「日本の素朴絵」展(龍谷ミュージアム)
残暑が厳しかったこともあるが用事も重なり、ここしばらく遠出はしていなかった。
久しぶりに、楽しそうな展覧会を新聞で見つけ、京都まで出かけた。
龍谷ミュージアムへは、初めて入った。
あの世界遺産「西本願寺」のお向かい堀川通りに面した龍谷ミュージアム。
2011年に開館した素敵な建物の仏教総合博物館。
10月4日昨日、そこで開催中(9/21-11/17)の「日本の素朴絵」展を観覧に。
日本の素朴絵
ゆるい
かわいい
たのしい
美術
のフレーズに惹かれて見に行ってきた。
第1章 絵本と絵巻 から
第2章 庶民の素朴絵
第3章 素朴な異界
第4章 知識人の素朴
第5章 立体に見る素朴 まで。
どの章でも、みる絵に「ほんわりなんや」「ひょうひょうやなぁ」
「おお~らかぁ」「えぇ~そんなんなん」「なんか..かわいいなぁ~」
「あぁ~そうなん..おもしろそう」
などと、ついつい作品に声掛けしたくなる。
思っていた以上に微笑ましい「埴輪」「絵本」「絵巻」「掛け軸」「土器」。
思ってもみなかった焼き物の狛犬。
円空作の「観音三十三応現身像」、こういった木の像もあることを初めて知った。
第4章では、茶人、文人、俳人たちが描いた素朴絵が並んでいる。
白隠や仙崖、若冲、池大雅、蕪村の味わい深い素朴絵。
南天棒の「雲水托鉢図」これは、ノートをお土産に買った。
日本最後の文人といわれた富岡鉄斎の「福神遊戯図」。
耳鳥斎の「大黒と福禄寿の相撲図」。
見ていて楽しい、見終わっても楽しい展覧会だった。
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