TWP これ…、何回目のブログです?

まぁ長続きしないんです。アウトドアと酒とサバゲとカスタムドールとイラスト。「めいんてなんす」再開しますた。

S&T SVD(スナイパースカヤ・ヴィントブカ・ドラグノバ)

2011-10-16 02:13:28 | サバゲ
ドラグノフ狙撃銃(Снайперская винтовка Драгунова、 ラテン文字表記: Snajperskaja Vintovka Dragunova、SVD)は、ソビエト連邦が開発したセミオート狙撃銃。
西側のセミオート狙撃銃と比較して細身で、軽量化や運搬性向上のため銃床は大きく肉抜きされている。
長期的な酷使を前提としてAK-47を参考に作られたため、部品数は少なく、頑丈で信頼性が高い。しかし、AK-47とはガスチューブの形状などが異なり、部品に互換性はない。
弾丸は、モシン・ナガンM1891/30やカラシニコフ汎用機関銃と共通の7.62mm×54R。

公称上の最大有効射程は800m程度とされるが、遠距離の精密狙撃能力よりも、市街(100mから400m)での速射性を優先した造りとなっている。
ドラグノフには1200m程度まで対応可能な照準器(タンジェントリアサイト)が備えられており、近距離での照準や光学照準器が破損した場合に使用される。こうした特徴から、ドラグノフは選抜射手が用いるマークスマン・ライフルに近い性質も持つ。光学照準器(PSO-1)も付属し、サイドレール・ブラケットへ容易に取り外しできる。
ロシア軍では、AK系の有効射程の短さと、連射時の命中精度の低さを補う目的で分隊ごとに1丁のドラグノフが配備され、それぞれの有効戦闘距離を、AK系は300m、SVDは600mと想定している。
(wikiより)

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さて、長らくお待ちしていた新星、お中華S&Tが万を持して制作したフルメタルのSVDが我が家にやって参りました。

今回は少しジックリと見ていくことにします。

元々カラシニコフAKに似ているSVDですが、設計者はカラシニコフさんではなく、Ye.FドラグノフとI.Aサモヨロフのグループ。スターリングラード戦を戦った名銃ボルトアクション、モシン・ナガン狙撃銃の次世代候補としてのセミオートライフルとして1963年に正式になりました。

ボディはAKに比べて細長く、マガジンにも互換性はありません。マグウェルの位置も違うためトイガンとしては人気があるにもかかわらず、日本のメーカーからは出ていないモデルです。(セミオートのみなので、バラマキができない・メカボックスが新規設計になってコストが合わないとかの理由かな?)

そんな孤高の一匹狼SVDですが、お中華RS(リアル・ソード)が出してる一品が最上級。値段は80K以上(大陸で実銃部品を作ってるラインで組まれているとか)これを筆頭に幾つかのモデルが軒並みリリースされ始めました。S&Tはその中でも「フルメタル・リアルウッド、でもRSより低価格」という触れ込みでアナウンスされ、なかなか再生産されない高値の華RS/SVDの向こうを張れるかというブツであり、興味の対象でした。ちなみに予約したのは3月。届いたのが10月…。

おいらは早期予約の割引で47.52Kでゲット。
お高いか、安物か、果たしてそれ以上のモノか?

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御開帳。しっかりしたウレタンにホールドされています。中には○イのハンドガンマガジンサイズのBBローダ、フロントサイトポストのアジャストハンドルと英-日のマニュアルが同梱。セット内容がCYMAの電動ライフルに近い感じがします。


ズルリと取り出します。本家RSはスチールプレスの黒染めのため、ヌラっとした光沢がありますが、コイツのボディはどうもアルミの鋳造らしい。首周りはしっかりしています。流石フルメタル。だが、見れば見るほどCYMAモノに似てるな…。


日本輸入のためには、現地で一丁ずつ初速を測定して記載するシールを貼って税関を通す必要があります。おいらの個体の初速は87m/sec。まあ、規制値以下ですね。
ちなみに銃刀法規制は、「銃口から1mはなれた場所での1平方センチメートル当たりの運動エネルギー値が3.5J以上(具体的には6mmBB弾の場合0.98J以上、8mmBB弾の場合は1.64J以上)」のものを準空気銃としますので、これ未満である必要があります。具体的には0.2gのBB弾の初速が99m/sec未満でなければなりません。


ボディは残念ながらスチールではなく、多分アルミ鋳造。スコープを何回かアタッチしていると塗装が剥がれてきます。また、見事なほどに全くキリル文字の刻印が打たれていません。何処かの地下工場で作ったコピーモノという妄想が頭よぎる。


チャンバー周りとホップメカは基本○イののものと同じ感じ。パッキンの出来が悪ければ「電気クラゲ」あたりを付けよう。


ホップダイヤルは見たことのない大型のダイヤル。左に回して強ホップということはネジでパッキンを押し込むシステムでしょう。クリック感は若干弱い。


タンジェントリアサイトの刻印は赤墨が入っています。


リアストックは木製の合板削り出し。メーカーに寄っては木目の色が黄色に寄っているものもありますが、この赤味はSVDとしては合格ライン。


コレがCYMAっぽいと思わせるプリント刻印。「JP0403」はJPバージョン、シリアル0403の意味か。CYMA電動ガンには殆どこれが入っています。ウザいことにこれって溶剤では簡単に消えません。下地の黒ごと削って塗装しなおししか道は無い。


細いハンドガード内部にAK用ウナギバッテリを入れます。ガードの分割はそれほど硬くなく、精度もなかなか良い感じ。


セットに付属してきた専用スコープ。いまいちよく解らないが、これがPSO-1なの?
ベラルーシ製のホンモノが欲しくなる。


SVDの特徴あるレティクルが赤く光ります。緑とか赤とか、黄色とか色には諸説あるらしい。


ロシアのスナイパーライフルのスコープは、マウントするときに銃の真上ではなく、左に寄った状態でオフセットマウントされます。これはモシン・ナガンの頃からの伝統。実際、視差調整ってどうするんだろ?


スコープ付けて、これが全景。今度もっと美人に撮ってあげよう。

このネタは次回~続きます。
今度は実射性能とスコープのゼロイン、出来れば内部分解まで行ければ…。









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