西国第30番札所 竹生島 宝厳寺
御詠歌 月も日も 波間に浮かぶ 竹生島 舟に宝を 積むここちして
竹生島宝厳寺は、神亀元年(724年)聖武天皇が、夢枕に立った天照皇大神より「江州の湖中に小島がある。その島は弁才天の聖地であるから、寺院を建立せよ。すれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、僧行基を勅使としてつかわし、堂塔を開基させたのが始まりだそうです。
豊臣秀吉の遺命により京都東山「豊国廟」より移築された西国第30番札所観音堂・唐門、藤原時代の工風を忠実に再現した高雅華麗な大辯才天堂などがある。特に「唐門」は豊臣期の大坂城の唯一現存する遺構として有名だそうです。
古くは平経正が琵琶をひいて戦勝を祈願し、謡曲『竹生島』など数多くの音曲にも、この島の美しさがたたえられ、今もなお、神秘とロマンがいっぱいに秘められた竹生島。
弁財天堂
三重塔
御朱印
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます