日本人は物事をハッキリ言う人を嫌う傾向がある、相手が左に行きたいと思っていれば、やんわりと左に行くことは危ないとほのめかし、自分の意見をそっと述べ結論は言わない、相手のメンツを傷つけず、それこそ「屁」みたいな会話のやり取りが日本の文化だ。先日の日曜日あるテレビ番組で元総務大臣が、「世界に約束したことだからオリンピックやるべし、世論も間違うことがある」と言った。コロナ始まって以来これほどはっきりと意見述べた人はいない、世の中の反発を知りつつ、この勇気ある発言に私はスカッとした。本来この発言は政府の政治家がしなければならないが、政府のやり方は昔から決まっていて、オリンピックありきで進めているが、世論の反発がおおきくならないようののらりくらりと、寝技に入っている、後は「時間ぎれ一本」の体勢なのだ。国民は中止もあり得るかと思わされて日々過ごしている、もう最終段階なので、政治家ははっきりを意志を説明する義務がある、でも結局時間切れ開催にするんだろうね。世界の祭典の実施にしてはセコイやり方だ。