国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設だ。「きぼう」は、その中の日本実験棟の名前。
ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っており、条件が揃えば地上から肉眼で見ることが出来る。
2月3日18時50分頃~北西の空から昇る
見え始めから見え終わりまでは3分から5分程度だ。
明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見える。望遠鏡などを使うと視野が狭く見逃す事があるので肉眼で探すと良い。
カシオペア座の下部をかすめて昇る
国際宇宙ステーション(ISS)が地上から見られる条件は以下の3つだ。
① 晴れている事。
ISSは雲より高い宇宙空間を飛んでいるので、曇空では地上からは見えない。
② 自分の上空をISSが通過する事。
ISSは同じ軌道を回っているが、地球の自転によってISSが通過する位置は変化する。自分の上空付近をISSが通過するタイミング時に見ることが出来る。
③ 自分のいる場所は夜で、ISSが昼である事。
ISSは自分で光っているわけではなく、太陽の光を反射し明るく輝く。ISSが地上から見えるためには、ISSには太陽の光が当たり、地上は夜となっていなければ見ることが出来ない。
ISSは地上400km上空にあるため、地上の日が落ちてからしばらくの間は太陽に照らされている。同様に、地上の日の出よりも先に上空の ISS には太陽の光が当たる。
日の出前や日の入り後の約 2 時間は、地上は夜だが400km上空はまだ昼の状態で、この時間帯に ISSが自分の上空付近を通過した時にISSを見る事が出来る。
以上 説明文はtenki.jpより引用
西方地平近くに輝くは木星
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