たつみみず晴れ-FELICIDADE-

日々の出来事です。
このブログを通して
みなさんの日常に彩りを加えていきたいです。

イチゴ花芽検鏡

2011年09月14日 20時40分34秒 | イチゴ
今、昭和イチゴ部会ではイチゴの花芽検鏡が行われてます。


イチゴ花芽検鏡とは・・・?


何をするかというと、イチゴの株の成長点を観察して花が咲く準備が始まったか確認すること。

花芽分化が進んでいるか否かを顕微鏡にて観察。



これがすげ~難しい。

生長点なんて肉眼では確認できません。

顕微鏡を覗きながらメスで生長点に向けてイチゴの葉っぱ→葉っぱになる準備中の細胞を剝がしていきます。

おれは2~3年くらい前から初めてやって、今年で4回目。

JAの指導員さんに教えてもらいながらやりましたが中々うまく観察できません。

観察は面白いけど、う~ん、まだまだ修行がたりないね・・・。





花芽分化?

イチゴが生長していくと葉がドンドン展開していく。




ある条件になると葉じゃなくて、花が咲くように生長点が分化する。

これが花芽分化。



その条件は、低温が一番効く(17℃前後が続くと良いはず)。

他に、体内の窒素量や日中の長さなんかが関係する。

ざっくり言うと、イチゴが春になったと関知して子孫を残そうとすると花が咲きます、そしてイチゴが実る。

だから、今の時期多くのイチゴ農家はイチゴの苗を冷蔵庫に入れたり、夜の時間を長くしたりと色々やります。

そんで、検鏡して花芽分化が確認できたら定植が始まる。

だいたい9月中旬~下旬に入ってから定植が始まるね。(八代地方情報です)



↓ちなみにこの機械は、葉色計といって
  葉っぱの窒素量を量ります。これで、水管理や肥料管理を調整します。





まぁ、イチゴも生きてるんです!

11月下旬には、イチゴが実りますように!

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