現在でも日本の十八番である、木工作業のホゾ継ぎ手など、中国のある地方で7000年から5000前の遺跡で発見されていると知り驚いた。
また先日Youtube で韓国のホゾ継ぎ手の木工作業を見た。日本とよく似て、柱を立てる時の石場加工、墨入れ作業そして墨壷の形状などほぼ日本と同じ、この技法はたぶん中国から来たのだろうと推測している。
ここで考えたのは、ホゾ継ぎ手などの精密緻密な加工は、長い時間を経て日本人の物づくり発展の精神構造、文化へと伝承されているが、韓国中国はどうなのだろうか、
韓国昔は木造建築が盛んだったようだが、ホゾ継ぎ手は時間かかかりコストも高い、そこで10年以上前には2X4 が流行ったらしいが、最近は日本のプレカット方式が盛んで、ホゾ継ぎ手は田舎の小規模建築でやられているようだ、でも韓国の物づくりも中々素晴らしいものがある。
そこで中国、古き昔から木造のホゾ継ぎ手と石加工が盛んであった、この国の物づくり今や世界の生産工場である。こんなことからすると、
木造のホゾ継ぎ手は歴史は現代の物づくりに大きな影響を与えたように思える。