天真寺日記

天真寺の日々を綴ります

美味しい焼酎

2006-06-13 16:10:20 | 日々
先の報道で一流シェフや専門家が審査する
国際味覚品質協会(iTQi)主催の国際食品コンクールで
最高の三つ星の優秀味覚賞に、
日本のある銘柄の焼酎が選ばれた。
と聞いた途端、売り切れちゃうんじゃないかと、
即、注文しました。
 胡麻焼酎ですが・・・38度とアルコール数も高く
 私にはまァまァのお味でした(独断と偏見)

最近お取り寄せしたお酒は、
 市川のMさんから教えていただいた「安納」(芋焼酎)
 佐倉のNさんから教えていただいた「浜亀」(芋焼酎)
 が美味しかったなァ~。

仏教では不飲酒戒がありますが・・・

お酒は人と人との潤滑油?

まァ、堅いこと言わず
人に迷惑をかけない程度に
お酒は美味しく頂きましょう

(恵)

今日の出来事

2006-06-12 23:58:46 | 日々
今日の出来事報告。

朝は天真寺のパソコン管理人コスモスさんが来て下さり、点検の日。
天真寺の事務仕事はパソコン任せである。

便利だなぁと思う一方最近ちょっと怖いなぁとも思う。
昔は、一文字一文字書くことで覚えていたことも、
カチャカチャパソコンで打ち込んむだけでは、頭の中に入ってこないような気がする。
昔は頭で覚えていたことを、
今はパソコンが覚えているのである。

すっかりパソコンに頼り切っている頭は
いつ使われるのか・・・

11時の約束で
法名をつけさせていただいたH家の方がご来寺。
ご一緒にお参りさせていただいた。
ありがたいご縁である。

午後には
H仏具さんにお願いがあってお届けもの。

続いては
用事があり、松戸のM銀行さんにお伺いした。
そしたら、対応下さった銀行員の方が同じ宗派とお聞きした。
それだけで、安心するというか、ホッとするから不思議なもの。

これをご縁というのでしょう。

しかし考えてみると、
あれもこれもすべてご縁。
気づかずとも、知らずとも、見えずとも、
私たちは大きなはたらきのなかで
お互いに縁を持ちつつ生きているのです。

宗祖親鸞聖人は、
「一切の生きとし生けるものは、
みな何度となく生まれ変わる間の父母・兄弟である。」
とおっしゃられた。

このお言葉を思い出すたび、
私・あなた
私のもの・あなたのもの
すべてを区別し執着している自分の姿が見えてくる。

仏法を聞きこの世界を見れば、
すべてがつながりあることが知らされるのである。

(静)

まつどジャーナル

2006-06-12 08:47:03 | 天真寺


地元常盤平のおいしいご飯やさん「アマポーラ」で、
「まつどジャーナル」のHさんと打ち合わせがあった。

まつどジャーナルとは、松戸の情報満載の地元新聞である。
http://www.matsudo-journal.com/headline/

お寺でのボランティア活動
名付けてボランテラ!

今回は7月10日に開催される
ボランテラの初試み
「布チョッキン」の説明をさせていただいた。
Hさんは話題が豊富で、一緒にいて楽しい気分にしてくださる人である。

こんなお話があった。
以前、貧しい国に石けんを送ろうというプロジェクトがあったという。
たくさんの人に声を掛けて、数え切れないほどの石けんが集まった。
そんなある日息子さんに、
「石けんで身体を清潔にするのはいいことだが、現地の人たちの生活習慣にないことをすれば、逆に免疫力がなくなってしまうのでは・・・」
と言われたという。
で、「そういえば、そうだ」ということで、石けんを送るのはやめたという話。

つい私たちの価値観を押しつけてしまう、
ありがた迷惑ということもある。
改めて、
支援することの難しさ、相手の気持ちを思うことの必要性を実感した。

だからこそ、
「布チョッキン」のようなこころのつながりを伝える活動が大切になるのではないか。

Hさんはこうもおっしゃった。
最近は人形を抱きしめている子どもを見なくなった。
(見かけるのはキャラクターぬいぐるみばかり)
昔は、人形を古くなるまで大切にして抱えていた。

