中国広東省東莞市は先週広州市でコロナ感染者数名が見つかって以来、昨日で約840万人のPCR検査を終え、現在450万人の陰性結果が出たと、東莞市報道の中文を友人が送ってくれた。私の日本人友人も東莞市に住み先日10名一組のPCR検査を受けて陰性だったと喜んでいた。ここで驚くのは1週間足らずで800万以上のPCR検査をやり終えたことだ。これは中国内何処でコロナ感染者が出ても、周囲を封鎖してPCR検査を徹底して行い、患者を隔離してしまう、だから中国のコロナ感染者が少ないのだ。ここで東京のPCR検査数を見てみよう、感染者が多いときでも日々1万件足らずとか、東京都民全員にPCRを行うには約4年かかる、個人の自由は制限できない等とぼけたこと言って、3蜜で不要不急の外出制限のお願いしか過去やっていない。後進国で驚いた、これじゃコロナ収まるわけないよね。
最近は日本語の使い方がひどくて何とかして欲しいと思っているが、特に気に入らないのは「。。。させていただきました」偉い政治家が言うのであきれる。本来「させて」は謙譲語で権力のある人に対して「やらせて下さい」の丁寧語として使う。最近は緊急事態宣言などでも「この度発出させていただきました」などと使う。誰も頼んでいなくて、政治の権力として発出するなら、発出しました、決定しましたで良いと思うが、そこは自分を卑下し国民をヨイショしてこのような言葉を使う、国民が分からないと思ってバカにしているよね。もっとあきれるのが英語の日常化、集団感染と言う立派な言葉があるのに「クラスター」、和食と洋食のコラボとか、ひどすぎる、日本文化が廃れるわな、誰か何とかして欲しい。
日本人は物事をハッキリ言う人を嫌う傾向がある、相手が左に行きたいと思っていれば、やんわりと左に行くことは危ないとほのめかし、自分の意見をそっと述べ結論は言わない、相手のメンツを傷つけず、それこそ「屁」みたいな会話のやり取りが日本の文化だ。先日の日曜日あるテレビ番組で元総務大臣が、「世界に約束したことだからオリンピックやるべし、世論も間違うことがある」と言った。コロナ始まって以来これほどはっきりと意見述べた人はいない、世の中の反発を知りつつ、この勇気ある発言に私はスカッとした。本来この発言は政府の政治家がしなければならないが、政府のやり方は昔から決まっていて、オリンピックありきで進めているが、世論の反発がおおきくならないようののらりくらりと、寝技に入っている、後は「時間ぎれ一本」の体勢なのだ。国民は中止もあり得るかと思わされて日々過ごしている、もう最終段階なので、政治家ははっきりを意志を説明する義務がある、でも結局時間切れ開催にするんだろうね。世界の祭典の実施にしてはセコイやり方だ。
中国人は大体において気が短い、思ったことはサッと行動する。その理由としては約14億の人口の中で競争しているので、のんびりしていたら食っていけないと言うことだろう。例として、中国の工場へ見積依頼をすると通常その日の内に回答をくれる、早いのは1時間以内。それと比べて日本企業は一般的に初めて連絡をするとWho are you?から始まる、そして見積依頼してから回答が来るまで2週間以上、1週間なんてまれだ。優秀な会社になると無視で返事もくれない、その意味は一見のお客なんか付き合っていられない、変な者に手を出して責任を取られたくない、そんなところだろう。
早いことがすべて良いとは言わないが、これでは世界の土俵で後れを取るよね、それでも今が食べられるから良いってことか??
今日ニュースでオーストラリアからソフトボールの選手が、オリンピック前の合宿でXX県に来た。選手たちが泊まるホテルの周囲の人達は「大丈夫かしら、合宿でコロナ感染拡大の心配があるのでやって欲しくない」等と言う人もいた。日本の報道と言うのは常に日本の立場でしか報道しないが、オーストラリアは、日本より感染者が少ない、来日した選手は滞在間毎日PCR検査を受ける、そして全員かどうかは分からないが多くの選手がワクチン接種を終えているそうだ。そうするとある意味選手のほうが、現地日本人より安全と言うことだ。そうだよね、俺だってPCR検査一度も受けたことない、ワクチン予約は2週間後だ。逆の立場でオーストラリアの選手だって、オリンピックだから日本へ来たのであって、せっかく来たのにばい菌に触れるよう目つきで見られたくはないよね。少しは「頑張って」のムードで迎えてあげられたらなと外野席は思う。