日本は縦の社会と言われるが、人間関係も縦で、しかも好き嫌いの関係で構成されている。政治の社会はその実例で、主義主張は似たり寄ったりで、後はあいつが好き、こいつが嫌いで政党が構成されており視点が短く(人間だから)理想もない。
一方中国に目を向けると、中国は縦の関係もあるが、横の関係が凄い、彼らは将来皆ビジネスで成功したいと思っているので横のつながりで情報を取り発展成長していく。彼らは日本人のように、コツコツを実力を付けて年齢が行ってからやっと独立など考えていない、自分のビジネスに自信があれば、まず投資家を集い、スタッフは雇えばよい、人の力を使うので発展が早い、今は儲けることがすべて。
さて最後に欧米に目を向けると、欧米はキリスト教が文化の中に深く浸透していて、通常の人間関係もあるが、彼らの心の中には神との契約があり、それが理想、判断基準の一部になっているように思える。だから彼らの理想は神に向かっているので視点が遠い、理想もしっかりしている。私のこじ付けだがゆえに欧米は理想に向かって邁進する力が強いのではないかと感じる。何が良いのかは分からないが。