人形の姿を通して、人の温かさ・無常の有様を感じていたのではないか。

私たちが、
カンボジアの子供たちに人形やボールを送るという企画「布チョッキン」
ただ単に、遊具を送るというだけにとどまらず、
人間のやさしさ・あたたかさも送ることができるのではないだろうか。

そう思えば、
現代さまざまな思いも及ばない問題が起こっている日本。
人とのつながりの喪失感を感じている日本。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060611-00000213-yom-soci

カンボジア支援を通して、
私たちが気がつかせてもらうこともたくさんある。
やはり何ごともお互い様。

日本の子供たちにも届けたい思いである。

(龍)


東京教区北ブロック役職者合同協議会

2006-06-11 06:34:55 | 天真寺
会議で伊香保に行って来ました。

上記協議会の正式名称は
「浄土真宗本願寺派東京教区北ブロック役職者合同協議会」
何とも長たらしい名称である。

東京教区というのは、
東京・神奈川・静岡・山梨・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬の
9県で構成されているが、
その中の北に位置しているので
千葉・茨城・埼玉・栃木・群馬の各県を
ひとまとめにし、東京教区北ブロックという。
今回は群馬組の担当なので伊香保で開催された。

何をするのかって・・・
 1,門徒子弟研修会の開催「お寺の林間学校」
   夏休みに門徒さんの子供(小3~中学生)を集めてのお泊まり会
 2,寺族女性の研修会
 3,御正忌報恩講団体参拝の実施
等々を計画し実施します。


今回は会議後、講談師(一龍斎春水先生)により
http://www02.so-net.ne.jp/~c-ookubo/
「中村久子伝」を拝聴した。

 乙武さんの話と共に重い障害を抱えながら
 お念仏に生かされた中村久子さんの一生の話である。
 天真寺でも機会が在ればお呼びして
 皆さんに聞いていただきたいなァ・・・と思ったことである。

その後親睦会と相成るわけであるが・・・
この、親睦会が結構勉強になる

今年の収穫話
 群馬県にある10ヶ寺の殆どが
 明治時代に山口県から移住されたそうだ。
 
 現在でも都市開教は大変な苦労なのに
 明治時代にどんな思いで布教されていったのか・・・
 思えば思うほどご苦労の程が偲ばれることである。
       
 南无阿弥陀仏 合掌

(恵)

つながり

2006-06-10 12:59:46 | 天真寺
梅雨の晴れ間

今日はお寺での法事がなく、
のんびりお留守番です。

そこへ、ピンポーン。
ご門徒さんのKさんがお訪ね下さいました。

先日の「永代経法要」にお参りした時、
お年寄りが腰をかがめて靴を履き脱ぎしている姿を見て、
玄関に小さな腰掛けがあったら便利じゃないかと
思われたとのこと。

今日はその腰掛けを寄付して下さるのに、
どれがいいかと、
わざわざ聞きに来て下さったのです。

まだお若いながら、
お父様を亡くされ、
ご先祖を大事にすること、
またそのつながりに気づかされたとお話下さいました。

人と人とのつながり
地域とのつながり
お寺とのつながり

今たくさんの「つながり」が
途切れそうになっています。

タイヘン・メンドクサイと敬遠してきた
「つながり」「関わり」こそが、
実は社会を、地域を、
そして私を、
守り支えていたんだ、ということ。

今その構造が崩れかかり、
連日悲惨な事件が起こる現実に向き合い、
私たちはやっとその価値に気づき始めました。

安全も平和も
すべて当たり前ではないのです。



見えなくても、気づかなくても、知らなくても、
私には、
多くのはたらきや願いがかけられ、
生かされていたんだという目覚め。

当たり前が当たり前でなくなる世界。

仏法を聞くことで開かれる世界です。



私は一番大事なことを
忘れて生きているのです。

こころで見えるもの聞こえるものを、
大切にして生きていくことを
また改めて教えていただくご縁となりました。

(静)