久しぶりに近くの図書館に行ったら、群ようこさんのエッセイ集があったので
久々に借りてみました。 昔、好きでよく読んでいました。
群ようこさんは、エッセイの中で、
展望台の２階に上がったら、始めはすごく眺めも良くて気持ちが良かったけど、
気が付いたら、誰もいなくなっていて、あわてて降りようとしたら、
階段もなくなっていた。と表現しています。
たとえがうまいと思います。
昔、クロワッサンと言う女性雑誌が流行りました。
女性は結婚しないで、仕事に生きるのがカッコいい と盛んに
特集していました。 ３０年も前のことですので、もう、
５０から６０歳位の年齢の人達です。
クロワッサンを信じて、今独身の人たちを ”クロワッサン症候群”
と言うそうです。
実は作者の群ようこさんもその一人です。
そのクロワッサンはその後、家庭も仕事も両方がカッコいいなんて
勧めていますから、信じてしまった人達にはどうしてくれるのでしょうか。
その後、ステオク（素敵な奥さん）なんかの雑誌も売れましたが、
雑誌なんていいかげんなものです。
