外面男 そのⅠ

ニコッと笑顔であいさつをされる
とてもとても良いご主人に見える・・がしかしこれがひどい外面男

台風の日、庭に木が飛んで来たら玄関にポイと投げ込み『コレ』
奥さんに片付けろという合図です
奥さんはのこぎりを持ってきてリュウマチの痛む手でギコギコ切りゴミに出したと・・・

外面男は１８０センチはあろうかと言う大きい男
スポーツ万能、体力は並外れている

外ではハイハイ何でもしますよ・・・と、見た事もない笑顔で動き回る

新婚当時は奥さんの方が稼ぎがいいので、奥さんの収入で生活し
自分の収入は全部小遣い

奥さんが退職すると・・・『働かざるもの食うべからず』と・・自分だけおいしいもの栄養のあるものを買ってくる
奥さんにはカップラーメンなど会社で余ってみんなで分けたものや自分の嫌いな貰い物を食べろと渡す

これは新婚当時、夫の実家に行ったとき、夕食になり席に着くと自分のがない
あれと思っていると『あんたは□男からもらいなさい』と姑の一言
なんとも怖い家族です
外面が良い男はいろいろいますが・・・怖いですね

じじは内も外も一緒、わかりやすいです

２０年ぐらい前、似顔絵を描いてもらおうとしてた時
絵描きさんがばばにこっそり耳打ちしました
『私はこんな仕事をしているから色々な人の顔をみたけど・・ご主人、やくざか刑事ね、目が鋭すぎる怖いね』

終わって・・さっきね、ご主人はやくざか刑事ね目が怖いと言われたよ
と言って・・・二人で大笑い

この頃はじじのきょうだいは・・・じじを怖がっていましたよ・・・

外面男よりよっぽどいいです。今では良きじじになっています　ありがたや～～～～