはいつも鳥が止まっている。」の文に惹かれて読みはじめた。
かねがね、勝手に、
スズメやツバメは、いやいやメジロだって、
電線によく止まっているのを見かけては。。。??
ゆらゆら揺れるであろう不安定な電線に何故?
見晴らしがいいから?
木の枝だって、屋根の上だって見晴らしがいいだろうに?。。。
と、
鳥は、なんで電線がお気に入りなんだろう?と思っていた。
評の中で、
「現代の鳥たちは、人間が150年かそこら前に作り出した構造物を、普段使いの足場にしているのです。」
の箇所。
え、そうなんだ。
「電線に止まっている鳥は、地球上の長い歴史の中で、たった200年、
つまりほぼ一瞬のあいだしか見られなかったもの、ということになります」
わぁ~すごい、
「我々は、電柱、電線、と鳥が一緒にいるという貴重な時間を生きているということになるのです。」
「そう考えると、電柱・電線に止まっている鳥をぜひ見ておかなくてはならないと思うはずです。」
の渡辺十絲子(評)さんの本文紹介文を見て、
本も面白そうだなあ~との感心より以上に。。。。(^-^;
えっ!、やはりそうなんだ。
俄然、スズメ、メジロ、ツバメが電線に止まっている姿を見とかなきゃ!!。

♪♪電線に スズメが三羽止まってた♪♪。。。
なんて、歌もあったなぁ~
電線にツバメが四羽止まってた~(^-^;
(2019年8月)

三上修さんの本は面白いですよ
見慣れたスズメなのに読んでいるとビックリすることが多いです。
すでに『電柱鳥類学』は購入していて、機会があれば紹介したいなと思っていました(*´▽`*)
>三上修さんの本は面白いですよ
そうなんですね。
紹介文を読んでいても面白そうだなぁ~と、
読んでみようかな~という気が。。。(^-^;
kazeさんは、すでに読んでらっしゃるんですね。
そのことをお聞きすると。。。
図書館で借りて読もうかな
と、思いました。
kazeさんのご紹介も、楽しみです。