タロママ覚え書き

13年 タロ(茶色)
22年しろ

あれから3年

2014-03-11 15:53:38 | インポート
思い出さないっていうのも一つの自己防衛手段だったりするんですよね。

失ったモノを数えはじめるとけして明るい気持ちにはならないし。

震災後の支援の不平等さとかも思えばむなしくなるし。

県南地域なんか線量高いのに福島との対応の違いが大きいし。

無駄なのに高い防波堤作ろうとしてるし。

今日は新聞もテレビも精神衛生上NGだ。

でも地震はまたくる。
どこかにはくる。
だから備えはしておかないとね。
全部以前に書いたかもしれないけど。。。

震災の次の日はとても暖かくて、
だから子供たちと車も走らない道路でテニスしたりしてた。

停電だけど電池式のTVはみられたので、情報は入ってた。

10歳の時大きな地震にあって、
だから3日間は自己責任で生き延びる準備はしていたけど、
今回電気の復旧には5日かかった。
今後は自己責任は5日間と思う事にした。

幸いにも我が家の地域は水道が出た。
それにうちにはキャンピングカーがあって大きなインバータがついてたので、
自販機のプラグを車のコンセントにつないで、みんなでジュースやお茶を買って飲んだ。

水をもらいに行くのに容器がない人が結構いたけど、
買い物かごに大きめのビニール袋とかでもいい訳だから、
用意しておくべきだと思う。
水洗トイレに流すための水を給水車にもらいに行くのはばかげている。
川に汲みに行くとか、
ネコ砂使うとか、新聞につつんでトイレに流さなければいい。

あと便利だったのは手回し発電式の懐中電灯と庭に置いてたソーラー式の電灯。
これを夜はろうそくの代わりに使えた。

冷凍庫は3日間開けなかったら
冷凍食品も案外冷たいままだった。
4日目以降に食べた。

あとこれも昔の教訓で用意していたんだけど、石油ストーブ。
のっちが生まれてすぐに買って買ったきり倉庫にしまって15年。
ファンヒーターやエアコンは電気止まると使えない。
煮炊きもできるし寒い夜にストーブあるとないとでは大違い。

それから。。。
お風呂は入れなくても体拭ければそんなに辛くないんだけど、
頭洗えないのは結構つらい。
ウチはお湯沸かして、柄杓で汲みながら交代で流しで頭洗った。
気分もさっぱりする。

震災後なかなか手に入らなかったのが卵や納豆。
手に入るとご近所と分けたり交換したり。
パンケーキなんかも近所に喜んでもらった。
買い占めるとか我慢するとかじゃなく、シェアして楽しく。

そうそう、子供には鍋でごはんが炊けるように教えておくこと。
これとても大事。