「子は大人になり 大人は親になる」
第66回カンヌ映画祭審査員特別賞受賞 の本作品。話題になってますね。
いい話でしたし、考えさせられました。
福山雅治演じる一流企業のサラリーマン。
リリーフランキー演じる電気屋さん。
この二家族の子供の取り違えの発覚から家族の絆が描かれたいる。
血を取るか、時間を取るか。ずいぶん深いテーマである。
だんだんと福山雅治さんが父親らしくなってゆく姿を通して、親もまた子供と共に親に育ってゆくものである。
そんなことを感じた。
私にも中学生の息子がいるが、いろいろと初めてのことや何やら。戸惑うこともまた、しばしば…。
以前、私の父とこんな話をした。
バーベQなどを仲間とする時、炭への焚き付けができることから重宝がられる。
田舎育ちの私は、毎年正月に餅つきは父と一緒にかまどに火をおこし。そして、その番をするのが役割だった。
焚き付けのコツは、その時父から受け継いだのだ。
父は、一言、
「一緒に、いろいろとやろうと思ってたからな~。」
一緒に、……このことが、大切なことなのだ。
こうやって、一緒に育ってゆくのだろうな~。
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