先日の日曜に上野の森の東京都美術館へ行ってきました。
雨の降りそうな寒い日でした。桜もまだもってましたが・・・・・。
エル・グレコ展です!
スペインを代表する17世紀の画家で肖像画・カトリックの宗教画を得意とする。
産まれはキプロス???
キプロス?スペイン???何処かで聞きましたねぇ???
まあ、それはそれとして・・・。
私が目を魅かれたのは「白貂の毛皮をまとう貴婦人」でした。
当時の肖像画は背景が黒で人物を浮き立たす豹変が多いように思います。
特に弾きこまれる印象は「目」です!じっとこちらを見ている目には心を視られているようです。
もうひとつの特徴は衣類の質感・陰影です。
宗教画ではキリスト・マリアなどを中心とした光の表現で現実にはあり得ない陰影で豹変してます。
「受胎告知」という作品は左上から右下を中心に、特に中央からの光に対する陰影なのです。
宗教画の深みを感じさせます。
今月7日と会期が短いのですが是非ご覧になってみては(^-^)
こんど上野は、芸大美術館へ行こうと思います!!!