柏尾の里に入所している父の元に
夕食介助を始めてから
お刺身効果か
はたまた私の顔をみられるせいか
父に元気が出て来た、、、、、
その矢先
昨今はやりのノロウイルス(?)が
入所者の間に蔓延しているということで
外部者の出入りが禁止された
それから1週間
その間、ちゃんと食事を取っているだろうか、、、、、
心配をしていたら、、、、
案の定
看護婦さんから電話
「房吉さん、ここ二日間、全く食事を食べません。
水分も取らず、食事を口に入れても
吐き出しちゃうんで、心配ですから、市立病院で受診します」
行きかけていた学校を欠席し、市立病院へ急行
リクライニングの車椅子に乗せられた父と看護婦さんと対面
「どうしてご飯食べないの?」と聞いたら
私を指差し「これ、、、」という
「私が行かないから?」と聞くと
父は、うなずいた
そして、「ここ、痛い」と言って左の頬を指差した
口を開けて見たら
口内炎?歯茎が真っ赤か
これじゃあ、痛くてご飯なんか食べられなかったよね
誰も見つけてくれなかったんだね
血液検査したり、レントゲン撮ったり、いろいろしたけど
診断は「もうお年がお年ですから、これからは食べたいものを少しでも口から入れてあげてください」
脱水症状を起こしていたので、点滴をしてもらい少し元気を取り戻した父です
だから、私は
一日も早く柏尾の里に、
父の食事介助にいけることを強くお願いしました
「特例を認めてください」