ついに昨日で、長くて楽しかった今年最後のグランドスラム 全米オープンが終わった。
男子も女子も決勝はNO.1シードと、NO.2シードの戦い。
女子は、セレナVSアザレンカ。
男子はジョコビッチVSナダル。
最終日は男子の決勝戦。
ものすごい角度のリターンや、50を超えるラリー合戦。
最初の第1セットはナダルが取り、第2セットから第3セットの序盤まではジョコが押してた。
それでも、自分のサービスゲームを0-40から なんとか粘ってものにしたナダルは、
そのまま第3、第4セットと優位に進め、最後のマッチポイント。。。
このポイントが決まった瞬間、ナダルは泣き崩れた。。。
涙がこぼれたラファの顔。。忘れられない。
去年のウインブルドンから7か月もの間、ツアーを離脱して 膝のケガの治療のためだけに費やしてきた。
「ずっと実家にいて、ドクターやトレーナーと 毎日ジムでリハビリや数々の治療を受けていたのに
短期間での回復が全く見られなかった時は さすがにその現実を受け入れられなかった。
毎日治療を受けて、朝起きると 〝今日の膝は? まだ悪いのか?” って考える日々だった。
復帰の目処が全く立たなかったのは一番辛いことだった。」と、復帰後に語っていた。
だからこその涙。
膝に負担の大きいハードコートの大会、しかもグランドスラムで優勝できたことの喜びは
かけがえのないものだったに違いない。
おめでとう ラファ。 大事な大事なトロフィーだね☆
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そんなラファに希望と勇気を分けてもらった私。
もう9か月も腰の痛みが取れず、どんどん酷くなっている気がする。
週に何度も整骨院に通い、最近は最後の手段でハリ治療もしてきた。
そんな最後の手段もむなしく、著しい回復が今の所ない。
何度も心が折れて、病院に通うのをやめ、
それでもなんとか思い直して。自分を信じて。先生を信じて。 また通いだす。。
この繰り返し。。
弱気になって、ついポロっとひきちゃんにグチをこぼす。
ひきちゃんは私を可哀想だと思って、
「他の病院に行ってみたり、もっともっと詳しく検査をしてみたら?」と言ってくれる。
そのたびに私は、大泣きして「そんな簡単な事じゃない!」と、ひきちゃんに当たり散らす。。
もう、気持ち的に限界で、何を信じて、何に希望をもったらいいのか分からなくなっていた。
時間だけがただただ過ぎ、歳だけをどんどんとり、焦って焦って、
サーフィンやっても腰を悪くするのが怖い。
テニスをやっても腰をかばって動きに制限がかかる。
上手く出来ない。から、楽しくない。
腰を痛めそうだから、海から足が遠ざかってる。
ここ何日も抜け殻のような感じで、なにも考えられないし食欲もなく、
何かをする活力も湧いてこない。
ウツ状態・・
でも、ラファの涙に色んな事を教えてもらって、今日思い切って新たな一歩を踏み出してみた。
新しい病院、新しい治療法を試してみる。
今まで通ってた病院の先生には、感謝をして。