大阪狭山市駅から狭山池に向かって400M、さやか通りと交差する
ファミリーマートの北西角の信号を直進、狭山池公園駐車場の手前の
民家の一部が喫茶店です。
サインも小さく、うっかりすると、見過ごしてしまいそうです。
この家が建つまで、空き地で西洋屋台というのでしょうか、
移動喫茶店というのでしょうか、おしゃれな車が置かれ、
珈琲等を販売していました。
一度、買って見ようかと、思いながら 買わずじまいでした。
しばらくして、家が建ち、その一部が自家焙煎工房カフェとなりました。
外に出ている黒板のメニューの表示が、移動販売時のものと同じでした。
思いきって入って見ました。
シンプルな内装ですが、さりげなく置かれた珈琲豆の入った麻袋、
デモ用の焙煎機等が、インテリアの一部を構成し、
珈琲専門店の雰囲気を醸し出しています。
テーブル席で8名、カウンター席5名、外部テラスのテーブルが6名と
こじんまりした店です。
(移動販売車は、現在各地のイベントや商業施設で頑張っています。)
珈琲は、10種類程度の豆から、好きなものを選び注文します。
(飲みやすいカチャルやスイートイエロー、ガツンとくる濃い
ゴッドマウンティン等まで)
注文の都度、豆を挽き珈琲を点ててくれます。
さすがおいしい珈琲でした。店の雰囲気も良かったです。
それから,週に3~4回程度は行くようになりました。
いろいろ飲みましたが、モカが1番舌に合うようでした。
今は、大抵モカを飲んでいます。
モカが、焙煎したての場合は、其の日の体調に合わせ、サンタテレサや
ゴッドマウンティンなどを飲んでいます。
店長は25~6才のイケ面の若い衆です。人当たりの良い、
なかなかの好青年です。
珈琲にこだわりが有り、珈琲の話になると止まりません。
仕事への入れ込み方も、大概ではありません。
朝の5時から仕込みをはじめ、夜は6時まで1人で切り盛りをしています。
それに7時から珈琲も出しています。
客席から見える場所での作業になります。
1人なので休憩や食事もままなりません。
客に見られているという事は、そうでない場合と比較し、
倍以上は疲れます。
店を閉め、帰る道中は、誰にも会いたくないらしいです。
気持ちはよく解ります。
それだけ仕事に真剣に打ち込んでいると言うことだと思います。
家に帰れば寝るだけという毎日で、結婚したら出来ないので、それまでということで、頑張っているとのこと。
なかなか立派です。
こつら憎き若者というところでしょうか。
用意ドンという番組で、円さんが訪れ、隣の「人間国宝」さんに、
選ばれました。
一度は行って見る価値がある店だと思いますよ。
所在地 大阪狭山市狭山2丁目944-1
営業時間 AM7:00からPM6:00まで
定休日 火曜日と第4月曜
メニュー 珈琲以外に紅茶。ジュースもあります。
カフェラテのアートは評判で、女性の方が良く注文されます。
皆さんが、可愛いと歓声をあげられています。
ランチ バニーニ、 サラダ 飲み物セットで950円から1,050円
カリカリとしたおいしい自家製パンに、シュリンプ・アボガド、 生ハム・チーズ、チキンなどがはさまれています。
シュリンプ・アボガドのバニーニが1番美味いと思いました。
サラダのドレッシングは、豆乳とアーモンドが加えられ、
あっさりしていて、おいしく、
なかなか主張のある味となっています。
その他 ケーキ、クッキー等も置かれています。
100グラムから、丁寧に焙煎した珈琲豆の販売や、
テークアウトもOKです。