私らしく、丁寧な暮らし

畑、野菜、料理、食育、絵本、子どもをテーマに自分らしい丁寧な暮らしについて、綴っていきます。
#丁寧な暮らし

にんじんばたけのパピプペポ

2019-02-21 07:20:22 | 絵本


絵と文:加古 里子
発行所:偕成社


今日、ご紹介したいのはこちらの絵本。
小さい時何度も読んでもらったなぁ…と懐かしくなります。
加古里子さんの絵本は、とても印象に残っています。読んでもらえる時はかなりの頻度で加古里子さんの絵本を選んでいたと思います…思わずまた読んでと言っちゃうくらいとっても好きでした。


さて、話を戻しますが、この本を幼児クラスで読んだ時の事。この本を知っている子が少ないことにびっくり!「からすのパンやさん」は少し知っている子もいましたが…。最近の新しい絵本も確かに面白いのですが、古くから愛される本も良いですよね。

読み始めは、笑いが起きたり、え〜?と声をあげたりする子もいましたが、次第に世界に引き込まれて。楽しんでくれたみたいです。
ただ、あまり長い本に慣れていない子は、最後の方で少し集中力が切れてしまっていましたが。
読み手も工夫しなければなりませんね!!

これからも、子どもたちが良い本にたくさん触れられる、出会える環境へと整えていきたいです。

大好評の絵本

2019-02-07 09:34:18 | 絵本
絵本が好きでコツコツ集めています。
先日3〜5歳児に読んだこの絵本。


りんごかもしれない
作:ヨシタケシンスケ
発行所:ブロンズ新社


「知ってる〜」「これ好き!」っていう子もチラホラ。

期待が高まる中、読み始めると、冒頭から惹きつけられる子どもたち。
笑ったり、考えたり、驚いたり…
読み終わると、「面白かった〜!」と大喜びしてくれました。

この本の良い所は、「〜かもしれない」と物事の色々な可能性を教えてくれる所。いつも自分から見えてる世界だけが真実じゃない…かもしれないと面白おかしく伝えてくれる絵本です。

大人はついつい「こうあるべき」と正しいとされる事を善意で教えていますが、子どもたちの発想を狭めてしまっているように感じます。
「つもり」に共感されて育った子どもの発想の豊かさは、人としての幅を広げてくれる事でしょう。この先の人生を楽しんで送れる事でしょう。

今日も子どもたちの笑顔が溢れる一日になりますように。

かきの種

2019-02-06 07:13:57 | 絵本
おはようございます。
先日保育園で5歳児に絵本を読んでいた時のこと。

タイトルは「さるかに合戦」。

さるが拾った柿の種と、かにが拾ったおにぎりを交換する序盤の場面に差し掛かった時、事件が起きたのです。

「ね〜、先生、かきの種ってさ、からいんだよね?」

え〜???!
思わず大笑いしてしまった私。
そう、かきの種違いです。
あの有名なお煎餅を思い浮かべていた子ども。

今の子どもたちにとって、かきの種と言われてピンと来るのは、お煎餅の方なのかもしれません。

今食べているものが、どうやって出来ているのか、どうやってこのまで来たのか、ちゃんと知る機会を作っていかなければいけないなぁ…
と痛感したエピソードでした。


今日は、陽が出ておらず少し暗めの朝ですが、こんな面白い発想の子どもたちに会いに仕事場へ。
思わずクスっと笑っちゃう楽しい出来事がありますように…